July 23, 2019 / 1:41 AM / 4 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル108円前半、米中通商協議の進展期待も

[東京 23日 ロイター] -

<10:32> ドル108円前半、米中通商協議の進展期待も

ドルは108.05円付近。ユーロは121円付近。

市場参加者によると、108円ちょうどに明日のニューヨーク時間に期日を迎える大量のオプションがあるため、防戦の売買が108円付近で出やすく、結果的にドル/円の値動きは108円付近に収れんしやすくなっているという。

前日の米国時間にはムニューシン米財務長官とライトハイザー通商代表部(USTR)代表が米中通商協議のため訪中すると一部で報じられ、ドルが強含む場面があったが、きょう23日も米中通商協議の進展に対する期待感が残っているという。

「前日の報道などから中国側が譲歩し始めたと感じられ、今週から始まる実務レベルでの日米通商交渉でも初めから角を突き合わせるような事態にはならないだろう」(FX会社)との見方が聞かれた。

中国国営の新華社は21日、米中が長期化する貿易戦争の終結を目指す中、一部の中国企業が米国産農産物の新たな購入を模索していると伝えた。 トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は先月の20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の際に通商協議の再開で合意。トランプ氏はその際、新たな関税は導入しないと表明し、米当局者らは中国が米国産農産物を購入することに同意したと述べていた。

しかし、その後トランプ氏は、中国が農産物購入の約束を果たしていないとして、不満をあらわにしていた。

<08:48> ユーロは120円後半、ECBのサプライズ利下げはあるか

ユーロ/円は120.93円付近、ユーロは1.1206ドル付近。両通貨ペアとも小動き。

欧州中央銀行(ECB)は25日に理事会を開催するが、金利市場によると、ECBが中銀預金金利を10ベーシスポイント(bp)引き下げマイナス0.50%とする確率は46%となっており、にわかに「サプライズ利下げ」の思惑が広がっている。

市場の一部では20bpの利下げの見通しまで浮上している。

ECBの緩和傾斜の思惑から、ユーロ/円は今月1日に123.34円と直近の高値をつけた後、下落トレンドを続け、18日には120.78円と1月3日以来の安値をつけた。

市場では「今回の理事会でECBが緩和スタンスを示せば、ユーロ/ドルはあまり動かず、ユーロが対円などの他の通貨で売られる可能性がある」(国内金融機関)との意見が聞かれる。

来週、米連邦準備理事会(FRB)による25bpの利下げが確実視されているドルとユーロの金利差には大きな変化がない一方で、緩和手段が限られる日銀との関係ではユーロ安/円高が進みやすいためだ。

ロイターが今月4―17日に100人のエコノミストを対象に実施した調査によると、エコノミストの3分の2がECBは7月にフォワードガイダンスを緩和バイアスに修正した上で9月に中銀預金金利を引き下げると予想した。ユーロ圏経済については、近く改善するとはみられていない。

調査では過半数のエコノミストが年内の資産買い入れプログラム再開を見込んでいないものの、同プログラムの再開を予想するエコノミストの割合は先月の約15%から40%近くに上昇した。

米大手資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は19日、ロイターとのインタビューで、ECBは景気刺激に向け将来的に株式買い入れを実施する必要が出てくるとの見方を示した。

<07:51> ドル107.30─108.50円の見通し、新英首相の就任で英ポンドの動向を注視

ドル/円は107.89円付近、ユーロ/ドルは1.1207ドル付近、ユーロ/円は120.92円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が107.30―108.50円、ユーロ/ドルが1.1170─1.1250ドル、ユーロ/円が120.50―121.30円とみられている。

きょうは英国で与党保守党の党首選の結果が判明するが、合意なき欧州連合(EU)からの離脱も辞さないジョンソン前外相が就任することがほぼ確実視されており、英ポンドへの影響が注視される。

「きょうは英国の新首相選任を巡り、ポンドが波乱含みとなる可能性がある。ポンドの動きに影響を受けやすいユーロの動向にも注意が必要だ」(外為アナリスト)との意見が出ている。

英国のハモンド財務相は21日、ジョンソン氏が首相に就任した場合は辞任すると表明した。「ジョンソン氏が首相になる場合、彼の政権でポストを得る条件として10月31日に合意なき(EU)離脱を実施する可能性を受け入れることが含まれる。これは私には決して受け入れられない」と強調した。

英ポンド/円は現在134.59円付近。早朝の安値134.49円から上昇しているものの、前日の高値135.08円からは大幅安の状況だ。

英ポンドは1.2478ドル付近で今のところは動意薄。

前日のニューヨーク市場でドルの高値は108円ちょうどと、東京市場の高値108.07円を下回った。

ニューヨーク時間には米長期金利が低下してドルの上値を抑えたほか、トランプ米大統領による米連邦準備理事会(FRB)に対する度重なる利下げ要請もドルの上値を重くした。

トランプ大統領は、FRBが実施した政策金利引き上げなど金融引き締め策は間違いだったとして、政策運営を「二度と誤るな」と指摘し、早期利下げを実施するよう改めて圧力をかけた。

CMEグループのフェドウオッチによると、FRBが30─31日の連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイント(bp)の利下げを決定する確率は23%。前週末は24%だった。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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