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〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは107円半ば、韓国ウォンは急落後にやや戻す

[東京 21日 ロイター] -

<12:00> 正午のドルは107円半ば、韓国ウォンは急落後にやや戻す

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点(107.61/64円)に比べ、若干ドル安/円高の107.58円付近。

市場の関心は、午前10時半過ぎから急落し始めた韓国ウォンに向けられた。

韓国ウォンは午前9時過ぎの1ドル=1220ウォン付近から、1241.15ウォンまで急落した。きっかけは、米CNNが北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が手術後に深刻な体調不良に陥っていると報じたこと。

ウォンはその後、韓国政府が金正恩委員長が深刻な病気ではない、北朝鮮で異常な動きはないと伝えたことで、正午にかけて1230.40ウォンまで切替して反発したが、現在も不安定な値動きとなっている。

金氏を巡っては、故金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念日である今月15日の「太陽節」に姿を見せなかったことから、健康上の問題を抱えているとの憶測が広がっていた。韓国の北朝鮮専門ニュースサイト「デイリーNK」は、金氏が今月12日に心血管系の手術を受け、現在も療養中だが伝えている。

ドル/円は107円後半で底堅い値動きを続けていたが、「ウォンを巡る騒ぎに巻き込まれ、107円半ばまでやや下押しした」(邦銀)という。

<11:07> 韓国ウォンが急落、金委員長の体調不良との報道で

韓国ウォンは午前10時半過ぎの取引から急落し始め、一時1ドル=1237ウォン前半まで下げた。

米CNNが北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が手術後に深刻な体調不良に陥っていると報じたことがきっかけ。

北朝鮮情勢をめぐっては、4月15日の故金日成主席の生誕記念日「太陽節」に金正恩委員長が参拝したかどうかについて、北朝鮮の朝鮮中央通信が触れなかったことから、体調不良の観測が出ていた。

<10:49> 豪ドル67円後半に下落、豪ヴァージンの経営破綻受け軟調

豪ドル/円は67.89円付近できょうこれまでの安値圏。

豪ドルはきょう午前0時頃に68.85円の高値をつけて以降、午前7時まで下げ続けた。その後は日本勢の参入で一旦68.33円付近まで反発したが、高値では戻り売り押された。

オーストラリア第2位の航空会社ヴァージン・オーストラリア・ホールディングスの経営破綻に関する一連の報道が軟調な豪ドルの背景とみられる。

ヴァージン・オーストラリアは21日、自社の資本構成を変更し、より強固な財務基盤を得るため、任意管理に入ると発表した。新型コロナウイルス危機と高水準の債務負担で経営破綻に至った。連邦政府からの14億豪ドル(8億8760万米ドル)の融資を確保できなかったという。

午前10時半に豪中銀が前回会合の議事要旨を発表したが、発表直後に豪ドルは目立った反応を示さなかった。

豪中銀は議事要旨で、豪金融システムには耐性があるとの認識を示したほか、長期の資金供給オペに関して、市場の状況に応じて頻度を調整するとした。

ドル/円は107.73円付近。早朝から現在までの値幅は107.60―107.80円と狭いものに留まっている。

<09:15> ドル107円後半、証拠金取引ではメキシコペソやランドが人気

ドルは107.63円付近。早朝から小幅な値動きとなっている。

前日は原油先物価格の急落を受けて、米国市場では株安/長期金利低下が進んだが、為替市場では、資源国通貨が売られる一方で、ドル/円、ユーロ/ドルなどの主要通貨ペアが安定的な値動きをみせた。

「モノも人も動かないグローバルなリスクオフの下で、被害が少ない国や地域の通貨を選んで集中的に投資するような環境ではない。クロスボーダーの資金フローは相当低下しているはずだ」とFXプライムbyGMO、常務取締役・上田眞理人氏はみており、これがドル、円、ユーロなどの相対的な安定性の背景だという。

