August 2, 2019 / 4:35 AM / 4 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル/円急落でもドル指数は2年3カ月ぶり高値圏、ユーロ安が響く

[東京 2日 ロイター] -

<13:20> ドル/円急落でもドル指数は2年3カ月ぶり高値圏、ユーロ安が響く

ドルは107.05円付近で約1カ月ぶり安値圏。

トランプ米大統領の対中制裁関税発動の表明を受けて日経平均が大幅安となっているのを眺め、ドルの上値は重いが、目先の売りは一巡したもようだ。

他方、主要6通貨に対するドルの強さを示すドル指数は98.43と、水準としては2017年5月以来の高値圏にとどまっている。

ドル指数の背景は、ドル指数の構成通貨のうち、約57.6%を占めるユーロの下落が効いているため。ユーロは前日1.1027ドルまで下落し、2年3カ月ぶりの安値をつけた。

トランプ米大統領は、欧州連合(EU)との貿易について米東部時間2日午後1時45分に発表すると報じられいるが、市場では「トランプ大統領の発言で、さらなるユーロ売りが誘発されそうだ」(アナリスト)との見方も出ており、ユーロの下値警戒感が広がっている。

ユーロの目先の節目は1.1000ドルちょうど。

IHSマークイットが1日発表 した7月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は46 .5と2012年12月以来の低水準となった。景況感の分かれ目となる50を下回るのは6カ月連続。

<12:40> ドル107円付近、トランプ大統領がEUとの貿易について発表へ

ドルは107.06円付近。朝方は一時106.85円まで下落して約1カ月ぶりの安値をつけたが、現在は小康状態。

トランプ米大統領は、欧州連合(EU)との貿易について米国東部時間2日午後1時45分に発表すると報じられており、関心が集まっている。

市場では「米長期金利の急激な低下は、さすがにやり過ぎの感がある。ただ、ドル/円はこれまでの支持線107.50/55円が抵抗線に変わってしまったため、よほど良い材料が出ない限り、目先、ドルの反発は難しそうだ」(FX会社)との指摘があった。

米10年国債利回りはこの日、1.8750%まで低下し、2016年11月以来の低水準となった。

<12:02> 正午のドルは107円前半、一時1ヵ月ぶり安値

正午のドルは前日NY市場終盤の水準から円高の107円前半。アジア株が全面安となる中、円が買われた海外市場の流れは変わらず、一時106.85円まで下落。6月25日以来約1カ月ぶり安値を更新した。

円は他通貨に対しても軒並み上昇。対英ポンドで2年9カ月ぶり、ユーロ、豪ドル、NZドルなどに対して、ともに1月の円急騰時以来の安値を更新した。

市場では米中対立に関する続報と、6月につけた1月以来の安値106.78円を割り込むかが注目を集めている。

<10:20> ドル106円台へ下落、約1カ月ぶり安値

ドルは一段安で一時106.86円まで下落し、6月25日以来約1カ月ぶりの安値を更新した。アジア市場でも円が全面的に買われる流れは変わらず、英ポンドは129円半ばと16年11月以来2年9カ月ぶり、ユーロは118円、豪ドルは72円とともに1月の円急騰時以来の安値を更新した。

<08:43> 米の対中追加関税、大統領の狙いは9月利下げの強要か

市場では、トランプ米大統領が対中追加関税を突然表明したのは、連邦準備理事会(FRB)に次回9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げをするよう迫ることが狙いではないか、との思惑が浮上している。

トランプ大統領はFOMCが利下げを決める前の30日、ツイッターに「大幅な利下げを期待している」と投稿。0.25%の利下げの後には「これまでと同様、パウエルFRB議長は期待を裏切った」と強く批判していた。

パウエル議長は会見で、今回の利下げは「サイクル半ばにおける調整」的な性格を持つと説明。利下げサイクルの開始とはみていないと言明した。

しかし、米中対立の激化懸念が景気の下押し圧力となれば、FRBは次回のFOMCで追加利下げに踏み切らざるを得なくなる。

追加関税の発動予定日は9月1日。「財政余力に限りがある中、再選に向けて景気拡大を確実にするには、利下げか通商政策しかない」(日本総研理事の牧田健氏)という。

CMEグループのフェドウオッチによると、フェデラル・ファンド(FF)金利先物が織り込む9月の利下げ確率は、前日の48.6%から81.9%へ大きく上昇した。

ドルは107.46円付近で上値が重い展開。

<07:56> ドル106.80─107.80円の見通し、下値めど106.78円

きょうの予想レンジはドル/円が106.80―107.80円、ユーロ/ドルが1.1030─1.1130ドル、ユーロ/円が118.50―119.50円付近。

海外市場では円が全面高。トランプ米大統領が3000億ドル相当の中国製品に10%の追加関税を賦課する方針を明らかにしたことで、株安/金利低下/円高がそろうリスクオフムード一色となった。

ドル/円では、前日日中高値の109.32円からきょう早朝安値の107.21円まで2円超の円高が一気に進行。ドルは7月19日以来の安値をつけた。「目先の下値めどは6月につけた1月以来の安値106.78円」(トレーダー)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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