January 14, 2020 / 1:34 AM / 5 days ago

〔マーケットアイ〕外為:円全面安、短期筋主導でドルは110.22円まで上昇

[東京 14日 ロイター] -

<10:30> 円全面安、短期筋主導でドルは110.22円まで上昇

ドルは110.10円付近。一時110.22円まで上昇した。

昨日弱い経済指標が発表された英ポンド以外の通貨に対して円は総じて弱く、ほぼ全面安の様相を呈している。

ユーロ/円は一時122.76円まで上昇し、昨年7月以来半年ぶりの高値をつけた。

前日からの様々な報道や米長期金利高、株高を背景に、短期筋を中心とするドル買い/円売りが続いている。

米中通商協議では「調印内容はともかく、表に出ない部分で何らかの手打ちがあるのではないか」(ファンドマネージャー)との声が出ていた。

米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は13日、中国との「第1段階」通商合意の翻訳作業がほぼ終了したと述べ、15日の調印式の前に公表されると明らかにした。 FOXビジネス・ネットワークに対し「翻訳作業はほぼ完了した。こうした作業は常に時間がかかる」と述べた。同代表はインタビューの間、通商合意の英語版を手にしていた。

米財務省は13日、貿易相手国・地域の通貨政策を分析した外国為替報告書を公表し、中国の「為替操作国」認定を解除したと明らかにした。 財務省は昨年8月、中国が輸出面で不当に優位な競争環境を作り出しているとして1994年以来初めて為替操作国に認定していた。

<09:40>ドル110.13円まで上昇、米長期金利の上昇も追い風

ドルは110.13円まで上昇し、8カ月ぶりの高値を付けた。

前日海外市場でドル買いが広がった流れを引き継ぎ、きょうの東京市場では早朝からドルが買われた。

米長期金利が時間外取引で上昇していること、株高、米国が中国を為替操作国の認定から外したこと、米国とイランが軍事衝突を回避していることなどが、ドル買いの背景となっている。

米10年国債利回りは現在1.8564/46%の気配と、前日ニューヨーク終盤の1.8476%から上昇している。

110円ちょうど付近にはオプション関連のドル売りオーダーなどがあったとされるが、「それらをこなす規模のドル買いが流入し、110円台にしっかり乗せたあと、仲値公示を待ちきれない実需の買いや、ストップロスのドル買い戻しなどが混然一体となり、110.13円まで上昇した」(外為アナリスト)という。

<09:05> ドル110円前半で8カ月ぶり高値、110円台がビッドになるか焦点

ドルは一時110.07円まで上昇し、昨年5月23日以来8カ月ぶりの高値をつけた。現在は110.04円付近。

昨日の海外市場から投機筋を中心にドル買いが広がっているが、投機筋以外の参加者がドル買いに参戦してくるかが今後の焦点となる。

「110円付近がしっかりビッドになるかが見どころだ。110円付近は買いだとの認識が市場で広がれば、112円も見えてくるようになるだろう」(金融機関)という。

<08:42> ドル109円後半、米イランや米中関係の緊張緩和を好感

ドルは109.94円付近で8カ月ぶり高値圏。

米国とイラン、米国と中国の緊張関係の緩和を受けて、ドルが下がりにくい状態になっているという。

「大統領選挙しか眼中にないトランプ氏は、イランと本格的に戦争をする気はないだろう。中国とも、これ以上緊張を高めることにメリットを感じていないはずだ」(FX会社)という。

トランプ米大統領は13日、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を無人機攻撃で殺害したことについて、米国にとって差し迫った脅威があったと強調する一方、同司令官の過去の行いからすると、それは重要な問題ではないと述べた。

13日のニューヨーク時間には、米国が中国の「為替操作国」認定を解除するとのニュースを受けて109.95円まで上昇し、昨年の5月23日以来8カ月ぶりの高値をつけ、現在も高値もみ合いになっている。

市場では「中国を為替操作国から外すとの第一報は、トランプ氏おひざ元のフォックスニュースから流れたため、市場参加者の反応は総じて鈍く疑心暗鬼が広がった。短期筋だけがドルの買い戻しを進め、ドル高となった」(前出のFX会社)という。

<07:30> ドル109.50─110.30円の見通し、110円を巡る攻防へ

ドル/円は109.92円付近、ユーロ/ドルは1.1139ドル付近、ユーロ/円は122.39円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が109.50―110.30円、ユーロ/ドルが1.1090─1.1170ドル、ユーロ/円が122.00―122.80円とみられている。

前日のロンドン時間にドルは109.70円の抵抗線を上抜けたことで、ストップを巻き込んで上昇に弾みがついた。さらに、ニューヨーク時間には、米国が中国の「為替操作国」認定を解除するとのニュースを受けて109.95円まで上昇し、昨年の5月23日以来8カ月ぶりの高値をつけた。

現在ドルは高値もみあいとなっており、きょうは110円を巡る攻防となりそうだ。

「110円台ではドル売りニーズが強いが、上抜ければ110.30円付近まで上昇する余地がある。また、上抜けに失敗すれば109円半ばまで反落する可能性があるとみている」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

この日は日中に中国の貿易統計が予定され、関心が寄せられている。

米財務省は14日、中国の為替操作国認定を解除する方針を示す一方で、継続的な通貨安を避けるために必要な措置を講じるべきとした。また、中国、ドイツ、アイルランド、イタリア、日本、韓国、マレーシア、シンガポール、ベトナム、スイスの為替観衆を引き続き監視の対象にするとした。

また、日本は内需拡大のためのより大胆な構造改革を実施すべきとした。

さらに米財務省は、中国が通商合意で為替相場と対外収支の関連情報を開示することで合意したとした。

米財務省はドル高について、実効レートベースで過大評価されているとの国際通貨基金(IMF)の評価を踏まえ、ドル高の継続を「懸念」するとした。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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