June 19, 2019 / 5:50 AM / in 4 months

〔マーケットアイ〕外為:ドル108円前半で軟調、米中協議再開期待のドル買いの巻き戻し

[東京 19日 ロイター] -

<14:38> ドル108円前半で軟調、米中協議再開期待のドル買いの巻き戻し

ドルは108.33円付近できょうの安値圏。

前日の海外市場では、トランプ米大統領が今月末の20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて米中首脳会談を実施するとし、それに先立ち通商問題を巡る事前協議を開始するとしたことで、ドルは一時108.67円まで買われた。

しかし、きょうは「米中首脳会談は実施そのものより中身が重要。昨日のドル買いはユーロ安の裏側での受身的なドル買いだった。午後の取引では、そうしたドル買いの巻き戻しが出ている」(FX会社)との指摘があった。

明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)については「将来的に利下げの準備はできているというニュアンスは示すだろう」(同)とみられている。ただ、4日の議長発言程度の内容にとどまれば、利下げを織り込んで上昇してきた米国株が下落するリスクもあるという。

FRBのパウエル議長は4日、世界的な経済成長に対するリスクとなっている通商問題が及ぼす影響を注視しておりFRBは「適切に」対応すると述べ、利下げの可能性を排除しない姿勢を示した。

議長の講演には、FRBの金利水準は適切であるとの文言も、金利水準の変更には「忍耐強く」対処するとの文言も含まれなかった。

<13:28> ドル108円前半に下落、日本国債利回り2年10カ月ぶり低水準

ドルは108.39円付近。

米長期金利が前日の低水準から持ち直す一方で、日本国債10年最長期債利回りは2016年8月1日以来、2年10カ月ぶりの低水準(マイナス0.155%)に低下した。日米利回り格差は若干拡大したものの、ドル売り/円買いの流れとなっている。

市場参加者の関心は、明日の日本時間午前に明らかになる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果だが、同日の日銀金融政策決定会合の結果も注目される。

ロイターが市場関係者を対象に行ったアンケート調査では、日銀の「次の一手」が金融緩和になるとみる向きが増え、引き締めとみる向きを わずかに上回った。

「緩和派」からは米国が利下げに動く中、日銀も政策金利に対するフォワードガイダンスの修正などを通じて緩和姿勢を強調するとの見方が出ている。

為替が 1ドル100円を割り込めば追加緩和の引き金になるとの見方も多い。 調査期間は6月5日─17日。

<12:00> 正午のドルは108円半ば、株高でも円安限定的

正午のドルは前日NY市場終盤の水準と変わらずの108円半ば。日経平均が300円超の上昇となったものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)を今夜に控え、値動きは小幅だった。

序盤は底堅かったクロス円も、正午前には一服。円安は限定的だった。豪ドルは74円半ばでもみあい。

シティグループ証券チーフFXストラテジストの高島修氏は、トランプ米大統領が前日、 欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁の発言に言及したことに注目したという。

「総裁が追加緩和の可能性を示唆してユーロが売られたタイミングで、(大統領から)けん制発言が飛び出した。米政権は貿易戦争と同時に通貨戦争も仕掛けるとの見方が市場でも浮上しているが、それを裏づけるような一幕だった」という。

トランプ大統領は前日、ドラギ総裁の発言について「ユーロの下落で欧州は不当に、容易に米国と競争できるようになる。欧州は中国などと同様、長年にわたりこうしたことをしてきた」とツイッターに投稿した。

<09:09> ドル108円半ば、株高でクロス円堅調

日経平均が寄り付き直後から300円超の上昇となったことを背景に、為替市場ではクロス円が堅調。米中首脳会談への期待感もあり、豪ドルは74円後半と前日安値から1円近い上昇となった。リスクオンの流れで買われたNZドルも70円後半と同1円弱反発。

ドルは108.60円まで買われ、海外高値108.67円に接近している。「最近のリスクオフの流れそのものが反転するかがポイント」(トレーダー)になるという。

<08:00> ドル108.00─109.00円の見通し、FOMC後ももみあいか

きょうの予想レンジはドル/円が108.00―109.00円、ユーロ/ドルが1.1130─1.1230ドル、ユーロ/円が121.00―121.80円付近。

海外市場ではドル/円が激しく上下動。山形県沖を震源とする地震の発生などで108.06円まで売られた後、トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と電話で会談し、大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)で首脳会談を行うことを明らかにしたことなどで、108.67円まで急速に値を戻した。

きょう日中は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて小動きとなりそうだが、米中首脳会談が現実味を増したことで「FOMC後も首脳会談を見極める必要が出てきた」(邦銀)といい、しばらく関連ニュースに上下する展開となる可能性を指摘する声が出ている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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