May 21, 2020 / 4:51 AM / 2 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル指数は99前半、2週間半ぶり安値から小幅に戻す

[東京 21日 ロイター] -

<13:44> ドル指数は99.35付近、2週間半ぶり安値から小幅に戻す

主要6通貨に対するドル指数は現在99.343付近。前日一時99.002まで下落し、約2週間半ぶりの安値を付けた。

ドル指数の下落の背景には、同指数の構成通貨で最も大きなシェアのユーロが前日1.0999ドルまで上昇し、5月1日以来約3週間ぶり高値を付けたことがある。

ユーロはきょう午前の取引で、利益確定や持ち高調整の売りを受けて、1.0957ドル付近まで軟化したが、足元のユーロ高のトレンドには影響を及ぼさないとの見方が多い。

「原油高、株高で市場がリスク選好気味となるなか、ユーロに対するドルの弱さが目立ってきた」(外為アナリスト)という。

ユーロの強さの背景には、市場のリスク選好ムードに加え、最近発表されたユーロ圏の経済指標が市場予想を上回る結果となったことや、ドイツとフランスのイニシアティブで、新型コロナウィルスのパンデミックによる域内の景気の落ち込みを緩和し、復興を支援するために5000億ユーロ規模の基金が設立される段取りとなっていることなどがある。

<12:13> 正午のドルは107円半ば、中豪関係悪化に警戒

正午のドルは前日NY市場終盤の水準と変わらずの107円半ば。豪ドルが売られたことを背景に、海外市場で進んだ円安は一服。主要通貨はもみあいとなった。

豪ドル安の手がかりは、オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー紙の報道。中国が鉄鋼輸入の検査手続きを変更すると報じた。変更で豪の対中輸出が減少するとの思惑が広がったという。

豪が4月、中国に対して新型コロナ流行に関する国際調査を求めて以降、両国の関係は悪化している。

<09:25> ポンド131円半ばで上値重い、マイナス金利導入観測

リスクオンムードが広がった海外市場で目立ったのが、ポンドの独歩安。対円では前日日中の132円半ばからじり安で、現在は131円前半で取引されている。

きっかけはイングランド銀行(中央銀行)ベイリー総裁の発言。「マイナス金利を採用した他中銀の動向を注視しており、一部の中銀は現時点で非常に興味深い評価を公表している」とした。

総裁は同時に、マイナス金利のメリットは限定的とも指摘したものの、迅速な対応が必要となる可能性があるため、中銀は金融政策の選択肢の見直しを行っている、と発言したことが関心を集めたという。

マイナス金利導入観測の高まりを背景に、20日に行われた3年債入札では、平均落札利回りがマイナス0.003%まで低下。国債入札で初のマイナス金利となった。

<08:00> ドル107.20─108.00円の見通し、日銀会合で思惑

きょうの予想レンジはドル/円が107.20―108.00円、ユーロ/ドルが1.0930─1.1000ドル、ユーロ/円が117.70―118.50円付近。

海外市場は株高でドルと円が下落。その一因として、日銀が22日に開催する臨時金融政策決定会合に関する思惑が出回っている。「海外勢の間では追加緩和に期待する声が出ている」(トレーダー)ほか、新たな資金供給策の導入による市場安定への期待感もあるという。

日銀によると、今回は4月会合で黒田東彦総裁が執行部に検討を指示した金融機関への新たな資金供給手段について、報告を受け、必要な金融調節事項を検討する。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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