January 22, 2020 / 12:07 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル109円後半、春節の日本旅行人気で逃避的円買いに限界も

[東京 22日 ロイター] -

<08:57> ドル109円後半、春節の日本旅行人気で逃避的円買いに限界も

ドルは109.91円付近。

中国で検出された新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で、海外市場ではスイスフランや円といった避難先通貨が買い進まれ、ドルは109.76円まで下落した。

しかし、中国の大手オンライン旅行会社Trip.comの統計によると、春節(旧正月)期間の中国人による中国周辺国への海外旅行では、日本が人気トップとなっており、数万人の中国人観光客が訪日すると予想されている。

「春節を挟んで日本での感染拡大は避けられないだろう。通常であれば感染拡大は、まず株安を招き、その後はリスク回避の円買いにつながるが、日本での感染拡大が予想されることから、今回は円買いにも限界がありそうだ」(FX会社)との指摘もでている。

前日の海外市場では、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大と米国の株安を背景にクロス円でも円が買い進まれ、ユーロ/円は122.36円から121.72円まで下落した。現在は121.83円付近。

<07:48> ドル109.40─110.20円の予想、新型肺炎で110円台回復には慎重

ドル/円は109.86円付近、ユーロ/ドルは1.1083ドル付近、ユーロ/円は121.72円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が109.40―110.20円、ユーロ/ドルが1.1040─1.1120ドル、ユーロ/円が121.30―122.10円とみられている。

中国で検出された新型コロナウィルスによる肺炎の感染拡大や、米ワシントン州シアトルでは米国内初の患者が確認されたことなどを手掛かりに、リスク回避の円高地合いとなりそうだ。

「朝方は実需などからそこそこのドル買いが入りそうだが、新型肺炎の感染拡大や米国の株高がいったん止まったこと、アジアの株安を背景に、110円台回復には慎重に成らざるを得ないだろう」(外為アナリスト)という。

前日の米国市場でドルは110.12円の高値を付けた後、米疾病対策センター(CDC)が、中国湖北省武漢市で検出され感染が広がっている新型コロナウイルスによる肺炎について、米国内で初の患者を確認したと発表したことを受けて、109.76円まで下落した。

前日は香港株が前営業日比2.81%下落と大幅安に、スポット市場の人民元は1ドル=6.9050元の元安水準で取引を終えるなど、アジアの金融証券市場にも新型肺炎が影を落としている。今後は、中国と経済関係の深い豪ドルなどにも下落圧力がかかるとみられている。

一方、ユーロは好調な経済指標を受け一時1.1118ドルまで上昇したが、ユーロ/円での円買いの影響でユーロ安が広がったことで1.1080ドルまで反落した。

ドイツ欧州経済センター(ZEW)が21日に発表した1月の独ZEW景気期待指数は26.7と、前月の10.7から大きく上昇した。米中が通商交渉で「第1段階」の合意に署名したことで楽観的な見方が台頭し、予想の15.0を超え、2015年7月以来の高水準を付けた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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