December 19, 2019 / 12:29 AM / 8 months ago

〔マーケットアイ〕外為:個人の売買復調せず、「0.3銭」の壁崩壊も効果薄

[東京 19日 ロイター] -

<09:18> 個人の売買復調せず、「0.3銭」の壁崩壊も効果薄

金融先物取引業協会によると、11月の店頭FX53社のドル/円取引金額は147兆円と、前月から9%減少した。

FX各社の間では10月半ば以降、0.3銭でほぼ一律だったドル/円の買い気配値と売り気配値の差を示すスプレッドを、一段と縮小する動きが活発化。期間限定サービスだった0.2銭を原則固定としたり、一部の社はさらに縮小させるなど、激しい競争が繰り広げられている。

各社がスプレッド縮小へ一斉に走ったのは、相場変動率の大幅な低下が背景。短期取引が多い個人にとって値動きの鈍さは致命的で、各社とも取引高が急速に減少した。以前のように金利差収入を狙えた高金利の通貨もほとんどなくなり、苦肉の策として主力商品であるドル/円から得られる手数料を削り始めた。

「暗黙の合意だった0.3銭の壁が決壊してしまった以上、ドル/円のスプレッドから得られる収入より、顧客を確保しながら他通貨の売買へ誘因したり、売買そのものの回転数を上げてもらうことを目指すしかない」(FX会社幹部)状況だという。

競争が激化した10月の取引金額は162兆円と9月から増加。今年最大となった8月の268兆円へ向かって回復する兆しも見えたが、相場の膠着が長期化し、その効果が早くも薄れてきた形だ。

ドルは109円半ばでもみあい。

<07:58> ドル109.20─109.80円の見通し、英ポンド下げ止まるか

きょうの予想レンジはドル/円が109.20―109.80円、ユーロ/ドルが1.1080─1.1150ドル、ユーロ/円が121.40―122.30円付近。

前日海外市場で目立ったのは英ポンド安。1.30ドル半ばと総選挙前の水準へ反落した後は、売買が交錯した。市場では「欧州連合(EU)離脱後の移行期間を延長しない法案が、保守党の完勝を全面的に否定するような内容とは思えない」(トレーダー)として、下値で買い戻しを検討する声も出ている。

別の参加者は来週のクリスマス休暇を見据え、全般的に持ち高を減らす動きが目立っており、ポンドの反落もその一部と指摘している。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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