June 24, 2020 / 3:17 AM / 14 days ago

〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは106円半ば、ソフトバンクGのTモバイル売却も重し

[東京 24日 ロイター] -

<12:00> 正午のドルは106円半ば、ソフトバンクGのTモバイル売却も重し

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点(106.51/54円)とほぼ同水準の106.52/54円。

前日の取引で1円を超える上げ幅で121円台に乗せたユーロ/円や、その他のクロス円が、午前の取引では伸び悩んだ。正午のユーロは120.55/59円。

さらに、午前11時のニュージーランド中銀の政策決定を挟んで、NZドルが69円前半から一時68.65円付近まで急落。これに同調して、他のクロス円も円高方向になびき、ドル/円も106.43円付近まで軟化した。

外為市場では、ソフトバンクグループによるTモバイル売却に伴い、大規模なドル売り/円買いが発生するとの思惑が広がっている。

実際の円転(ドル売り/円買い)がどのようなタイミングと規模で出るのかは定かではないが、大規模な円転の思惑は目先のドルの上値余地を狭めているという。

関係筋によると、ソフトバンクグループは、米携帯電話サービス大手TモバイルUS株の一部を1株103ドルで売却し、137億6000万ドルを調達する。ソフトバンクからのコメントは取れていない。Tモバイルの前日終値は107.16ドルだった。

<11:10> ドル106円前半、ドルLIBORは0.2%台に定着か

ドルは106.43円付近。一時106.39円まで下落したが、前日海外市場の安値106.08円に迫る気配は今のところない。

ニュージーランド中銀は先ほど、政策金利を0.25%に据え置き、資産買入プログラムの規模を600億NZドルに維持することを決定した。また、必要に応じて追加の金融政策ツールを利用する用意があることを表明した。

同中銀の決定を挟んで、NZドルは69円前半から一時68.65円付近まで下落した。これに同調して、他のクロス円もやや円高方向になびいており、ドル/円も若干円高方向に振れている。

米国債市場では、10年国債利回りが0.7184/68%の気配。前日ニューヨーク市場の午後5時5分時点には0.7151%だったので、上昇気味だ。

ドルの短期金融市場では、指標となる3カ月物LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)が23日、0.29688%となった。22日は0.29663%と2015年7月27日以来の低水準をつけている。

5年ぶりの低位にあるLIBORについて市場では「しばらくは0.2%台での取引になりそうだ。ただ、このままでいくと、Fedが嫌がるマイナス金利方向に行ってしまうので、調整が必要になるだろう」(マネーブローカー)との意見が聞かれる。

FRBのデータによると、世界の中銀がFRBとの通貨スワップ協定を通じて調達したドルの残高が前週に3カ月ぶりの低水準となり、7兆ドル規模に膨らんだ米連邦準備理事会(FRB)のバランスシートも、足元では若干縮小している。

こうした現象は、新型コロナウイルス危機の初期に特徴的だった世界的なドル不足が解消したことを表す。

<10:10> ドル106円半ば、ユーロの「快進撃」再開の兆し

ドルは106.55円付近でしっかり。仲値にかけて実需の買いフローもあったもようだ。

前日は久しぶりにドル/円が動意づいたが、東京の午前の取引で短期筋が構築したドルロングは、ニューヨーク時間までに全て巻き戻される結果となり、損失を被った短期筋も多いという。 「結局、ドル/円には手を出さないことが最良のトレーディング・ストラテジーという認識に戻った。触らぬ神に祟りなしだ」(外国銀)との声が聞かれた。

こうした短期筋のドル/円離れが進むなか、ドル/円相場はクロス円の動向に影響を受ける流れに戻りつつある。

現在ユーロ/円は120.56円付近と堅調で、対ユーロでの円売りがドル/円の下値を支えている。

前日は、ユーロ/ドルも1.1233ドルから1.1348ドルまで大幅高となった。

ユーロは5月25日から6月10日まで上昇トレンドを維持し、1.0870ドルから1.1422ドル付近まで大幅高となった。しかし、その後は19日まで下落し、ユーロ高トレンドはいったん終了した。

