July 9, 2019 / 12:09 AM / in 2 months

〔マーケットアイ〕外為:トルコリラは18円後半、中銀総裁更迭後の下げの半値戻し

[東京 9日 ロイター] -

<09:00>トルコリラは18円後半、中銀総裁更迭後の下げの半値戻し

トルコリラ/円は18.95円付近で比較的落ち着いた値動き。

8日早朝の取引では、トルコのエルドアン大統領が中央銀行のチェティンカヤ総裁を前週末に更迭したことが伝わったことで、証拠金取引を中心とする売りが集中し、トルコリラが19円前半から18円後半まで下落したが、今朝はその下落分の約半分を取り戻した水準での取引となっている。

大統領令によると、後任にはウイサル副総裁が昇格する。来年末まで任期が残っていたチェティンカヤ氏が更迭された正式な理由は明らかにされていないが、利下げによる成長てこ入れを望むエルドアン大統領は、昨年9月以降高金利を維持して市場から信頼を得てきたチェティンカヤ氏が「目の上のたんこぶとなり、排除した格好」(アナリスト)だという。

エルドアン大統領率いる与党・公正発展党(AKP)はさらに中銀の法定準備率の引き下げを提案している。AKP幹部のメフメット・ムス氏が8日、明らかにした。

ムス氏は「われわれは(中銀の)法定準備金をトルコの通商法に準拠させようとしている。法定準備金は控除後利益の10%になるよう提案する」と述べた。現在の水準は利益の20%。

ロイターは6月、関係者の話として、トルコ政府が中央銀行の法定準備金を国庫に移管する計画を復活させ、悪化が続く財政のてこ入れに460億リラ(80億ドル)を充当する方針と報じていた。

法定準備金は、外貨準備とは別に中銀が緊急事態に使えるよう剰余金を確保することを義務付けられているもの。

<07:27> ドル108.20─109.20円の見通し、投機筋の円ショートが大幅縮小

ドル/円は108.72円付近、ユーロ/ドルは1.1216ドル付近、ユーロ/円は121.92円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.20―109.20円、ユーロ/ドルが1.1180─1.1280ドル、ユーロ/円が121.40―122.40円とみられている。

市場参加者はパウエルFRB議長が10─11日に行う議会証言に関心を向けている。パウエル氏は9日にもストレステストをテーマに録画映像で講演する予定だが、質疑応答の機会はない。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したデータを基にロイターが算出したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(7月2日時点)によると、ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する買い越し額は146億6000万ドルと、前週の217億1000万ドルから減少し、2018年7月以来の低水準となった。減少は6週連続。

円のネットショートは前週の1万0147枚から1227枚まで急減した。

円については「投機筋のポジションが相当か軽くなっているので、(ドル/円は)上下両方向に動きやすいとみられる。また、ポジションの累積がほぼないため、何らかのリスク要因が顕在化した場合でも、ショートの巻き戻しによる急激な円高リスクは限定的となりそうだ」(外為アナリスト)という。

今回のデータは5日の米雇用統計発表前の市場のセンチメントを反映している。6月の雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を上回り、FRBが今月50ベーシスポイント(bp)の利下げに踏み切るとの観測が後退したが、市場は依然として25bpの利下げを予想している。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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