[東京 4日 ロイター] -
<08:01> ドル107.30─108.10円の見通し、円高進行に警戒
きょうの予想レンジはドル/円が107.30ー108.10円、ユーロ/ドルが1.1250─1.1330ドル、ユーロ/円が121.00―122.00円付近。
きょうは米国が休場で、日中からドル/円は小動きとなりそうだ。前日海外市場では欧州国債金利の低下が目立ったものの、欧州委員会がイタリアへの赤字是正勧告を見送る姿勢を示したことなどが支えとなり、ユーロはもみあいとなった。
トランプ米大統領はツイッターに「中国や欧州は為替操縦ゲームを派手に楽しんでおり、米国と張り合うために金融システムにお金をつぎ込んでいる。われわれも『対抗』すべきだ」と投稿した。米国が半日取引で参加者が少ないこともあり、ユーロの下げは限定的だった。
一方、米国株が最高値を更新する中でも円の下げが限られていることに関心を寄せる声が出ている。米中対立や金利差縮小懸念などが円安余地を狭めているようだが、「米株が下げ始めたら円高進行が勢いづくのではないか」(トレーダー)という。
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