December 5, 2018 / 6:26 AM / 5 days ago

〔マーケットアイ〕外為:英ポンド143円前半、合意なきブレグジットに対する懸念も

[東京 5日 ロイター] -

<15:20> 英ポンド143円前半、合意なきブレグジットに対する懸念も

英ポンド/円は143.35円付近できょうの安値圏。

英ポンド/ドルは1.2681ドル付近で軟調。

メイ英首相と欧州連合(EU)首脳が合意した英国のEU離脱案は12月11日の英議会にかかる予定だが、同案が下院の採決で承認される可能性は低いと見られている。

離脱案が下院で否決された場合、政府は21日以内にその後の方針を示すよう法律で定められている。政府はこれまで、同案が否決されれば英国は合意なしにEUを離脱することになると説明している。

「英議会では離脱案に反対派が多い中で、否決されればメイ氏の進退にも直接的な影響を及ぶだろう。ポンドの上値余地は限定的とみられる」(国内銀)

こうした見通しは、英ポンドのみならず、ユーロの下押し要因になっている。

ユーロはこの日1.1346ドルから1.1317ドルまで下落した。

<13:40> ドル113円付近、米長期金利低下で113円台は「居心地悪い」との声

ドルは113円付近。きょうはジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の死去に伴う「国民追悼の日」で、この日に予定されていたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言が延期されたほか、米連邦政府機関も閉鎖され、金融市場の参加者も米国時間にかけて減少するとみられている。

午前の取引では仲値にかけて輸入企業のドル買い/円売りが出たとされ、ドルはこじっかり。その後は、前日米国株が大幅安になったにもかかわらず、「日本株の下げ幅が縮小したことや、アジア株の下落がそれほどひどくはないことで、113円台に乗せる場面もあったが、米長期金利の低下で113円台は居心地が悪い」(外為アナリスト)との声があった。

米10年国債利回りの4日ニューヨーク終盤の水準は2.9154%。3日終盤には2.9910%だった。

市場が関心を寄せていた武田薬品工業は5日、臨時株主総会で、アイルランドの製薬大手シャイアーの買収を承認した。同ニュースに対する市場の反応はいまのところ限定的。

市場では、トランプ大統領が4日ツイッターで、中国との通商交渉で「本物の合意」が可能かどうかはライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が判断すると発言する一方、「私はタリフマン(関税の男)なのでよろしく」とけん制したことが話題となっていた。

<12:01> 正午のドルは112円後半、豪ドル/円が続落

正午のドルは前日NY市場終盤の水準から小幅高の112円後半。海外市場の流れを引き継いで、下落して取引が始まった日本や中国株が次第に下げ幅を縮小したことで、ドルも前日の下げから小幅に切り返した。一時113.02円をつけた。

豪ドル/円は続落。82円後半から前半まで売られ、11月28日以来の安値をつけた。第3・四半期の実質国内総生産(GDP)が前期比0.3%増と、事前予想の0.6%増を大きく下回ったことが手がかり。

個人消費の低調さが目立ったといい、バークレイズは今年通年の成長率見通しを3.4%から3.0%へ引き下げた。

<09:10> 武田薬の株主総会に注目、円相場荒れる可能性

市場では、武田薬品工業がきょう午前10時から開催する臨時株主総会の結果次第で、円相場が変動する可能性があるとの指摘が出ている。

武田薬は総会で、アイルランドの製薬大手シャイアー買収の賛否を問う。両社の議決権行使助言会社は支持を表明済みで、否決を予想する声はほとんどないが、10%の株式を保有している創業家の一部などが反対に回るおそれがあり「否決の可能性がゼロではないことを警戒する向きもある」(外銀)という。

そのため承認を得られれば、いったん円が下落する可能性があるとの見方の一方、株安で円が急伸している地合いをにらみ、投機筋が「セル・ザ・ファクトの円買いを仕掛けてくることも考えられる」(邦銀)との指摘も出ている。

英ポンド/円は現在143円前半。海外市場では一時142円後半と、10月後半以来1カ月半ぶり安値を付けた。

英国では前日、メイ政権が欧州連合(EU)離脱に関する法的助言の公表を拒否したことが議会侮辱に当たると認定する動議を、議会が賛成多数で可決。与党保守党議員が示した修正動議の採決も否決され、ポンド/ドルは1年5カ月ぶり安値を更新した。

ドル/円は112.80円付近で売買が交錯。日経平均は取引開始直後に一時300円安となった後、170円安まで下げ幅を縮小している。

<07:55> ドル112.30─113.20円の見通し、クロス円軟調

きょうの予想レンジはドル/円が112.30―113.20円、ユーロ/ドルが1.1300─1.1370ドル、ユーロ/円が127.20―128.50円。

米株急落受けて、アジア株がどう反応するかに市場の関心は集まっている。日本や中国株が一段安となれば、円買いはさらに活発化する見通しで、特にクロス円の下げが加速する可能性がある。同時にドル買いも強まっているため「ドル/円は112円前半でサポートされそう」(邦銀)という。

ドルは前日海外市場で一時112.58円まで下落。11月20日以来2週間ぶり安値をつけた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below