しかし、今週に入ってユーロは再び上げ基調に転じており、ユーロ快進撃の再開の兆しがあるという。現在ユーロは1.1315ドル付近。ユーロ圏の経済回復が他の地域に先行するとの認識が引き続きユーロの底力の背景だ。

<09:15> ドル106円半ば、米中通商合意の「継続」だけではドル買いできず

ドルは106.49円付近。早朝の高値は106.55円で、一時106.39円まで下落した。ユーロは120.54円付近で堅調。

日銀は先ほど、金融政策決定会合における主な意見(6月15、16日分)を公表した。そのなかで、新型コロナ対応で打ち出した日銀の政策措置はおおむね出そろったとの認識を示し、今後もさらなる政策対応が必要なら迅速に対応すべき、とした。

為替市場は今のところ目立った反応を示していない。

前日の日本時間午前の取引では、中国との通商合意は「終わった」とのナバロ米大統領補佐官の発言が伝わり、ドルが106.74円付近まで小幅に売られる場面があった。

しかしその後、本人自身が、同発言は文脈を無視して報じられたとの認識を示したことや、トランプ米大統領が、中国との通商合意は全くの無傷だとツイートしたことで、一転ドル買い戻しが先行し、ドルは107.22円まで買い進まれた。

前日ニューヨーク市場の高値は107円ちょうどだった。

今朝の市場では、「米中の合意が継続しているだけで107円前半まで買ったのは、さすがにやり過ぎたとの反省が広がっている。ソフトバンクのTモバイル売却の話も伝わって、投機筋はドル買いに一段と慎重になっているようだ」(アナリスト)という。

関係筋によると、ソフトバンクグループは、米携帯電話サービス大手TモバイルUS株の一部を1株103ドルで売却し、137億6000万ドルを調達する。ソフトバンクからのコメントは取れていない。Tモバイルの終値は107.16ドル。

外為市場では、ソフトバンクグループのよるTモバイル売却に伴い、大規模なドル売り/円買いが発生するとの思惑が広がりつつあり、ドルの上値が抑えられている。

<07:48> ドル106.00─107.00円の見通し、ソフトバンクGのTモバイル株売却に関心

ドル/円は106.47円付近、ユーロ/ドルは1.1311ドル付近、ユーロ/円は120.45円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が106.00―107.00円、ユーロ/ドルが1.1250─1.1350ドル、ユーロ/円が120.00―121.00円とみられている。

海外市場では、フランスの総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が51.3と予想を大幅に上回って改善したことが好感され、ユーロ買いに拍車がかかった。

ユーロ/ドルは1.1348ドルまで上昇して1週間ぶり高値を付けたほか、ユーロ/円も121.08円と、東京時間に付けた119.91円から大幅高となった。

ドル/円は、ユーロ買い/ドル売りの流れを受けていったん106.60円まで軟化した後も下げ止まらず、106円半ばから前半では、ストップロスを巻き込んで下げが加速し、106.08円まで売られた。東京時間の高値は107.22円だった。

昨日海外市場でのドル売りについて、「ドル安の直接的な原因は、107円台でドルを買い込んでしまった短期筋による投げ(ドル売り)だが、間接的な要因として、ソフトバンクグループのTモバイル株売却に伴う円買いの思惑がある」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

ソフトバンクGは23日、米携帯電話サービス大手TモバイルUS株式の売却を開始すると発表した。Tモバイルに売却するほか、ドイツテレコムに購入オプションを与える。

保有資産のうち4.5兆円分を資金化する計画の一環で、Tモバイルへの売却分は22日終値に基づくと211億ドル(約2兆2500億円)となる。調達する資金は自社株買いや負債の償還などに充てる。

きょうも「ソフトバンクGによる円転フロー(円買い)の思惑は続くとみられる。ドルは107円に近付くと売られやすくなりそうだ」(前出のアナリスト)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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