[東京 18日 ロイター] -
<09:14> 米利下げ幅予想、ブラックアウト目前でも定まらず
CMEグループのFEDウオッチによると、7月に0.5%の利下げが行われる確率は36.9%と、4割を超えていた6月下旬以来の水準へ再上昇した。6月住宅着工件数が予想を下回ったことが一因となったもようだ。
今月20日から米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーは、情報発信を控えるブラックアウト期間に入る。直前になっても市場予想は定まりきらない状況で、思惑が米金利やドルの変動につながっている。
ドルは107.91円付近でもみあい。
<07:59> ドル107.50─108.50円の見通し、米金利低下が重し
きょうの予想レンジはドル/円が107.50―108.50円、ユーロ/ドルが1.1170─1.1250ドル、ユーロ/円が120.80―121.70円付近。
海外市場ではドルが全面安。6月米住宅着工許可件数が2年超ぶりの低水準を記録したこと、トランプ米大統領が中国との通商合意に向けた道のりはなお長いなどと発言したことなどが背景となり、10年債利回りが前日夕方の2.10%付近から2.04%付近まで低下したことがけん引した。
国際通貨基金(IMF)が「対外部門の安定性に関する報告書」で、ドルは短期のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に基づくと、6─12%過大評価されているとの見解を示したことが、ドル売りにつながったとの指摘もあった。
日中もドルの上値は重くなる見通し。市場では豪で発表される雇用統計に関心を示す声が出ている。
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