June 16, 2020 / 3:12 AM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは107円後半、日銀決定会合には反応薄

[東京 16日 ロイター] -

<12:00> 正午のドルは107円後半、日銀決定会合には反応薄

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点(107.31/34円)に比べ、小幅にドル高/円安の107.61/63円。

日銀は金融政策決定会合で、現行の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)付き量的・質的金融緩和の継続を賛成多数で決めた。また、コロナ対応特別プログラムの総枠を110兆円に拡大した。

ドルは決定会合を挟んで緩やかに上昇したが、決定会合の結果に直接的に反応した形跡はみられないという。

一方、市場では、トランプ政権が景気テコ入れのために1兆ドルのインフラ支出を検討しているという一部報道が話題になっており、短期筋による若干のドル買いを誘ったとの指摘も聞かれる。

ただ「トランプ氏は就任当初にも同じようなことを言っていた。当初のインフラ計画が実施されたという話は聞かないが、同じもののことを言っているのか。いずれにせよ、選挙対策以外の何物でもなさそうだ」(FX会社)と冷静な意見も聞かれた。

<10:39> ドル107円前半、米長期金利は0.73%前半に上昇

ドルは107.31円付近で上値の重さが意識されている。午前9時前に107.50円の高値を付けた後はじわじわと下落したが、現在は下げ止まっている。

ユーロは全般に堅調だが、ユーロ/円は121.70円付近で伸び悩んでおり、株高や米長期金利の上昇にもかかわらずドル/円の上値余地は限定されている。

米10年国債利回りは0.7330/314%の気配。前日ニューヨーク市場の午後5時05分時点では0.7199%だった。

FRBは先週のFOMCで異例の経済下支えが数年続くとの見解を示し、金利見通しでは、ゼロ金利政策を2022年まで据え置く姿勢が示された。

パウエルFRB議長が16、17日に議会証言を行うが、同様の考えを示すとみられる。

<09:00> ドル107円半ば、米国のYCC導入はユーロに有利か

ドルは107.46円付近。

ドル/円は前日から再び「蚊帳の外」に置かれ気味で、ユーロやドルに比べて値幅が狭まっている。ニューヨーク時間の取引レンジは107.21―107.49円だった。

一方、ユーロ/円は現在121.84円付近と5日ぶりの高値圏。

ニューヨーク時間には120.35円から121.60円まで大幅に上昇した。ユーロ/ドルも1.2270ドルから1.3320ドルと大幅高となり、現在は1.1338ドル付近と堅調だ。

こうしたユーロ高の背景には、米連邦準備理事会(FRB)が社債の買い入れを開始すると発表したことや、米国がイールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)を年内にも導入するとの根強い見方がある。

さらにマクロ経済面では、欧州の景気回復が米国に先行していることや、欧州のコロナ感染拡大が米国より先に終息に向かっていると見方もユーロの買い安心感につながっているという。

パウエルFRB議長は先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でYCCについて協議したことを認め、有効性はなお決めかねるとしつつも、選択肢として排除はしなかった。

こうした中、米国の地区連銀総裁の間では、YCCに消極的な意見が出始めている。サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は15日、「YCCよりもフォワードガイダンス(先行きの政策方針)やバランスシートの規模を巡る目標設定といった政策手段を先に利用する方が望ましい」とした上で、YCCを巡っては個人的に利便性とコストを比較検討していると語った。

ダラス地区連銀のカプラン総裁は、YCCについては個人的には一定の懸念を持っているが排除はしないとしつつも、FRBが金融市場を一段とゆがめることがないよう留意する必要があると述べた。

<07:50> 外為:ドル106.90─107.90円の見通し、FRBの社債買入は「中立」

ドル/円は107.42円付近、ユーロ/ドルは1.1325ドル付近、ユーロ/円は121.71円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が106.90―107.90円、ユーロ/ドルが1.1270─1.1370ドル、ユーロ/円が121.10―122.10円とみられている。

前日のニューヨーク市場では、米連邦準備理事会(FRB)が社債の買い入れを開始すると発表したことでリスク選好が高まって米株価が上昇し、ドル安/円高になびく場面があった。ただ同時に、ドルが対ユーロで大幅安となり、ユーロ/円が大幅に上昇した。

結果的に、ドル安と円安が並列的に進んだことでドル/円の値幅は狭まり、FRBの発表のドル/円相場への影響は中立的となった。

FRBは、セカンダリーマーケット・コーポレート・クレジット・ファシリティー(SMCCF)を通じた社債の買い入れを16日に開始すると発表。ポートフォリオの多様化に向けインデックスに基づき買い入れを行うとした。

悪化が懸念されていた米中関係にも何らかの進展がありそうだ。ポンペオ米国務長官が今週、ハワイの米軍基地で中国の代表団と会談する見通しだと関係筋が明らかにした。会談はヒッカム空軍基地で17日に開かれる予定。

きょうは日銀決定会合の結果やパウエルFRB議長の議会証言が予定され、注目されている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below