May 13, 2020 / 3:09 AM / 21 days ago

〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは107円前半、NZドル安に起因するドル高続かず

[東京 13日 ロイター] -

<12:00> 正午のドルは107円前半、NZドル安に起因するドル高続かず

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点(107.13/16円)に比べ、若干ドル高/円安の107.19/21円。

ドルは朝方、株安に歩調を合わせて107.09円まで下落したが、午前11時に発表されたニュージーランド中銀の量的緩和拡大やマイナス金利の検討などの報道を受けたNZドル安/米ドル高の追い風を受け、一時107.27円まで強含んだ。

しかし、ドル高は勢いずかず、正午までに小幅に反落した。

「コロナ感染の第2波が懸念されるうえ、きょうと明後日に期日をむかえるオプションが107円台半ばから後半にあるとされ、(ドルの)行く手を阻んでいる」(外為アナリスト)という。

さらに、今夜には米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が現在の経済情勢について講演する予定で、足元では様子見ムードが広がりつつある。

<11:20> NZドルが64円後半に急落、中銀「マイナス金利は選択肢」

ニュージーランドドル/円は64.62円付近。ニュージーランド中銀の発表を挟んで、65円前半から64円後半へと急落している。

中銀がこの日開いた政策決定会合では、政策金利が0.25%に据え置かれる一方で、国債買い入れの規模が従来の330億NZドルから600億NZドルに拡大することが決まった。

同時に発表された議事要旨では、マイナス金利は将来の選択肢であり、マイナス金利への備えについて金融機関と協議中であることが明らかになった。

<10:51> ドル107円前半でもみあい、米2年国債利回りは再び低下

ドルは107.19円付近。仲値にかけていったん売られたが、現在はもみあいとなっている。ユーロは116.34円付近でこじっかり。

最近の外為市場では、米長期金利の動向にドル/円が素直に反応する傾向がみられるが、この日も、米国債の利回り低下がドルの上値を抑えているもようだ。

政策金利の動向に敏感な米2年国債利回りは現在0.1569/0.1529%の気配と、前日ニューヨーク市場午後5時05分時点の0.1668%から低下している。

同利回りは8日に0.1050%まで低下し、過去最低を更新したばかりだ。

前日はトランプ氏がツイッターで米連邦準備理事会(FRB)にマイナス金利導入を要求する一方で、FRB当局者らは、新型コロナウイルス感染拡大からの景気回復を支援するため、一段の財政出動が重要であるとの見解を示した。

マイナス金利はドル安を示唆する一方で、財政出動の拡大は国債増発を通じて金利を押し上げるため、当初はドルにプラスに働く可能性がある。ただ、財政赤字の拡大は、中長期的に、ドルに対する市場の信認を損なうリスクもある。

<09:15> ドル107円前半、米大統領がマイナス金利導入を改めて要求

ドルは107.12円付近で上値の重さが意識されているが、107円割れの水準では、国内勢の押し目買いが予想される。

前日の海外市場でドルは、米国株の大幅下落や米長期金利低下が直接的な引き金となって下落した。

背景には、トランプ政権の新型コロナウイルス対策本部の主要メンバーである国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長が12日、ロックダウン(都市封鎖)措置の解除を急げば、新型コロナ感染の第2波を招くリスクがあると警鐘を鳴らしたことや、米国でもマイナス金利政策が導入されるとの観測が改めて広がったこと、こうした観測の下で実施された米10年国債入札結果が良好だったこと、米中対立の激化懸念などがある。

トランプ米大統領は12日、連邦準備理事会(FRB)に対しマイナス金利を導入するよう改めて要求した。

トランプ氏はツイッターで「他の国々がマイナス金利の恩恵を受けている以上、米国もその『お恵み』を受け取るべきだ」と述べた。

外為市場では、米国でマイナス金利が導入されれば、「ドルが金利面でユーロや円に対して辛うじて保っている優位性を手放すことになるため、米国はマイナス金利を回避するとの見方があったが、コロナが米経済に壊滅的な打撃を与えたことで、背に腹はかえられない状況になったのだろう」(金融アナリスト)との声が聞かれた。

米FF金利先物市場では、現在2021年3月限から2022年3月限までの価格が100を上回り、同期間にFF金利がマイナスとなるとの観測がでている。

きょうは午前11時からニュージーランド中銀の政策金利発表や午後5時半から英国の国内総生産(GDP)速報値が予定されるほか、米国時間には米連邦準備理事会のパウエル議長が現在の経済情勢について講演する予定で、注目される。

<07:53> ドル106.70─107.70円の見通し、コロナ感染第2波への警戒感も

ドル/円は107.21円付近、ユーロ/ドルは1.0852ドル付近、ユーロ/円は116.33円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が106.70―107.70円、ユーロ/ドルが1.0790─1.0890ドル、ユーロ/円が115.80―116.80円とみられている。

前日の海外市場では、新型コロナウイルスの感染拡大第2波への警戒感が高まったことや、米中の対立激化に関する報道を背景に、米国株が大幅安となり、為替市場ではリスク回避の円買いが先行した。

きょうも「同様の理由から円買いが先行しいやすい地合いで、107円を割り込まずに踏ん張れるかが焦点だ。ただ、東京時間に107円を割り込んだ場合は、買い遅れの実需筋のドル買いも流入するとみられ、下値がサポートされそうだ」(外為アナリスト)という。

日中は午前11時にニュージーランド中銀の政策金利発表が予定される。

また米国時間にはパウエル米FRB議長が現在の経済情勢について講演する予定だ。

米トランプ政権の新型コロナウイルス対策本部の主要メンバーである国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長は12日、上院委員会の公聴会で証言し、ロックダウン(都市封鎖)措置の解除を急げば、新型コロナ感染の第2波を招くリスクがあると警鐘を鳴らした。

米共和党のグラム上院議員は12日、中国が新型コロナウイルスの感染が広がった経緯を十分に説明しない場合、同国に広範囲に及ぶ制裁を科す権限を米大統領に与える法案(COVID─19(新型コロナウイルス感染症)責任法)をまとめた。

大統領には、資産凍結や渡航禁止、ビザ(査証)取り消し、米金融機関による中国企業への融資の制限、中国企業による米証券取引所への上場禁止など、一連の制裁を科す権限を与えている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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