July 3, 2019 / 12:39 AM / 13 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル107円後半、米中会談前の水準へ反落 ECB人事も円高材料

[東京 3日 ロイター] -

<09:27> ドル107円後半、米中会談前の水準へ反落 ECB人事も円高材料

朝方の取引でドルは107.69円まで下落。海外市場の安値を小幅に下抜け、6月28日以来の安値をつけた。米中首脳会談を好感して週初から進んだドル高/円安が帳消しになった形だ。

市場では、欧州中央銀行(ECB)の次期総裁に国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事を充てることで、欧州連合(EU)首脳が合意したことが、円の堅調地合いを支えたとの指摘も出ている。

有力候補だったドイツ連銀のワイトマン総裁ではなかったことで「ECBのタカ派化懸念が後退」(外銀)し、ユーロに下げ圧力がかかりやすくなるとの見方だ。

ラガルド氏は金融政策に直接携わった経験はないものの、IMFトップとしてグローバル景気下支えの必要性を繰り返し強調していたこと、ECBの運営に理解を示していたことなどから「現在の路線を大きく変更するとは考えづらい」(別の外銀)という。

<08:01> ドル107.50─108.50円の見通し、円堅調か

きょうの予想レンジはドル/円が107.50―108.50円、ユーロ/ドルが1.1230─1.1340ドル、ユーロ/円が121.20―122.20円付近。

海外市場で目立ったのは米金利の低下とドル安/円高。10年債利回りは再び2%を割り込み、6月につけた2年半ぶり低水準へ再接近。主に対円でドルが売られ、ドル/円は一時107.77円まで下落。米中首脳会談前の水準へ反落した。

市場ではこの背景として様々な要因が指摘されているが、関係者の注目を集めたのは、ペンス米副大統領の突然の出張中止。報道によると、ペンス氏はワシントン郊外の空軍基地から呼び戻され、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談した。

一方、ロシアは北極圏で深海探査を行っていた潜水艇で火災が発生し、乗組員14人が死亡したと発表した。こうした報道と市場の動きに直接的な関係があったかは明確ではないが、「香港のデモや米国の欧州連合(EU)への報復関税なども含め、リスクオフに傾きやすい話題が増えてきた」(トレーダー)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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