November 8, 2018 / 2:42 AM / 8 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル113円後半で膠着気味、米中間選挙の疲労感も

[東京 8日 ロイター] -

<11:35> ドル113円後半で膠着気味、米中間選挙の疲労感も

ドルは113円後半で膠着気味。

株高にもかかわらず、「上昇に覇気がないのは、昨日の疲労感がでているためだろう」(外為アナリスト)という。

また、前日の高値が東京時間に付けた113.82円だったことから、113円後半では利益確定売りなどで、上値が重くなりやすいとみられる。

前日の東京市場では、米長期金利が早朝に急低下したことを受けドルは112.97円まで急落。その後は中間選挙で共和党が追い上げているとの報道を手掛かりに113.82円まで急進するなど乱高下した。

トランプ米大統領は中間選挙から一夜開けた7日、セッションズ司法長官の退任をツイッターで発表。事実上の更迭とみられている。同日の記者会見では、下院で過半数を奪還した民主党が、政権に対する調査に向けた権限を行使しようとすれば、超党派による協力を断念し、反撃に出るとも警告している。

一方、米下院の民主党トップ、ペロシ院内総務は7日、トランプ政権への監視を強めていく姿勢を示した。

ペロシ氏7日の記者会見で「民主党や共和党という以上に、トランプ政権に対する権力の抑制と均衡(チェック・アンド・バランス)を取り戻すことが重要だ」と強調した。

<10:46> ドル指数96前半、前日の2週間半ぶり安値から小反発

ドル指数は96.177付近。

前日の米中間選挙の結果を受けてねじれ議会が現実となったことで、ドル指数の構成通貨で最も比重の大きいユーロが1.1500ドルまで上昇。ドル指数はこの結果95.678まで下落し、2週間半ぶり安値をつけた。

ドル指数はその後反発したが、足元では反発も一服している。

ドルは足元113.60円付近で一進一退。ユーロは1.1433ドル付近で小動きとなっている。

米中間選挙の結果について市場では「ねじれ議会で足場が不安定になったトランプ大統領は、国内および対外政策で一段と強硬な態度に出るだろう。その先には、2020年の大統領選でトランプ氏が敗退する確率が高まるとみている」(国内銀)との意見も聞かれる。今後のトランプ氏は「『存在感のあるレームダック』となりそうだ」(同)という。

<09:55> ドル113円後半、株高・米長期金利高が上昇をけん引

ドルは113.63円付近。

早朝一時113.46円まで下落したが、その後は株価の大幅上昇や米長期金利の上昇にけん引され上値を伸ばしている。

ただ、大幅な株高の割には、ドルの上昇にいまひとつ力がなく、その背景の一つにユーロの反発があるとみられる。

ユーロ/ドルは前日1.1500ドルちょうどまで上昇。ユーロ/円は129.85円付近。英ポンド/円は149.10円付近と、きょうのクロス円は総じてしっかりしている。

ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は8日、政策金利のオフィシャルキャッシュレート(OCR)を過去最低の1.75%に据え置いた。声明ではOCRの次の動きは経済指標次第としたほか、最近の堅調な指標にもかかわらず下振れリスクはなお存在すると指摘し、中立的なトーンとなった。

NZドルは一時、3カ月ぶり高値となる0.6799ドルに急伸したが、すぐに上げ幅を縮小した。NZドル/円はは77円付近。一時77.08円まで上値を伸ばしたが、現在は小幅な値動きにとどまっている。

米10年国債利回りは3.2318%付近。前日のニューヨーク終値は3.2373%だった。前日の海外市場では、米株式市場が2%超上昇して取引を終えたことを受けて、米国債が売られ、長期金利が上昇した。

<08:41> ドル113円半ば、米議会ねじれで大統領の暴走に歯止めかかるか

ドルは113.59円付近。この日は株価上昇が見込まれ、114円をうかがう展開もあり得るとみられている。

米中間選挙前日の6日にドルは113.45円でニューヨークの取引を終了したが、選挙結果を受けた7日の終値は113.50円だったため、「中間選挙はドルにとってノーイベントだった」(外国銀)との声も聞かれる。

米議会のねじれ現象によって「トランプ氏の暴走と米財政赤字の膨張に歯止めがかかる」(外為アナリスト)とポジティブな影響も期待される。

しかし、トランプ米大統領は中間選挙から一夜開けた7日、セッションズ司法長官が退任するとツイッターで発表した。

事実上の更迭で、中間選挙後に退任するとの見方が出ていたセッションズ氏はトランプ大統領宛ての書簡で「あなたの要請に応じて辞表を提出する」と表明した。

「トランプ氏はセッションズ氏が(2016年大統領選へのロシア介入疑惑を巡る)モラー特別検察官の捜査を止められなかったことに対して以前から憤慨していたので、同氏の更迭はあからさまな司法への介入だ」(国内銀)との意見が聞かれる。

トランプ氏は7日の記者会見で、下院で過半数を奪還したい民主党が政権に対する調査に向けた権限を行使しようとすれば、超党派による協力を断念し、反撃に出ると警告している。

米議会ねじれ現象がトランプ政権にもたらすネガティブな影響として、「トランプ氏の求心力の低下や大胆な政策を実施しにくくなること」(前出の外為アナリスト)もあるが、現時点では、かえって暴走が目立つ状況となっている。

<07:45> ドル113.00─114.00円の見通し、米中間選挙通過で上値余地

ドル/円は113.51円付近、ユーロ/ドルは1.1434ドル付近、ユーロ/円は129.75円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が113.00―114.00円、ユーロ/ドルが1.1390─1.1490ドル、ユーロ/円が129.20―130.40円とみられている。

ニューヨーク外為市場では、前日の中間選挙の結果が消化されるに従いドル相場は上 向いた。当初は「ねじれ」議会が現実のものとなったことで一段の財政刺激策の導入は困 難になりそうだ。

この日の東京市場では「中間選挙を無難に通過したことや米国株の大幅高で、日本株も上昇する蓋然性が高い。ドルは欧州時間にかけて114円をうかがう余地もある」(外為アナリスト)という。

ただ、「今回の米中間選挙は『勝者なき選挙』との指摘もあり、中間選挙の評価はかなり分かれているようだ。株価もボラティリティーが高い状態が続いていることや、FOMC(米連邦公開市場委員会)を目前に控えていることで、慎重な上値追いになりそうだ」(同)との見方もある。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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