一方で、メキシコペソや南アランドなど、経済や政治面の脆弱性が高い通貨は個人の証拠金取引(FX)で人気を博しているという。

リフィニティブのデータによると、南アランド/円は目下5.72円前半。6日に5.6030円と最安値を付けている。

メキシコペソ/円は4.47円後半。6日に4.2241円と最安値を付けている。

格付け会社フィッチ・レーティングスは3日、南アフリカの外貨建て発行体デフォルト格付け(IDR)をすでにジャンク(投資不適格)級の「BBプラス」から「BB」に引き下げた。格付け見通しは「ネガティブ」。先週のムーディーズよるジャンク級への格下げに続き、南ア経済に打撃となった。

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは17日、経済見通しの悪化を理由にメキシコ国債の信用格付け見通しを「A3」から「Baa1」に引き下げた。また巨額債務を抱える国営石油会社ペメックスの格付けも「Baa3」から投資不適格級(ジャンク債)となる「Ba2」に引き下げた。

<08:24> ドル107円後半、原油暴落は米大統領選の「試金石」に

ドルは107.72円付近。静かな取引が続く中、早朝の安値107.60円から緩やかに回復した。

最近の外為市場では短期筋を中心に取引量が低迷している。「在宅勤務のトレーダーが多く、リスク許容量が大幅に低下した」(邦銀)ためという。

前日の米取引時間で米WTI原油先物の期近5月物が史上初めてマイナス圏まで急落し金融市場は騒然となったが、外為市場はあまり大きな反応を示さなかった。

トランプ米大統領は20日「原油価格下落は金融の目詰まりによる(financial squeeze)短期的なもの」とし、戦略石油備蓄(SPR)を積み増す意向を改めて表明した。

市場では「トランプ氏は、原油の急落により自らの票田のシェール企業がダメージを受けることを最小限に制御しようと躍起になっている。原油価格は11月の大統領選の行方を占う試金石となりそうだ」(金融アナリスト)とみられている。

シェール生産は大統領選の大票田である南部テキサス州などで多い。シェール企業は原油価格が40ドル台前半を割り込めば、採算が取れないとされている。シェール産業は年初、今年の原油価格を1バレル=55―65ドルと見込んでいた。

米原油先物取引では、期近5月限は現在マイナス8.93ドル。前日は一時はマイナス40.32ドルまで下落した。5月限は21日に上場期限を迎え、6月限にバトンタッチする。

<07:45>ドル107.10─108.10円の見通し、前日暴落の米原油先物を注視

ドル/円は107.72円付近、ユーロ/ドルは1.0864ドル付近、ユーロ/円は117円ちょうど付近。

きょうの予想レンジはドル/円が107.10―108.10円、ユーロ/ドルが1.0820─1.0920ドル、ユーロ/円が116.40―117.40円とみられている。

前日のニューヨーク外為市場終盤では、ドルが主要通貨に対し小幅に上昇した。原油価格の急落がカナダドルなどの資源国通貨の売り圧力になったほか、新型コロナウイルスの経済対策を協議する欧州連合(EU)首脳会議を控えて待ちの姿勢が強まった。

ドルはニューヨーク市場序盤に107.86円の高値を付けた後、原油価格の急落を受けた米国株安と米長期金利の低下を眺めつつ107.62円まで小幅に下落した。

市場では「原油価格の暴落にもかかわらず、リスク回避環境の中でドルと円が同時に買われ、結果的にややドル安/円高になびいた程度だった。ユーロについても、原油安を受けて大きな下押しが予想されたが、意外に底堅さを維持した」(外為アナリスト)という。

背景には、イタリアなどで感染拡大がややピークアウトしつつあることや、ドイツのメルケル首相が20日、EUの予算の拡大と欧州委員会による共同債発行を通して欧州経済の回復を支援する用意があると示唆したことなどがあるとみられる。

きょうも「リスク回避ムードが高まるかを巡り、米原油先物の動向が最も警戒されている」(同)という。

前日の米取引時間で米WTI原油先物の期近5月物は史上初めてマイナス圏に陥った。

期近5月限の清算値は306%(55.90ドル)安の1バレル=マイナス37.63ドル。一時はマイナス40.32ドルまで下落した。5月限はきょう上場の期限を迎える。6月限の清算値は16%安の1バレル=プラス20.43ドル。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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