January 23, 2020 / 5:45 AM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル109円半ばに下落、外務省の武漢市危険レベル引き上げも影響

[東京 23日 ロイター] -

<14:40> ドル109円半ばに下落、外務省の武漢市危険レベル引き上げも影響

ドルは一時109.56円まで下落し、きょうの安値を付けた。株安や米長期金利の低下に加え、外務省が中国・武漢市の危険レベル引き上げたことも、リスク回避のセンチメントを強め、円買いにつながったという。

外務省は23日、新型コロナウイルスによる感染の拡大状況を踏まえ、武漢市に対する感染症危レベルを1(十分注意)から2(不要不急の渡航は止めてください)に引き上げた。

市場では「ドルが105.50円を下回ると、110円台でドルを手当てした投機筋が損失確定の売りに動く可能性があり、ドル安が勢いづくリスクがある」(外為アナリスト)という。

<13:40> 人民元は6.92元前半で2週間ぶり安値、中国株も下落

スポット市場の人民元は1ドル=6.9210元付近。午前の取引では一時6.9260元まで下落し、1月10日以来約2週間ぶりの安値を付けた。

中国景気の減速に加え、新型コロナウィルスによる肺炎の発症者のさらなる増加を受けて、人民元には週初から下落圧力がかかり続けている。

上海総合株価指数は前営業日比で1.46%安。香港株も同1.65%安。中国の春節を控えアジア各地にウイルスが拡大することへの不安感から、多くのアジア諸国の株式市場は売り圧力にさらされている。

中国国営テレビによると、22日時点で新型コロナウイルスによる肺炎の発症者は571人、死者は17人。そのほかタイで4人、米国、台湾、韓国、日本でそれぞれ1人の感染が確認されている。

中国統計局が発表した12月の中国貿易収支改定値は472.1憶ドルの黒字だった。輸出は前年比7.9%増、輸入は前年比16.5%増となった。市場は特段の反応を示さなかった。

中国人民銀行金融政策委員会の馬駿委員は23日、引き続き経済の資金調達コストを低下させる方針を示した。ただ、レバレッジ比率の上昇を阻止し、インフレ圧力も考慮する必要があるとの見方を示した。また、先の預金準備率引き下げが最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)に影響を及ぼすにはやや時間がかかるとも述べた。

市場では、「中国において貸出の拡大および縮小は、プライムレートではなく窓口指導によって行われているため、LPRにはアナウンスメント効果以上のものはない」(国内アナリスト)との意見が聞かれた。

<12:01> 正午のドルは109円半ば、1週間半ぶり安値 豪ドル堅調

正午のドルは前日NY市場終盤から小幅安の109円半ば。アジア株の軟化を背景に円が底堅い動きとなり、ドルは一時109.59円まで下落。今月13日以来1週間半ぶり安値をつけた。

午前に動きがあったのは豪ドル。昨年12月の就業者数が予想を上回り、75円前半から半ばへ上昇した。

ただ、就業者数の増加はすべてパートタイムで、フルタイムは300人減少。先物市場が織り込む2月の利下げ確率は、発表前の50%から20%へ低下したものの「賃金の伸びも低いままで、内容的にはかなり弱い」(外銀)といい、買いが一巡すると75円前半へじりじりと下落した。

<09:13> ドル109円後半、各国中銀がハト派姿勢強化 円買い足止め

ドルは一時109.65円まで下落。13日以来の安値をつけた。新型肺炎や株安への警戒感からリスク回避ムードが強まっているが、前日はマレーシアやカナダの中銀がハト派的な姿勢を鮮明にしたことで「再び緩和的となってきた金融環境が円買いを押しとどめている」(証券)側面もあるという。

マレーシアは政策金利を2.75%へ0.25%引き下げ。事前の調査ではエコノミスト14人中13人が据え置きを予想していた。声明では「(景気の下振れリスクには)貿易交渉を巡る不透明感、地政学リスク、主要貿易相手国の予想を下回る成長、金融市場のボラティリティーの高まり」などを挙げた。

カナダは事前予想通り政策金利を据え置いたが、消費者信頼感や個人消費に関する指標が「予想外に軟調」だと指摘。ポロズ総裁は「利下げへの扉は明らかに開いている」と明言した。

<07:59> ドル109.50─110.20円の見通し、原油安など新型肺炎の影響注視

きょうの予想レンジはドル/円が109.50―110.20円、ユーロ/ドルが1.1050─1.1150ドル、ユーロ/円が121.40―122.20円付近。

海外市場で目立ったのは原油相場の下げ。国際エネルギー機関(IEA)の供給過剰予測に加え、中国で発生した新型コロナウイルスの流行で春節期間中の需要が落ち込むとの懸念が広がったという。

市場では「引き続き新型肺炎がどこまで広がるのか、資産価格がどこまでネガティブな影響を受けるかが焦点」(外銀)との声が出ている。日中は中国や香港株動向と関連ニュースが大きな注目点となりそうだ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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