[東京 7日 ロイター] -
<11:25> ドル105円台へ再接近、NZ大幅利下げで通貨戦争激化の思惑
対NZドルで円買いが強まったことを背景に、ドルも106.01円まで軟化した。市場では、NZが予想外の大幅利下げに踏み切ったことで「金融緩和による通貨押し下げ競争が活発化するのではないか」(FX関係者)と懸念する声が出ていた。米株先物もじり安となってきた。
<11:13> NZドル急落、予想外の大幅利下げ 6年8カ月ぶり安値
NZドルが69円半ばから68円前半へ急落。6年8カ月ぶり安値を更新した。NZ中銀が0.5%の大幅利下げを実施した。事前予想は0.25%だった。
<10:16> 人民元基準値ほぼ予想通り、ドル106円前半で売買交錯
中国人民銀行はきょうの人民元基準値を6.9996元とほぼ市場予想通りの水準に設定した。発表直後のドルは106円前半を小幅に上下。売買が交錯しており、大きな反応には至っていない。
<09:40> ドル106円前半、米金利低下で上値重い 人民元に注目
ドルは106.12円付近へ反落。アジア時間に入っても米10年債利回りは低下基調で2年10カ月ぶり水準に接近、日経平均も100円安と、寄り付きからさえない展開となっている。
前日の米株高や円安は「中国人民元が続落を回避した」(外銀)ことが主因。きょうも中国人民元の行方に大きな注目が集まりそうだ。
<08:01> ドル106.00─107.00円の見通し、円反落は限定的
きょうの予想レンジはドル/円が106.00―107.00円、ユーロ/ドルが1.1150─1.1250ドル、ユーロ/円が118.50―119.50円付近。
米株反発を背景に海外市場では円が反落。ドルは106円前半から半ばで底堅い動きが続いた。中国人民元相場の反発、カドロー米国家経済会議(NEC)委員長が「大統領は(中国との)取引を望んでいる」と対中交渉の余地を示したこと、中国人民銀行(中央銀行)が北京で外国の輸出業者と会合を開き、人民元の大幅下落は続かないと伝えたとの報道などが話題となった。
アジア市場は米市場の流れを引き継いで、円が売り戻される可能性もあるが「米国の9月利下げが確実視される中、ドル/円がここから大きく反発するとは考えづらい」(トレーダー)との声が出ていた。
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