March 4, 2020 / 2:20 AM / 4 months ago

〔マーケットアイ〕外為:人民元は6.94元後半、中国サービス部門PMIが26.5に落ち込む

[東京 4日 ロイター] -

<11:14> 人民元は6.94元後半、中国サービス部門PMIが26.5に落ち込む

オフショア人民元は1ドル=6.9490元付近。

午前10時頃に6.9344元まで強含んだが、2月の中国サービス部門のPMIが26.5と前月の51.8から落ち込んだとの発表を挟んで6.9517元まで下落した。

2日発表の2月中国PMIは40.3と1月の51.1から大幅に低下。新型ウイルス感染拡大で経済の大部分が停止状態に陥り、2004年の統計開始以来の低水準となった。2月29日発表の2月製造業PMIも35.7と過去最低を記録している。

香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は4日、政策金利の基準金利を50ベーシスポイント(bp)引き下げ1.5%とした。

香港ドルは目下1米ドル=7.7680ドル付近。朝方一時7.7730ドル付近まで売られたが、比較的に落ち着いた値動きとなっている。

香港ドルは1米ドル=7.75─7.85香港ドルにペッグされており、HKMAはFRBに追随する形で金融政策を運営している。

<10:08> ドル107円前半、米緊急利下げ「サラリーマン的には合格」との声

ドルは107.36円付近と朝方の安値106.85円から反発している。106円台では値ごろ感からの買いが流入したほか、日経平均の上昇もドルの緩やかな買い戻しを誘っている。

米国は3日に行われたG7財務相・中央銀行総裁による緊急の電話会議の直後に、0.5%ポイントの緊急利下げを全員一致で決定したとする米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明を発表した。

緊急利下げについて市場では「サラリーマン的には合格だろう。当面はトランプ大統領からのさらなる批判という政治的リスクをかわすことができた」と三井住友銀行チーフストラテジストの宇野大介氏は言う。

ただ、金融緩和の効果の面では疑問符が立つ。

「新型肺炎の封じ込めができたあとの金融緩和や財政出動であれば、消費や景気にとってプラスに作用する余地がある。しかし、現時点での大幅利下げは緩和の『無駄遣い』としか言いようがない」(同)。

FRB緊急緩和に対して、金融市場が戻り売りで反応しているのもこのためだと同氏は述べたうえで「今後も無駄遣いを続けるのであれば、米政策金利は早々にゼロとなり、量的緩和の再導入という道筋が見えてくる」という。

FRBの緊急利下げの直前には、トランプ米大統領が2日、ツイッターへの投稿で、連邦準備理事会(FRB)の「行動は遅く」、一段と積極的になるべきと批判したほか、3日にも、米国の輸出業者が高金利で厳しい状況に追い込まれており、米国が競争上不利になっていると主張し、大幅な利下げを要求した。

<09:00> ドル107円付近、「通貨安戦争」で米国が一歩リード

ドルは107円付近、一時106.85円付近まで下落し、昨年10月以来5カ月ぶりの安値をつけた。

米国の緊急利下げを受けて、米10年国債利回りは一時0.9059%と史上最低水準を更新したが、現在は0.9877/9845%の気配となっている。

米緊急利下げについて、FXプライムbyGMO、常務取締役・上田眞理人氏は「景気を支援する意図での『通貨安戦争』で、米国は一歩先に踏み出した。欧州や日本が利下げカードを切れない環境で、じわじわとドル安が進むことを予想する」と話す。

その上で、ドルは目先105円がレベル感からのサポートとなりそうだが、「あくまでのレベル感の話」であり、そこで踏みとどまる保証はないとみている。

<07:40> ドル106.50―107.80円の見通し、米緊急利下げでも株安止まらず

ドル/円は107.15円付近、ユーロ/ドルは1.1175ドル付近、ユーロ/円は119.70円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が106.50―107.80円、ユーロ/ドルが1.1120─1.1220ドル、ユーロ/円が119.00―120.30円とみられている。

前日の米国時間に米連邦準備理事会(FRB)がフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を50ベーシスポイント(bp)引き下げ、1.00─1.25%にすると発表した。

しかし、緊急利下げは金融市場である程度は予想されていたため、米国株の下落には歯止めがかからなかった。米10年国債利回りは0.9059%付近まで急落し、過去最低水準を更新した。

これを受けて、ドルは106.94円まで下落し昨年10月9日以来の安値をつけた。

「これまでのパターンであれば、金融緩和で株高とドル高が実現していた。しかし、昨日は株安と長期金利の急低下が起きたことでリスク回避の円買いとなり、明らかにパターンが変わってきた」(外為アナリスト)という。

きょうの東京時間の取引については「106円台では実需の押し目買いが予想され、大幅に下値を切り下げるとはみていない」(同)といい、106.50円が下値めどになるとみられている。

FRBは声明で「米経済のファンダメンタルズは引き続き力強い。新型コロナウイルスは経済活動に対するリスクとして台頭しつつある。こうしたリスクを踏まえ、さらに、最大雇用と物価安定の目標を達成するために、連邦公開市場委員会(FOMC)はFF金利の誘導目標を引き下げることを決定した」とした。 緊急利下げは2008年以来。FRBが次回FOMCを待たずに利下げに踏み切ったことは、世界的なリセッションの回避に向けた迅速な対応の必要性を反映したものとみられる。

市場では、FRBが今月(17―18日)や4月のFOMCで再度利下げを実施するとの思惑が出ている。

こうした思惑で米長期金利が低水準に落ち込む中、ドル/円はしっかりした反発の手がかりをつかめない状況が続きそうだ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below