January 20, 2020 / 12:10 AM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル110円前半、「1月円高」のジンクスは第2週にいったん完結

[東京 20日 ロイター] -

<09:00> ドル110円前半、「1月円高」のジンクスは第2週にいったん完結

ドルは110.19円付近でじり高。

17日のニューヨーク市場ではドルが110.21円まで上昇したものの、同日につけた東京市場の高値110.30円には及ばなかった。

市場では、このところのドル買い/円売りが投機筋主導であると指摘する声が多いが、実際のハードデータもこうした見立てを裏書きするものとなっている。

米商品先物取引委員会(CFTC)が17日に発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組によると、14日時点の円売り越し額は3万1430枚と、前週の売り越し1万2248枚から急拡大した。

「円先物は1週間で比較的大きく売り越されており、ドル/円の110円台乗せが投機的なものであることがわかった」とSMBC日興証券、チーフ為替・外債ストラテジストの野地慎氏は言う。

為替市場では過去数年間にわたり「年末の円安、1月の円高」が観測されているが、今年について1月の円高は、1月8日に107.65円を付けて、いったん完結し、その後は円安傾向となった。

この背景について、市場では「総じてドルロングが軽いなか、世界的に株価が市場さ高値を更新するような超リスクオンのなかで、円ショートが再度積み上がり、『1月なのに円安』となっているもようだ。しかし、それ以上のことは何もないだろう」と野地氏はいう。

ドル/円が投機的に買い上げられても、実需筋がロスカット的にドルを買わされる需給構造にはない。さらに本邦投機筋の基本スタンスは逆張りであり、110円を超えたとしても動意は生じにくく、気が付けば109.71円と週足一目均衡表の雲の中に納まっている公算が高いのではないか、と同氏はみている。

<07:45> ドル109.70─110.50円の見通し、クロス円に由来する円高を警戒

ドル/円は110.15円付近、ユーロ/ドルは1.1092ドル付近、ユーロ/円は122.11円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が109.70―110.50円、ユーロ/ドルが1.1050─1.1130ドル、ユーロ/円が121.80―122.60円とみられている。

きょうはキング牧師生誕記念日で米国が祝日、ニュージーランド市場も休場と、海外勢の参加が細る見込みとなるなか、東京市場は五・十日のため本邦勢の実需のフローが注目される。

前週末の海外市場では、英ポンドが弱い経済指標を受けて急落した。英ポンド/円も高値144.52円から143.24円まで大幅に下落し、ユーロ/円の押し下げ要因にもなった。

英ポンド/円は目下143.12円付近と、前週末からさらに下落している。

市場では「前週まで顕著だった円売りの勢いが、クロス円を中心に弱まっている。きょうもポンド/円やユーロ/円の値動きがドル/円の上値を抑える可能性があり、注意が必要だ」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

英国立統計局(ONS)が17日に発表した2019年12月の小売売上高指数は、予想に反して前月比0.6%低下、過去最長の5カ月連続の低下となった。英経済の弱体化が改めて示されたことで、イングランド銀行(英中央銀行)が今月にも利下げを決定する可能性が出てきた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below