March 10, 2020 / 2:19 AM / 4 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル103円前半、利益確定や戻り売りに押され気味

[東京 10日 ロイター] -

<11:14> ドル103円前半、利益確定や戻り売りに押され気味

ドルは103.12円付近。

トランプ米大統領の発言などを受けて米国株先物が反発したことや原油先物価格がやや持ち直していることで、一時103.68円まで上昇した。

しかし、「きょうの安値は102円付近だったので、新型ウィルスの感染拡大を巡る状況に大きな変化がない中で103円後半までの反発はさすがに行き過ぎとの認識が広がった」(外為アナリスト)といい、103円台後半では利益確定売りや戻り売りが出てドルは反落して現在に至っている。

上海株が前営業日比でマイナス圏を推移していることも、ドルの戻り売りを誘った。

トランプ米大統領は9日、新型ウイルスの感染が拡大する中、景気を下支えするため給与税の引き下げなどの「かなりの規模の」措置を議会と10日に協議すると明らかにした。

日銀の黒田総裁は先ほど、新型肺炎の経済や物価への影響、内外市場を引き続き注視しながら、適切に躊躇なく対応すると述べた。市場の反応は限定的だった。

<09:46> ドル103円台回復、円ショートの巻き戻し一巡

ドルは103円付近。一時103.25円まで反発した後、戻り売りに押されたが、現在は株価の下落にも関わらず、下げ渋っている。ドルは前日101.18円まで下落し、2016年9月以来、3年半ぶり安値をつけた。

ユーロは1.1402ドル付近。ドル全面安が進む中、前日1.1495ドルまで上昇し、2019年1月以来1年2カ月ぶりの高値を付けた。

市場では、「イタリアで新型肺炎の感染者が大幅に増えていることなどを背景に、ユーロをこれ以上買い進むのは難しい。また、昨日のパニック的な状況が過ぎてしまえば、ウィルスの感染拡大が懸念される日本の円を、積極的に買い向かうのは難しいだろう」(金融機関)との声が出ていた。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したデータを基にロイターが算出したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(3月3日までの週)によると、ユーロの売り越しは過去一週間で2万7318枚減少し、8万6703枚に、円の売り越しも同1万4065枚減少し、4万2324枚にとなった。

「3日から足元までの急激な円高(円買い戻し)によって、投機筋は円ショートをほぼ整理した、もしくは、投げたとみているが、円ロングはまだできていないだろう」(前出の金融機関)という。

<08:38> ドル102円後半に反発、新テーマなければ100円割れはなしか

ドルは102.70円付近。午前7時過ぎにつけた102.02円から反発している。

前日の海外市場の安値は101.18円で、トランプ氏が2016年11月の大統領選を勝利した日に付けた安値101.19円と同水準となった。

同水準を起点したテクニカル分析では、ドルが105円を回復しない限り、ドル売りトレンドから抜け出せない。

しかし、FXプライムbyGMO、常務取締役の上田眞理人氏によると、米国株はまだ下げ余地が残っているものの、ドル/円相場は既にかなり調整している。「コロナウイルスによる世界経済の減速懸念以外に新しいテーマが出てこない限り、当面は100円を下回ってドル安が進むような展開にはならない」という。

トランプ米大統領は9日ホワイトハウスで会見し、新型ウイルスの感染が拡大するなか、景気を下支えするため、給与税の引き下げなどの措置を議会と10日に協議すると明らかにした。また、同措置はかなりの規模になると強調した。

ムニューシン財務長官は、ホワイトハウスが銀行幹部と今週会合を持つ予定を明らかにしたうえで、新型ウイルスの経済への影響に対応するため「あらゆる手段を活用する」と述べた。

<07:40> ドル101.10─103.10円の見通し、株安にどれほど耐えられるか

ドル/円は102.19円付近、ユーロ/ドルは1.1452ドル付近、ユーロ/円は117.03円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が101.10―103.10円、ユーロ/ドルが1.1350─1.1520ドル、ユーロ/円が116.20―117.70円とみられている。

前日のニューヨーク市場では、原油価格や株価の急落が投資家の動揺につながり、円とスイスフランが上昇した。一方、米10年国債利回りは一時0.318%を過去最低を更新し、30年債まで全ての年限で利回りが初めて1%を下回った。

ドル/円は一時101.18円と3年超ぶりの安値。終盤では約3%安の102.23円となっている。

円の3日間の上昇率は08年の金融危機以降の大きさ。過去12日間の上昇率は約9%となった。

この日も世界的な株価の続落が見込まれる中「ドル/円相場が、株安にどれだけ持ちこたえられるかが焦点だ。東京時間には101円台では買いも流入するとみられるが、反発しても戻り売りで押し戻されるリスクも高い」(外為アナリスト)という。

米連邦準備理事会(FRB)の金融調節を担うニューヨーク連銀は9日、銀行システムに十分な資金を供給するために、国債などを担保に資金を供給するレポオペの上限を引き上げると発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大に端を発した株価の動揺を受けて、FRBのレポオペを通して過去最大の資金供給を続けている。背景は株安が信用リスクを拡大させ、金融危機の引き金を引きかねないためだとみられる。

グッゲンハイム・パートナーズのスコット・マイナード最高投資責任者(CIO)は9日、米10年債利回りが年内にマイナス0.5%に低下するとの見通しを示した。また、最大1兆ドル相当の高格付け社債がジャンク(投機的等級)債となる可能性があると予想した。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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