March 19, 2020 / 2:17 AM / 15 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル108円後半、ドル指数は3年ぶりの高値圏

[東京 19日 ロイター] -

<11:05> ドル108円後半、ドル指数は3年ぶりの高値圏

ドルは108.79円付近で不安定な値動き。朝方の107.88円から一時109.05円付近まで上昇したものの、109円台での滞留時間は短かった。

主要6通貨に対するドル指数は目下101.219付近。前日一時101.743まで急伸し、2017年3月14日以来3年ぶりの高値をつけ、現在も高値圏を推移する。

ドル指数急騰の背景は、前日の英ポンドの暴落。英ポンドの下げは、ドル指数の構成通貨のなかで最もシェアが大きいユーロの売りにも波及した。

英ポンドは前日1.14ドル半ばまで急落し、1985年以来の安値をつけた。市場では、「英ポンドについては特段悪いニュースがあったわけではなく、一部投資家の間で英ポンドを売って米ドルに乗り換える動きが活発化したもようだ」(アナリスト)との意見が聞かれた。

英ポンド暴落につられる形で、ユーロは一時1.0802ドルまで下落。現在は1.0906ドル付近を推移する。

ユーロについては、欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事が18日、景気後退の可能性に対抗するため、「何でもする」と改めて述べたこともユーロの売り安心感につながったという。

ECBは12日の理事会で、利下げや量的緩和(QE)の再開など包括的な追加金融緩和策の導入を決定した。ユーロ圏成長の下支えや物価の押し上げに向けあらゆる措置を講じる決意を示した。

<09:38> ドル108円半ば、いったん買い戻し

ドルは108円半ばで底堅い展開。日経平均が一時400円高となるなど、アジア株が意外な底堅さを見せていることもあり「前日の反動の円売りが進んでいる」(証券)という。

欧州中央銀行(ECB)が日本時間朝、7500億ユーロ(8180億ドル)の緊 急債券買い入れプログラムを開始すると発表したことも、注目を集めている。ユーロは118円前半から半ばへ小幅上昇した。

<08:00> ドル107.70─108.60円の見通し、「恐怖と混乱」で円堅調

きょうの予想レンジはドル/円が107.70―108.60円、ユーロ/ドルが1.0800─1.0970ドル、ユーロ/円が117.00―118.50円付近。

「恐怖と混乱が再び戻ってきた」(外銀)。市場で困惑の声が上がっている。原油先物が24%安、米2年債利回りは7%上昇、米ダウ平均6%安、英ポンド3%安と、各市場ともに大幅安。米国の財政出動で下げ止まり感を指摘する声が上がり始めた矢先、再び嵐に見舞われた格好だ。

新型コロナウイルスの感染拡大、実体経済への悪影響が広がるニュースが次々と流れる中、外為市場はマネーの米国回帰に伴うとみられるドル買いが席捲。円は対ドルでこそ下落したものの、対ポンドでは129円台から124円台まで買われるなど、幅広く堅調。ドルと円の2強ぶりが鮮明となっている。

この流れが続けば、きょうもクロス円の下げ圧力が大きくなりそうだ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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