June 2, 2019 / 11:52 PM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル108円前半、グローバル経済の減速懸念強まり108円割れも

[東京 3日 ロイター] -

<08:46> ドル108円前半、グローバル経済の減速懸念強まり108円割れも

ドルは108.23円付近。朝方一時108.17円まで下落し、4カ月半ぶりの安値をつけた。

市場では通商政策をめぐる「トランプリスク」が強く意識されている。

「米通商政策の強硬姿勢は、中国、メキシコ、インドにまで及んでいる。日本については8月まで待つとのことだが、日本にだけ優しい対応はありえないだろう」(FX会社)との意見が聞かれた。

ユーロは120.95円付近で、一時120.80円まで下落し、1月3日のフラッシュクラッシュ以来の安値をつけた。

強硬な米通商政策の影響でグローバル経済が一段と減速するとの懸念から、外為市場は典型的なリスク回避の地合いとなっており、ドルと円が両方買われやすくなっている。

ただ、今回は「リスク回避を導いた台風の目が米国にあること、クロス円で円が大幅に買い進まれていることなどから、円がより買われやすくなっている」(前出のFX会社)という。

ドルは108円割れ方向に進むとの見方が多いが、107円台では実需の買いが見込まれるため、一気に107円割れの可能性は足元では小さいという。

<07:35> ドル107.80─108.80円の見通し、「トランプリスク」意識した株安警戒

ドル/円は108.18円付近、ユーロ/ドルは1.1170ドル付近、ユーロ/円は120.87円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が107.80―108.80円、ユーロ/ドルが1.1120─1.1220ドル、ユーロ/円が120.40―121.40円とみられている。

前週末31日のニューヨーク市場では、トランプ米大統領がメキシコの移民対策が不十分として同国の輸出品に関税をかける方針を示したことを受け、逃避先通貨としての円に買いが殺到した。

早朝の取引でドル/円は108.17円まで下落し、1月14日(107.98円)以来4カ月半ぶりの安値をつけた。

ユーロ/円は120.80円まで下落し、1月3日のフラッシュクラッシュ以来の安値をつけた。

きょうは「対メキシコ関税をきっかけに『トランプリスク』が強く意識されているため、株安警戒感が出ている。ドルが109円台に戻るのはかなり厳しい」(外為アナリスト)との見方が出ている。

米長期金利の低下もドル安を促しそうだ。

前週末、複数の大手欧米金融機関は金融政策の見通しを変更し、年内に1回または2回の利下げ予想する機関が増えた。

米10年債利回りは5月31日、2.0160%をつけ、2017年9月24日以来の低水準となった。

東京時間には、ドル107円台を買い場とみて実需筋を中心に下値を拾う動きも出そうだが、きょうは中国財新のPMIの発表も予定され、ドルの上値余地は限定的とみられる。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below