December 17, 2019 / 4:36 AM / 8 months ago

〔マーケットアイ〕外為:年末のドル金利急騰懸念は後退、資金ひっ迫乗り切る

[東京 17日 ロイター] -

<13:25> 年末のドル金利急騰懸念は後退、資金ひっ迫乗り切る

米連邦準備理事会(FRB)の金融調節を担うニューヨーク連銀は16日、32日物レポで500億ドル、翌日物レポで364億ドルの資金を供給した。応札額は32日物が542億ドル、翌日物が364億ドルだった。

前日は米国債入札の決済と税金の支払い日にあたり、再び短期資金が不足する可能性があるとして注目を集めていたが、銀行や企業が資金調達する際に支払う翌日物レポ金利は1.65%付近と、大きな動きはなかった。「16日を無事に乗り越えたことで、短期金利急騰に対する懸念は後退した」(証券)という。

米短期市場では今年9月17日、税金の支払いや国債入札の決済が重なったことをきっかけに、翌日物レポ金利が急騰。一時10%台を付けた。その後、FRBがバランスシートの縮小を進めていたことが金利上昇の一因とされ、保有資産を再拡大する引き金となった。

ドルは109円半ばで落ち着いた値動きが続いている。

<12:10> 正午のドルは109円半ば、株価眺めつつ小動き

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の109.53/55円。

ドルは朝方の取引で109.62円の高値を付けたあと、株価を眺めつつの小幅な値動きとなった。仲値にかけては実需の売りが先行し、ドルは仲値付近で午前の安値109.49円を付けている。

前日のダウ工業株30種が11月に付けた終値ベースでの最高値を上回って終了し、S&P総合500種.SPXとナスダック総合.IXICは3営業日連続で最高値を更新したことで、為替市場でも基本的にリスクオンの地合いが続いているという。

ただ、「英総選挙を挟んで過度に上昇したユーロや英ポンドに若干の調整が入っているため、足元では教科書通りのリスクオンにはなっていない」(FX会社)という。

典型的なリスクオンでは、ドルと円が同時に売られ、多くのケースでは、円の下げ幅がドルの下げ幅を凌ぐため、ドル/円が上昇する構図となる。

<11:04> ドル109円半ば、豪ドルは議事要旨発表を挟んで下落

ドルは109.54円付近。朝方一時109.62円まで上昇したが、前日海外市場の高値に達しなかったことや株価が上げ幅を縮小したことなどで下がり気味となっている。仲値はドル売りが先行したもようで、仲値付近に109.49円まで弱含んだ。

午前10時過ぎには、米国は北朝鮮と外交努力を望んでいるが北朝鮮の主張を懸念しているとのエスパー米国防長官のコメントが伝わったが、ドルは目立った反応を示さなかった。

オーストラリア準備銀行(豪中銀)が先ほど公表した12月政策会合の議事要旨によると、理事会は2月の会合で経済見通しを再評価することが重要との認識で一致した。また、必要であれば、さらなる緩和余地があったとの認識が示されたほか、雇用とインフレ目標の達成には低金利の長期化が必要との見方が示され、ハト派的な内容となった。

豪ドル/円は75.24円付近。朝方の高値75.42円付近から豪ドル安になっている。

<08:45> ドル109.60円付近、日本は5カ月連続で米国債保有残高1位

ドルは109.60円付近で小動き。ユーロは122.07円付近。

前日は投機筋の一部がドルを下攻めしたものの、ドルは109.27円までしか下落せず、底堅さを確認する結果となった。ニューヨーク市場の高値は109.68円。

米財務省が16日発表したデータによると、10月末時点の米国債の国別保有残高で、日本が前月比222億ドル増の1兆1680億ドルと5カ月連続で首位となった。2位の中国は前月比8億ドル減の1兆1016億ドル。

今後の本邦機関投資家の動向について、FXプライムbyGMO、常務取締役の上田眞理人氏は、「すぐにヘッジなしの対米投資を増やすとは思えないが、ヘッジコストが依然高いので、今後ドル高トレンドがより明瞭になれば、(ドルの)借り換え分から徐々にヘッジ比率を低下させることを検討するのではないか」とみている。

フローベースのデータでは、10月の海外投資家による米国証券への投資はネットで43億ドルの買い越しとなった。

米国証券への投資の内訳は民間が329億ドルの買い越し、公的部門は286億ドルの売り越しだった。 民間は米国債が248億ドルの買い越し、政府機関債は201億ドルの買い越し。社債が56億ドルの売り越し、株式は63億ドルの売り越しだった。 公的部門は、米国債が415億ドルの売り越し、政府機関債は118億ドルの買い越し。社債が10億ドルの売り越し、株式が21億ドルの買い越しだった。

<07:38> ドル109.20─110.00円の見通し、底堅いが上値も重い

ドル/円は109.50円付近、ユーロ/ドルは1.1147ドル付近、ユーロ/円は122.06円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が109.20―110.00円、ユーロ/ドルが1.1110─1.1190ドル、ユーロ/円が121.70―122.50円とみられている。

前日の米国市場では、全米住宅建設業者協会(NAHB)が16日に公表した12月のNAHB/ウェルズファーゴ住宅建設業者指数が76と前月の71から上昇し20年ぶりの高水準を記録したことなどを背景に、ドルは109.68円まで上昇した。

ドルは一定の底堅さを保っているが、「株高、米長期金利高という好環境のなかで上値は重い。米中の第一段階通商協議にまつわる不透明感や、先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で当分利上げがないことが示唆されたことなどで、ドル買い機運が盛り上がりづらい」(外為アナリスト)との見方が出ていた。

米中両政府は前週末に「第1段階」の通商合意に達した。トランプ米大統領は15日に予定していた対中追加関税の発動を見送り、発動猶予と引き換えに中国は米農産物の購入を拡大していくと強調した。

カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は16日、米中による「第1段階」の通商合意は完了したと強調し、米国の対中輸出は倍増するという見通しを示した。

一方、一部の中国政府当局者は慎重な姿勢を示し、ある関係筋は「段階的な合意だ。貿易紛争がすべて解決するわけではない」と指摘した。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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