June 17, 2019 / 4:52 AM / 6 months ago

〔マーケットアイ〕外為:米国債の予想変動率、2年半ぶり高水準 FOMC前に売り急増

[東京 17日 ロイター] -

<13:44> 米国債の予想変動率、2年半ぶり高水準 FOMC前に売り急増

18─19日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、市場は全般小動きだが、高値圏の推移が続く米国債市場では一段と緊張感が強まっている。

米国債市場の変動予想を示すバンク・オブ・アメリカ・メリル・リンチ(BAML)のMOVE指数は、利下げ観測が高まった前月から急上昇し始め、1カ月物は現在80.82と16年12月以来2年半ぶり高水準へ到達。相場急変の可能性が高まっていることを示唆している。

また、米商品先物取引委員会(CFTC)の集計によると、11日現在の投機筋(非商業部門)の2年国債先物の売り越し幅は17万5614枚と、前週の4万6058枚から急増した。

みずほ証券によると、この前週比増加幅は過去最大。「ロングポジションのアンワインドや、FOMCおよびFRB議長会見がタカ派的だった場合のヘッジとして、ショートが拡大したとみられる」という。

「7月利下げの予告」(外銀)と参加者が想定する今回のFOMC。米金利が大きく振れれば、ドル相場にも影響が及びそうだ。

ドルは108円半ばでもみあい。

<12:01> 正午のドルは108円後半、米長期金利の持ち直しで6日ぶり高値

正午のドル/円はニューヨーク市場午後5時時点(108.55/58円)に比べ、若干ドル高/円安の108円後半。

米長期金利の持ち直しを受けて、一時108.71円と6日ぶりの高値をつけた。

ただ、米国を巡るリスクは、中国との貿易摩擦に加え、対イラン問題も加わり、広がる一方で、外為市場では買うべき通貨が見当たらないなか「渋々ドルを買っている状況」(FX会社)だという。

米10年国債利回りは現在2.1098/1081%付近。同利回りは一時2.1133%と、早朝の2.0821%から持ち直して上昇した。

上昇の背景は「(短期筋が)複数回の米早期利下げを織り込み過ぎたため、FOMC(米連邦公開市場委員会)を控えて若干のポジション調整的な売りが出た」(外国銀)ためとみられる。

多数のプライマリーディーラー(米公認政府証券ディーラー)はFRBが今夏から利下げを開始すると予想しているが、ゴールドマンと他の数社のプライマリーディーラーは企業活動や消費者動向が大幅に悪化しない限り、早期の利下げはないとみる。

<10:40> ドル108円後半、米長期金利は反発し2.11%台

ドルは108.70円付近で今朝の高値圏。ユーロは1.1219ドル付近。

米10年国債利回りは2.1115/1098%付近と、早朝の2.0821%から反発し、ドル買い材料になっているという。

前週末は、ユーロや英ポンドが売られ、ドル指数が約10日ぶりの高値をつけるなど、ドル高の流れとなった。

「前週末に売られたユーロやポンドからバトンタッチして、きょうは円が売られている。ただ、米国を巡るリスク要因に変化はなく、買うものが見当たらないので、仕方なく、渋々ドルを買っているという状況だ」(FX会社)という。

ドルを巡るリスクには、米中関係の緊張やイランとの緊張も含まれる。

ポンペオ米国務長官は16日、米国はイランとの戦争を望んでいないが、中東の石油輸送の要衝における航行の安全を確保するため外交を含めあらゆる手段を講じるとの考えを示した。

一方、イランは17日、2015年に締結した核合意のさらなる履行停止に向けた措置を発表する。イラン政権に近いタスニム通信が16日、情報源を明らかにせず報じた。

米中関係では、来週末に迫った20カ国・地域首脳会合を前に、米中首脳会談の予定はまだ決まっていない。

一方、香港では、中国本土への容疑者引渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の撤回を求める大規模デモは16日も続き、主催者によると同日のデモ参加者は200万人近くに上った。

早朝の取引では、この香港のデモを嫌気して円買いが進み、ドルは一時108.45円まで下落した。

<10:04> ドル108円後半に上昇、実需の買いフロー

ドルは108.64円付近。一時108.67円まで上昇し、14日ニューヨーク市場の高値を上抜けた。実需の買いフローがドルの上昇を牽引しているもようだ。

市場の関心は明日から開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)に注がれている。

米ゴールドマン・サックスGS.Nは16日、世界的な貿易摩擦を受けた米景気減速に備え、米連邦準備理事会(FRB)が「保険」として利下げを実施する可能性に懐疑的な見方を示した。 多数のプライマリーディーラー(米公認政府証券ディーラー)はFRBが今夏から利下げを開始すると予想している。

一方、ゴールドマンと他の数社のプライマリーディーラーは企業活動や消費者動向が大幅に悪化しない限り利下げはないとみる。

<07:46> ドル108.00─109.00円の見通し、香港のデモ拡大でリスク回避の円買い

ドル/円は108.53円付近、ユーロ/ドルは1.1214ドル付近、ユーロ/円は121.72円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.00―109.00円、ユーロ/ドルが1.1180─1.1280ドル、ユーロ/円が121.20―122.20円とみられている。

早朝の取引でドルは108.45円まで下落した。

市場では、早朝ドル安について、「週末に香港で抗議デモが拡大したことを嫌気し、リスク回避の円買いが流入したとみられる」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

香港で13日、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案を巡り、立法会(議会)の建物付近で改正案に反対するデモ参加者と警察との間で小競り合いが発生した。前日の大規模デモでは、警察がゴム弾や催涙スプレーを使用してデモ隊排除に当たった。

一部の報道では、週末のデモ参加者は200万人に達したとされている。 米国で一部議員らが逃亡犯条例の改正をけん制する法案を議会に提出したことを受け、中国の楽玉成外務次官は14日、米国のロバート・フォーデン駐中国臨時代理大使を呼び出し、厳重に抗議した。 米上院の超党派議員は13日、国務省に香港の自治権の検証を義務付ける法案を提出した。米国は1992年制定の米国・香港政策法に基づき香港に優遇措置を適用しているが、法案が成立すれば、優遇措置の継続が妥当かどうかを判断するため、国務省が香港の自治権の状況を毎年検証することになる。

14日のニューヨーク市場では、米小売売上高が堅調だったことや、英ポンドやユーロなど欧州通貨が下落したことで、ドル指数が約2週間ぶりの高水準を付けた。

主要6通貨に対するドル指数は目下97.509と、6月3日以来の高水準にある。ただ、「欧州通貨安という他律的な強さで、ドル独自の強さをあらわしたものではない」(国内金融機関)との見方も出ていた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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