May 1, 2020 / 6:32 AM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル107円付近、LIBORは今回の緩和フェーズで最大の下げ幅

[東京 1日 ロイター] -

<15:25> ドル107円付近、LIBORは今回の緩和フェーズで最大の下げ幅

ドルは107.05円付近。日中には5連休を控えた実需の売りが目立ったほか、午前中に伝わったトランプ米大統領による不規則発言も嫌気され、ドルは軟調な足取りとなった。

ドル短期金融市場では、指標となる3カ月物LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)は4月30日、0.55613%と前営業日から13.05ベーシスポイント(bp)低下した。3月3日の米緊急利下げを起点とする今回の金融緩和フェーズにおいて、LIBORの下げ幅は最大で、水準も最も低くなった。

LIBOR低下に伴って、銀行セクターの流動性リスクや信用リスクを測るLIBOR―OISスプレッド(LIBORとほぼ無リスクのオーバーナイト・インデックス・スワップの格差)は52.11bpと3月10日以来の低水準まで縮小した。

外為市場では、先月初旬までドル資金の流動性不足をドル買い材料としていたが、LIBORの大幅低下は、ドル資金が余剰であることを示しており、強力なドル買い材料が一つ消えたことになる。

足元のドル余剰がどれほど長く続くか不明だが、パウエルFRB議長は29日、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、FRBは積極的な資金供給を実施し、経済への長期的なダメージの回避に努めていると強調した。

ゼロ金利政策の継続期間については議長は明言を避けたが、ドル資金の余剰が今後も継続すれば、リスク資産や企業債務の過剰取引を再び煽ることにもなりかねない。

<13:48> ドル107円前半、連休中もトランプ氏の「不規則発言」を危ぶむ声

ドルは107.14円付近。朝方の取引では、5連休前の実需の買いフローを予想する向きが多かったが、ふたを開けてみると、特に仲値公示後は実需によるドル売りフローが目立ち、ドルは軟調な足取りとなった。

こうした実需のフローに加え、ドル安に追い打ちをかけたのが、トランプ米大統領による複数の不規則発言だ。

市場では、「新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済の急激な落ち込みで、大統領選の苦戦を強いられているトランプ氏による不規則発言が、連休中に最も心配な要素だ」(外為アナリスト)との声が聞かれた。

日本時間朝方には、トランプ大統領が30日、中国武漢の研究所が新型ウイルスの発生源となった可能性を確信していると述べたことが伝わった。ただ、証拠については言及を避けた。

さらに、トランプ氏は、同国と1月に締結した「第1段階」の通商合意の重要性が低下したとの認識を示し、新たな対中関税の発動も辞さない姿勢をにじませた。

中国政府系研究所「武漢ウイルス研究所(WIV)」は、同研究所が新型ウイルスを製造し漏洩させたとする説を事実無根として否定している。

一方、米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は、中国の透明性を欠く新型ウイルス対応に反発し、米政権が中国の保有する米国債の一部を帳消しにするとの考えは「無実無根」と言明した。CNBCの記者が30日、ツイッターへの投稿で明らかにした。米紙ワシントン・ポストは関係筋の情報として、米政府高官が中国保有の米国債の一部を帳消しにすることを協議していると報じた。

<12:09> 正午のドルは107円前半、米金利反落で上値重い

正午のドルは前日NY市場終盤の水準から横ばいの107円前半。連休前の取引は買いが優勢で一時107.40円まで上昇したが、買いは続かなかった。

前日の取引終了にかけて急上昇した米金利は反落。10年金利が0.62%台へ低下したことも、ドルの上値を抑えた。

前日海外では、米ボーイングが投資適格級で今年最大となる250億ドル相当の起債を行ったことが、米金利上昇とドル高の手掛かりとなった。

<09:19> ドル107円前半、米ボーイングの大型起債が話題

前日海外でドル/円が買われた一因として、米金利が取引終盤にかけて大きく上昇したことを挙げる声が出ている。

10年国債利回りは日本時間午前3時頃からじりじりと上昇。0.57%台から取引終了前には0.65%をつけた。手がかりはボーイングの起債。事前ヒアリングで投資家が高い関心を示したことで、100─150億ドルの予定だった発行額を250億ドルへ増額した。

「大型起債で長期、超長期ゾーンの国債金利に上昇圧力がかかった」(証券)という。同時にドル/円は106円後半から107.50円まで一段高となった。

ドルは現在107円前半で底堅い動き。

<08:01> ドル106.50─107.50円の見通し、相場急変に注意

きょうの予想レンジはドル/円が106.50―107.50円、ユーロ/ドルが1.0900─1.1000ドル、ユーロ/円が116.50―117.50円付近。

ドル/円は海外市場で一段高。月末取引はドル売りが優勢との事前予想通り、ユーロやポンドが特段の手掛かりがない中で急伸したことで、クロス円が軒並み高となり、円売りが対ドルにも波及する形となった。

ドルは一時107.50円まで上昇。27日以来の高値をつけた。

日本の大型連休を控え、日中は国内勢の持ち高調整が先行する見込み。前日海外に続き「突発的な値動きには要注意」(外銀)だという。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below