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〔マーケットアイ〕外為:ドル107円前半で軟調、ユーロは1.12ドル半ば

[東京 15日 ロイター] -

<09:23> ドル107円前半で軟調、ユーロは1.12ドル半ば

ドルは107.29円付近で軟調。早朝の高値は107.56円だった。

午前7時台にドルを買い込んだFX(外為証拠金取引)などの短期筋が、株安やドルの伸び悩みで、午前9時以降はドルロングを手じまっていることが直接的な背景とみられる。

ユーロは1.1253ドル付近で一進一退。

12日の取引では、ドイツのメルケル内閣が12日開いた特別閣議で、新型コロナウイルス危機に向けた1300億ユーロ(1472億ドル)規模の第2弾経済対策の一環で、時限的な付加価値税(VAT)率の引き下げと、子育て世帯への現金支給で合意したことが好感され、ユーロが1.13ドル台に乗せる場面が見られた。

しかし、12日は欧州通貨が全般に下落したことで、ユーロ高は失速した。

一方、米国では感染再拡大が懸念され、ドルの上値追いの意欲を削いでいる。

国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は12日、一部の州での新型コロナウイルス感染入院者数の増加傾向について、強力な感染者追跡措置が講じられなければ制御不能となる可能性があると警告した。

ロイターの集計によると、米国のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)による死者は11万4000人。複数の州で入院者数が増加している。

<08:27> ドル107円前半、日銀決定会合は対策一巡で効果見極めか

ドルは107.31円付近で軟調。

午前5時前に安値107.16円を付けた後、午前7時過ぎに本邦勢が参入すると107.56円まで反発したが、現在は上値の重さが意識されている。

前週のドルは、高値109.77円から106.58円まで3円以上の幅で下落した。「FOMC(連邦公開市場委員会)を挟んだドル安(方向への)調整は一巡したが、株価が不安定なことから、上方向のモメンタムは強まりにくい」(アナリスト)という。

日銀は今日から2日間の日程で金融政策決定会合を開くが、金融政策の現状維持を決める公算が大きいとみられ、為替市場では材料になりにくい。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞を受け、日銀は3月以降、対策を打ち出してきたが、金融市場が落ち着き企業金融支援の枠組みも確立したことから、一連の対策の効果を見極めるとみられる。

日銀が企業金融の円滑化と市場の安定確保の観点から採用した対策は、1)企業金融支援の特別プログラム、2)積極的な国債購入とドル供給、3)上場投資信託(ETF)や上場不動産投信(REIT)の積極購入の3本柱に集約される。

一方、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長あ週前半に米議会で証言する予定で注目されている。FRBは9―10日に開いたFOMCで、フェデラルファンド金利の誘導目標を0―0.25%に据え置くと同時に、現行ペースの債券購入を継続することを表明した。また、少なくとも2022年まで金利をゼロ近辺に維持するとの見通しを示した。

<07:40> ドル107.00─108.00円の見通し、不安定な株価を警戒

ドル/円は107.47円付近、ユーロ/ドルは1.1241ドル付近、ユーロ/円は120.78円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が107.00―108.00円、ユーロ/ドルが1.1190─1.1290ドル、ユーロ/円が120.30―121.30円とみられている。

12日の米国市場では、株価の上昇や米長期金利の持ち直しを受けてドルが買われる場面があった。しかし、「米国株は大きく下落した後、大幅な上昇に転じるなど、依然不安定だ。外為市場も不安定な株価にふらされやすくなっている」(外為アナリスト)とされ、株のボラティリティーの高さを警戒する声が上がっていた。

また、米南部ジョージア州アトランタ市では、12日にハンバーガーチェーン「ウェンディーズ」のドライブスルーエリアで、黒人男性が警察官に銃撃されて死亡し、13日には同事件に対する抗議デモも参加者の一部が同レストランに放火する事態となった。

米国で起きている人種差別問題やそれを背景とする分断の深刻化は、引き続きドルの上値追いを抑制する材料となりそうだ。

さらに、米国ではフロリダやテキサスなどの州で、新型コロナウイルス感染者が増えており、市場では感染第2波の懸念がくすぶっている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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