June 1, 2020 / 11:34 PM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル107円半ば、トランプ大統領のデモ沈静化発言受け小幅安

[東京 2日 ロイター] -

<08:26> ドル107円半ば、トランプ大統領のデモ沈静化発言受け小幅安

ドルは107.53円付近、一時107.51円まで下落した。

トランプ米大統領は先ほど、全米で激化している黒人男性暴行死を巡る抗議デモを沈静化する意図で一連の発言を行った。

ドルは発言が伝わる直前の107.63円付近からじわじわと売られているが、今のところドルの下落に勢いはない。

トランプ米大統領は1日、全米で激化している黒人男性暴行死を巡る抗議デモに対する各州知事の対応を批判し、より強硬な姿勢で臨むべきとの考えを示した。一方、複数の都市では略奪や暴力行為を抑えるため夜間外出禁止令が延長された。

一方、ユーロは119.73円付近で底堅い。前日には119.98円付近まで上昇して120円の大台に迫った。

「欧州のコロナ救済基金に対する期待が根強いほか、ユーロ圏経済の立ち直りが他地域より早いとの認識も手伝って、ユーロは引き続き堅調だ」(外為アナリスト)という。

前日IHSマークイットが発表した5月のイタリア製造業購買担当者景気指数(PMI)は45.4と、1997年の統計開始以来、最低だった4月(31.1)から上昇し、ロイターがまとめたアナリストの予想中央値(37.0)も大幅に上回った。

<07:57> ドル107.10─108.10円の見通し、米大統領がデモ沈静化で発言

ドル/円は107.55円付近、ユーロ/ドルは1.1132ドル付近、ユーロ/円は119.75円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が107.10―108.10円、ユーロ/ドルが1.1090─1.1190ドル、ユーロ/円が119.30―120.30円とみられている。 トランプ米大統領は先ほど、多くの州が地域の治安維持に失敗していると指摘したほか、デモ隊による警察への攻撃はテロ行為に等しいとの認識を示した。また、暴動や略奪を阻止するため、民生・軍隊を含む連邦政府のあらゆる資源を活用するとした。

トランプ大統領の発言を挟んでドル/円は若干下落しているが、今のところ下げに勢いはない。

このところの外為市場ではドル/円が107円台で一進一退を繰り返す一方で、ユーロが2カ月ぶり、英ポンドが1カ月ぶりの高値圏まで上昇している。

きょうも「ユーロや英ポンドなど欧州通貨の値動きが最も注目される」(外為アナリスト)とされ、ユーロ/円が120円の壁を突破できるか、ユーロ/ドルが3月末の高値を超えて続伸できるかがポイントだという。

前日には、中国政府が国有企業に対し米国から大豆と豚肉の輸入を停止するように指示したことが伝わり、リスク回避からドルが107.38円まで下落する場面があったが、下落は比較的短時間で収束し、その後ショートカバーによって107.70円まで持ち直した。

黒人男性が白人警官に首を圧迫され死亡した事件への抗議活動は全米数十の都市に広がり、各地で暴徒化したデモ隊と警察が衝突。主要都市では週末、夜間外出禁止令が出された。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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