May 10, 2020 / 11:31 PM / 18 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル106円後半、米2年国債利回りは連日過去最低を更新

[東京 11日 ロイター] -

<08:29> ドル106円後半、米2年国債利回りは連日過去最低を更新

ドルは106.94円付近で今朝の高値圏。

8日のニューヨーク市場で米雇用統計発表後にドルや株価が上昇した流れを受け、早朝の取引では、ドル買い先行となっている。ニューヨーク市場の8日の高値(106.75円)を上抜けたことで、ドル買いに若干弾みがついている。

ただ、市場ではドルが今週、安定的に107円台に乗せられるか、懐疑的な見方も多い。

「米国がいずれマイナス金利を導入するとの思惑が市場で根強いため、ドルの上値は抑えられやすい」(邦銀)という。

米短期金融市場では、FF金利先物が連邦準備理事会(FRB)による12月のマイナス金利導入を小幅ながら織り込み始めた。

これを受け、米2年国債利回りは8日、過去最低の0.1050%まで低下。これまでの過去最低は7日の0.1290%だった。現在は0.1608/1588%の気配。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したデータを基にロイターが算出したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(5月5日までの週)によると、ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する売り越し額は91億4800万ドルと、前週の102億3000万ドルから減少した。

通貨別では、円のネットロングが2万7214枚と前週の3万2326枚から減少した。ユーロのネットロングは7万6299枚と前週の7万9681枚から減少した。

<07:42> ドル106.20─107.20円の見通し、米雇用統計後は緩やかなリスクオン

ドル/円は106.89円付近、ユーロ/ドルは1.0832ドル付近、ユーロ/円は115.78円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が106.20―107.20円、ユーロ/ドルが1.0780─1.0880ドル、ユーロ/円が115.20―116.20円とみられている。

8日に発表された4月の米雇用統計では非農業部門雇用者数が前月から2050万人減と、1930年代の大恐慌以降で最大の落ち込みとなった。エコノミスト予想は2200万人減だった。失業率は14.7%と、1982年11月の10.8%を上回り、戦後最悪となった。

ただ、「雇用統計の結果が事前予想を若干下回ったことや、パンデミックの一時的な影響で仕方がないとの見方が広がったため、ドルも米国株も発表後にむしろ上昇した。今朝の市場ムードもその延長線上にあり、ドルはニューヨーク市場の高値(106.75円)を上抜けたので上昇に弾みがついている」(外為アナリスト)という。

早朝の取引でドルは106.90円付近まで上昇した。8日のニューヨーク市場午後5時時点には106.65/68円だった。ただ、107.10円付近には上値抵抗線がある。

今朝のリスクオンに水を差す可能性がある材料として、米ホワイトハウス内でのウィルス感染の拡大がある。

ペンス米副大統領の報道官が新型コロナウイルスに感染したことが8日、明らかになったこと。7日にはトランプ大統領の身の回りの世話をするスタッフの感染も明らかになっている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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