July 28, 2019 / 11:43 PM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:南アランドは3週間ぶり安値圏、格付け見通し引き下げで

[東京 29日 ロイター] - <08:35> 南アランドは3週間ぶり安値圏、格付け見通し引き下げで

南アランド/円は7.61ドル後半と3週間ぶり安値圏で推移している。

南アランド安の背景は、格付け会社フィッチが26日、南アフリカの信用格付けに対する見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたこと。国営電力会社エスコムへの支援拡大などで財政状況が圧迫されているとした。格付けはジャンク級(投機的等級)の「BBプラス」を維持した。

南アランド/円に限らず、このところクロス円での円高が進んでいることについて市場では、「円はほぼ動いていない一方で、南アランドなどや豪ドル、欧州通貨などの他通貨が一方的に安くなり、結果的にクロス円での円高が目立つ格好だ」(FX会社)との指摘があった。

IMMの投機筋の動向をみても「円に関しては、ポジションを傾けていない状況」(同)という。

フィッチによると、南アフリカの今会計年度の一般政府赤字は対国内総生産(GDP)比で前年度の4.2%から6.3%に拡大するという。声明では政治面のリスクも強調。「与党アフリカ民族会議(ANC)での内紛継続から政策決定への注力がそがれる可能性が高い」とした。

<07:37> ドル108.20─109.00円の見通し、109円近辺は売りが厚い

ドル/円は108.65円付近、ユーロ/ドルは1.1131ドル付近、ユーロ/円は120.95円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.20―109.00円、ユーロ/ドルが1.1090─1.1170ドル、ユーロ/円が120.50―121.30円。

きょう29日のスポット取引の決済は月末となるため、仲値公示にかけては実需の売り買いが予想されている。「108円前半は押し目買いニーズがある一方で、109円に迫る局面では、実需筋による売りが厚くなりそうだ」(外為アナリスト)という。

前日の海外市場では、米独国債の利回り格差が2カ月ぶりの水準に拡大したことや、カドロー米国家経済会議(NEC)委員長がCNBCとのインタビューで、トランプ政権は為替介入によるドル安誘導は行わないと明言したこともドルへの追い風となった。

米商務省が発表した第2・四半期の米国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比2.1%増と、前四半期の3.1%増から減速したものの、市場予想の1.8%増ほどは減速しなかった。

米商品先物取引委員会(CFTC)が26日に発表したデータを基にロイターが算出したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(7月23日までの週)によると、ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する買い越し額は153億2000万ドルとなり、前週の152億ドルから小幅に増加した。 4月に記録した388億8000万ドルは大きく下回っている。

23日時点の円の売り越し(円ショート)は9377枚と、前週の1万1380枚から縮小した。

「円に関して、投機筋はほぼフラットとみていいだろう。ポジションが軽いため、新規のポジションを構築しやすいが、FRBの利下げが確実視されるようになってから、ドル/円は蚊帳の外に置かれている」(前出の外為アナリスト)とされ、IMMの円ポジションが近い将来、一方方向に傾くとの見方は少ない。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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