February 10, 2020 / 12:14 AM / 9 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル109.65円付近、リスクオフに逆戻り

[東京 10日 ロイター] -

<09:05> ドル109.65円付近、リスクオフに逆戻り

ドルは109.64円付近。早朝の取引で109.56円まで下落した。

この日は五・十日に当たるうえ、明日は祝日で東京市場が休場のため、仲値付近までは実需の買いがドルの下値を支えるとみられている。

注目された1月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を上回る結果となったものの、「事前の期待値が高過ぎて、ドルはむしろ下落した」(FX会社)という。

ドルは7日の米雇用統計発表直後に110.01円付近まで上昇したが、その後まもなく109.53円まで0.5円幅で下落した。

新型肺炎がグローバルなサプライチェーンの機能を低下させ、生産を圧迫し、世界経済に下方圧力がかかるとの懸念から、証券市場では株が売られて債券が買われ、為替市場ではドルと円が共に買われ、円がドルより大きく買われるという「典型的なリスクオフのパターンに戻っている」(同)とされる。

こうしたなか、ドル/円の目先の下落余地は、「108.80円まではありそうだ」(同)ただ、より幅広い通貨をみた場合、ユーロ安、英ポンド安、豪ドル安が進行しているため、現時点でドルの下落モメンタムはそれほど強まっていない。

一方、豪ドルは、0.6657ドルまで下落し、2009年3月以来11年ぶり安値圏にある。豪ドル/円は73.10円付近で1週間ぶり安値。

<07:30> ドル109.30─110.10円の見通し、米長期金利低下が「110円」の壁に

ドル/円は109.74円付近、ユーロ/ドルは1.0943ドル付近、ユーロ/円は120円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が109.30―110.10円、ユーロ/ドルが1.0910─1.0990ドル、ユーロ/円が119.60―120.60円とみられている。

7日に発表された1月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月から22万5000人増と、伸びが加速した。市場予想は16万人増だった。ドルは雇用統計後に一時110.01円まで上昇したものの、1月の失業率が上昇したことなどから、伸び悩んだ。

一方、ダウ平均株価の下げ幅は前営業日比227ドル超となり、米長期金利は再び1.5%台まで低下した。ドルはこれらを嫌気して109.53円まで下落した。

この日は「米長期金利の動向が鍵をにぎりそうだ。新型肺炎が収束していないなかで、下がりやすい環境が続いており、(長期金利の低迷が)110円の壁を作っている」(外為アナリスト)との見方が出ていた。

ドルは前週後半の取引で、110円付近で跳ね返されて、下落している。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、11日に下院で、12日に上院で、議会証言を行う予定だ。

「議長が、新型肺炎の患者数の拡大で景気の下押しリスクが高まっているなどの認識を改めて示せば、長期金利が一段と低下し、ドルの下方向のリスクが高まるだろう」(前出のアナリスト)という。

米10年国債利回りは現在1.5817/00%の気配。

一方、ドルはユーロ、英ポンド、オセアニア通貨に対して堅調な足取りを保っている。

きょうは中国の消費者物価指数(CPI)などが発表される予定で、ユーロや豪ドルなどへの影響が予想される。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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