November 19, 2018 / 2:44 AM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル112円後半で足踏み、G20首脳会議に関心

[東京 19日 ロイター] -

<11:39> ドル112円後半で足踏み、G20首脳会議に関心

ドルは112.65円付近で上値の重さが意識されている。きょうこれまでの値幅はは112.60―112.85円と狭い。

市場の関心は、アルゼンチンで11月30日―12月1日に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に注がれている。

同会議に合わせて米国と中国は首脳会談を行う予定で、今後の米中貿易のロードマップを示せるか否かが焦点となる。

トランプ大統領は16日、中国が貿易合意を求めており、同国に追加関税を課す必要がなくなる可能性があるとの認識を示した。

トランプ政権はこれまでに、2500億ドル相当の中国製品に対する輸入関税措置を発動。トランプ氏は米国の主張を中国が受け入れなければ、新たに2670億ドル相当の中国製品に対する関税措置を発動させる意向を示している。

しかし、「先のAPEC首脳会談でも、米国サイドは中国に強硬姿勢を見せており、来週の米中でも物事がスムーズに運ぶようには到底思えない」(国内銀)とされ、市場参加者は警戒感をにじませている。

<10:31> ドル112円後半、米長期金利は3.06%付近で低迷

ドルは112.70円付近。

ドルは方向感に乏しいが、前週末の海外市場で112.65円まで下落したこともあり、上値の重さが意識されているもようだ。

米10年国債利回りは3.0628/0592%の気配。

米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が米金利はFRBが中立金利とみなす水準に近づいているとの見方を示し、現在の引き締めサイクルが近く終了する可能性を示唆したことを受け米長期金利は低下圧力にさらされている。

米商品先物取引委員会(CFTC)によると、投機筋は10年物の米国債先物の売り越し(ネットショート)を11月13日時点で33万3195枚まで圧縮した。前週は53万9186枚のネットショートだった。

ショート圧縮の規模は過去1年半で最大級となった。

この間、米10年国債利回りは3.250%から3.138%まで低下しており、投機筋はショートを「踏み上げさせられた」(国内銀)(損失を計上しつつショートカバーした)と見られる。

ただ、足元では一段と米長期金利が低下しているため、さらなるショートカバーが進んだ可能性がある。

<09:17> ドル112円後半、来年の米利上げ見通し不確かに

ドルは112.78円付近。朝方一時112.60円まで下落した。

米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長の発言を受けて、「米利上げが順調に進むとのシナリオが崩れた。来年は3回の(利上げ)見通しだったが、1回あるかどうかすら不確かになってきた」(FX会社)という。

このため、順調な利上げ見通しを根拠に積み上げられてきたドル買いのポジションは解消に向かっている。

米商品先物取引委員会(CFTC)が16日に公表したデータを基にロイターが算出したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(11月13日までの週)によると、ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する買い越し額は271億1000万ドルと、前週の286億6000万ドルから減少した。

ユーロの売り越しは減少に転じ、前週から9824枚減の3万7019枚。一方、円の売り越しは1万3172枚増の10万2294枚。

財務省がさきほど発表した10月貿易統計速報は、貿易収支が4493億円の赤字だった。赤字は2カ月ぶり。ロイターの予測中央値は700億円の赤字だった。

10月の輸出は前年比8.2%増の7兆2434億円となった。一方、同月の輸入は前年比19.9%増の7兆6927億円だった。為替市場は貿易統計について、特段の反応を示していない。

<08:19> ドル112円後半、米イールドカーブは再び平たん化

ドルは112.69円付近。

早朝の取引で112.71円まで下落した後、いったん112.85円まで反発したが、現在は再び安値圏に下落している。

ドル安の背景には、米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が米金利はFRBが中立金利とみなす水準に近づいているとの見方を示し、現在の引き締めサイクルが近く終了する可能性を示唆したことを受けた米長期金利の低下がある。

中立金利とは、経済を過熱も減速もさせない金利水準。

クラリダ副議長は「経済の現状、およびFRBの景気見通しを踏まえると、中立的であることは理にかなう」とも述べた。

なお、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明から、「金融政策のスタンスは緩和的」との文言が削除された。

それまでの声明には、利上げ後も政策スタンスは「緩和的」との文言があった。しかし、9月まで8回のFF金利の引き上げにより、金利水準が中立に近づいたことをFRBが認めた格好となった。

一方、米国債市場では2年債と10年債の利回り格差(長短スプレッド)が再び縮小傾向を示し、イールドカーブが平たん化している。クラリダ氏の発言を受け、長期金利の低下が促された。

長短スプレッドは25.66ベーシスポイント(bp)で前週末の26.2bpから若干縮小。同スプレッドは11月2日に30.2bpで頭打ちとなり、その後は緩やかな低下を見せている。

<07:32> ドル112.30─113.30円の見通し、FRB高官の発言を消化へ

ドル/円は112.84円付近、ユーロ/ドルは1.1413ドル付近、ユーロ/円は128.48円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が112.30―113.30円、ユーロ/ドルが1.1360─1.1460ドル、ユーロ/円が128.10―129.30円とみられている。

ドルは早朝の取引で一時112.71円まで下落した。

これは「米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長の発言をきっかけとした米金利先高感の後退によるドル売りが関係している可能性がある」(外為アナリスト)とされ、アジア時間にも引き続きクラリダ氏の発言を消化する動きがでそうだ。

クラリダ副議長は16日、CNBCのインタビューで、金利がFRBが中立的な水準とみなす2.5―3.5%に近づくにつれ、政策担当者は労働市場とインフレ動向を緊密に注視する必要があると指摘。

「現在は特にデータに依存する必要がある時点に差し掛かっている」とし、「経済の現状、及びFRBの景気見通しを踏まえると、中立的であることは理にかなう」と述べた。

また、米国の生産性が上昇していることは楽観視していると指摘。経済や賃金の伸び加速が必ずしもインフレ高進を招き、さらなる利上げが必要とされるとはみていないと示唆した。

さらに「世界的な減速を示唆する証拠はある」とし、貿易や資本市場を通じて経済に大きな影響を与えることから、米経済の見通しを考える上で関連する問題だと述べた。

またダラス地区連銀のカプラン総裁もフォックス・ビジネスのインタビューで、欧州と中国で成長減速がみられるとし、「世界経済の成長がやや向かい風を受け、米国に波及するかもしれないという見解を持っている」と述べた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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