June 3, 2020 / 6:53 AM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル108円後半、LIBORは4年7カ月ぶり低水準

[東京 3日 ロイター] -

<15:45> ドル108円後半、LIBORは4年7カ月ぶり低水準

ドルは108.68円付近で堅調。

午後3時過ぎからクロス円がじわじわと上値を伸ばしていることや米長期金利が上昇していることで、ドルも緩やかに上昇している。

ユーロ/円は現在121.87円ときょうの高値、かつ4カ月半ぶり高値圏にある。

米10年国債利回りは0.7098/65%と2日のニューヨーク終盤(0.6868%)から上昇している。

一方、ドルの短期金融市場では、指標となる3カ月物LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)が2日、0.3305%と前日から0.663ベーシスポイント(bp)低下して、2015年10月29日以来4年7カ月ぶりの低水準となった。

当時は、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)の終了を決定してからちょうど1年経った時点で、2カ月後の2015年12月16日には、FF金利の誘導目標が0.25―0.50%に引き上げられている。

「当時の緩和規模に比べて、現在の量的緩和は一段とすさまじい。このためLIBORにはまだ下げ余地がありそうだ。マイナス圏まで落ち込んでも驚きはない」(マネー担当トレーダー)という。

現在のドル/円相場は、米長期金利に正の相関関係を示しているが、LIBORのさらなる低下が、利回り曲線全体を押し下げて、ドル/円の重しとなる可能性もある。

<13:55> ユーロ121円後半、約4カ月半ぶり高値でもみあい

ユーロ/円は121.62円付近でもみあいとなっている。一時121.80円まで上昇し、1月22日以来約4カ月半ぶりの高値を付けた。

ユーロ/ドルは1.1203ドル付近。一時1.1211ドル付近まで上昇し、3月16日以来の高値をつけた。

ドルは108.55円付近。朝方の取引で108.85円まで上昇し、4月9日以来の高値を付けたが、仲値付近では、輸出企業のドル売りが流入し、押し戻された。

前日の取引では、株高や原油高に加え、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円など対欧州通貨及び対資源国通貨での円安が、ドル/円を108円台に押し上げるエネルギー源となった。

きょうも「欧州通貨高、資源国通貨高の基調に変わりはない。ただ、明日に欧州中央銀行(ECB)の理事会を控えているので、やや調整的な売りも出ているようだ。昨日のような円売りがもう一度再燃するかは、欧州通貨や資源国通貨の動向が鍵を握る」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

4日のECB理事会では7500億ユーロのパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)買い入れ枠が約5000億ユーロ増額されるとの見方が多い。

また、ドイツ連邦憲法裁判所が5月にECBの量的緩和政策(QE)を一部違憲と判断したことが、理事会でどのように認識されるか注目される。

MNIは、匿名のECB当局者の話として、ECB理事会メンバーの多くが資産買い入れプログラムの増額に反対していると報じている。

<12:01> 正午のドルは108円半ば、2カ月ぶり高値

正午のドルは前日NY市場終盤の水準から小幅安の108円半ば。アジア株や原油価格が上昇する中、円が弱含む流れは不変で、ドルは一時108.85円まで上昇。前日海外高値を上抜け、4月9日以来2カ月ぶり高値を更新した。

円は小幅ながら広範に下落。対豪ドルで75円半ばと5カ月ぶり、対ユーロで121円後半と4カ月ぶり、対英ポンドで137円前半、対NZドルで69円後半と、ともに3カ月ぶり安値をつけた。

市場では、各国の経済活動再開に向けた期待感からリスクオンムードの円売りが進んでいる、との指摘が出ている。

ただ、活動再開に伴う新型コロナ第2波の来襲や米中対立などに警戒感を示す声も多く「円安は買い持ちの解消の域を出ないのでは」(外銀)との見方もあった。

米商品先物取引委員会(CFTC)がまとめたIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組状況によると、5月26日までの週の円買い越し幅は3万4607枚と、16年11月以来3年半ぶり高水準だった。

ドルは正午にかけて108円半ばへ小幅反落した。

<10:20> ドル108円半ば、原油急伸も円安手がかり

ドルは東京市場でも続伸。仲値にかけて108.85円まで上値を伸ばしたが、公示後は買いが一服となり、108円半ばへ小幅反落した。

それでもアジア株高の下、円は全般に売りが優先。豪ドルは75円後半まで一段高で、5カ月ぶり高値を更新した。

市場では、リスクオンムードが勢いづいてきた一因として原油価格の急上昇も話題となっている。手がかりは、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどで構成する「OPECプラス」会合で、日量970万バレルの減産合意を延長する可能性が浮上したこと。

OPECプラスは4月の会合で、5─6月に日量970万バレルの減産を実施することで合意。世界の原油供給の約10%に当たる過去最大の減産を7月以降も継続することで、価格の下落を避ける狙いがあるという。

前日海外市場では、米WTI、北海ブレントがともに4%弱上昇。きょうアジア市場に入っても底堅い動きが続いており、3カ月ぶり高値を更新している。

OPECプラスは予定を1週間程度早め、早ければ4日にもオンライン会合を開く。

<09:05> 円、年初来下落に転じる 目立つユーロ高

リフィニティブのデータによると、対ドルの円相場が2カ月ぶりに年初来マイナス圏へ下落した。主要通貨の対ドル相場で年初来プラス圏を維持しているのは、リスク回避局面で買われやすいスイスフランと、今年に入り利下げを行っていないスウェーデンクローネのみとなった。

一方、一時は4%超売られたユーロがプラス圏へ接近中。個人投資家の間では「ドル/円のみでなく、クロス円にも取引人気が広がってきた」(FX関係者)という。

ドルは108円後半で底堅い動き。

<08:00> ドル108.00─109.00円の見通し、一段高に期待の声

きょうの予想レンジはドル/円が108.00―109.00円、ユーロ/ドルが1.1120─1.1200ドル、ユーロ/円が121.00―121.80円付近。

海外市場はリスクオンムード。株高の下で豪ドルが買われる一方、円が大きく売られた。ドルは108.77円まで上昇し、4月9日以来2カ月ぶり高値を更新。豪ドルも74円後半と4カ月ぶり高値をつけた。

ドルは現在108円前半を走る200日移動平均線を2カ月ぶりに上抜けた。「テクニカル的に上値を試す展開になりやすい」(外銀)情勢だ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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