August 1, 2019 / 11:50 PM / in 3 months

〔マーケットアイ〕外為:米の対中追加関税、大統領の狙いは9月利下げの強要か

[東京 2日 ロイター] -

<08:43> 米の対中追加関税、大統領の狙いは9月利下げの強要か

市場では、トランプ米大統領が対中追加関税を突然表明したのは、連邦準備理事会(FRB)に次回9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げをするよう迫ることが狙いではないか、との思惑が浮上している。

トランプ大統領はFOMCが利下げを決める前の30日、ツイッターに「大幅な利下げを期待している」と投稿。0.25%の利下げの後には「これまでと同様、パウエルFRB議長は期待を裏切った」と強く批判していた。

パウエル議長は会見で、今回の利下げは「サイクル半ばにおける調整」的な性格を持つと説明。利下げサイクルの開始とはみていないと言明した。

しかし、米中対立の激化懸念が景気の下押し圧力となれば、FRBは次回のFOMCで追加利下げに踏み切らざるを得なくなる。

追加関税の発動予定日は9月1日。「財政余力に限りがある中、再選に向けて景気拡大を確実にするには、利下げか通商政策しかない」(日本総研理事の牧田健氏)という。

CMEグループのフェドウオッチによると、フェデラル・ファンド(FF)金利先物が織り込む9月の利下げ確率は、前日の48.6%から81.9%へ大きく上昇した。

ドルは107.46円付近で上値が重い展開。

<07:56> ドル106.80─107.80円の見通し、下値めど106.78円

きょうの予想レンジはドル/円が106.80―107.80円、ユーロ/ドルが1.1030─1.1130ドル、ユーロ/円が118.50―119.50円付近。

海外市場では円が全面高。トランプ米大統領が3000億ドル相当の中国製品に10%の追加関税を賦課する方針を明らかにしたことで、株安/金利低下/円高がそろうリスクオフムード一色となった。

ドル/円では、前日日中高値の109.32円からきょう早朝安値の107.21円まで2円超の円高が一気に進行。ドルは7月19日以来の安値をつけた。「目先の下値めどは6月につけた1月以来の安値106.78円」(トレーダー)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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