November 7, 2018 / 11:52 PM / 9 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル113円半ば、米議会のねじれで大統領の暴走に歯止めかかるか

[東京 8日 ロイター] -

<08:41> ドル113円半ば、米議会ねじれで大統領の暴走に歯止めかかるか

ドルは113.59円付近。この日は株価上昇が見込まれ、114円をうかがう展開もあり得るとみられている。

米中間選挙前日の6日にドルは113.45円でニューヨークの取引を終了したが、選挙結果を受けた7日の終値は113.50円だったため、「中間選挙はドルにとってノーイベントだった」(外国銀)との声も聞かれる。

米議会のねじれ現象によって「トランプ氏の暴走と米財政赤字の膨張に歯止めがかかる」(外為アナリスト)とポジティブな影響も期待される。

しかし、トランプ米大統領は中間選挙から一夜開けた7日、セッションズ司法長官が退任するとツイッターで発表した。

事実上の更迭で、中間選挙後に退任するとの見方が出ていたセッションズ氏はトランプ大統領宛ての書簡で「あなたの要請に応じて辞表を提出する」と表明した。

「トランプ氏はセッションズ氏が(2016年大統領選へのロシア介入疑惑を巡る)モラー特別検察官の捜査を止められなかったことに対して以前から憤慨していたので、同氏の更迭はあからさまな司法への介入だ」(国内銀)との意見が聞かれる。

トランプ氏は7日の記者会見で、下院で過半数を奪還したい民主党が政権に対する調査に向けた権限を行使しようとすれば、超党派による協力を断念し、反撃に出ると警告している。

米議会ねじれ現象がトランプ政権にもたらすネガティブな影響として、「トランプ氏の求心力の低下や大胆な政策を実施しにくくなること」(前出の外為アナリスト)もあるが、現時点では、かえって暴走が目立つ状況となっている。

<07:45> ドル113.00─114.00円の見通し、米中間選挙通過で上値余地

ドル/円は113.51円付近、ユーロ/ドルは1.1434ドル付近、ユーロ/円は129.75円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が113.00―114.00円、ユーロ/ドルが1.1390─1.1490ドル、ユーロ/円が129.20―130.40円とみられている。

ニューヨーク外為市場では、前日の中間選挙の結果が消化されるに従いドル相場は上 向いた。当初は「ねじれ」議会が現実のものとなったことで一段の財政刺激策の導入は困 難になりそうだ。

この日の東京市場では「中間選挙を無難に通過したことや米国株の大幅高で、日本株も上昇する蓋然性が高い。ドルは欧州時間にかけて114円をうかがう余地もある」(外為アナリスト)という。

ただ、「今回の米中間選挙は『勝者なき選挙』との指摘もあり、中間選挙の評価はかなり分かれているようだ。株価もボラティリティーが高い状態が続いていることや、FOMC(米連邦公開市場委員会)を目前に控えていることで、慎重な上値追いになりそうだ」(同)との見方もある。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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