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〔マーケットアイ〕外為:ドル107円前半、投機資金は「流動性志向」でドルに集中

[東京 29日 ロイター] -

<09:37> ドル107円前半、投機資金は「流動性志向」でドルに集中

ドルは107.21円付近でこじっかり。仲値公示にかけては月末の駆け込み的なフローが予想されている。

このところの外為市場では、リスク回避地合いでドルと円が両方買われ、ドルが円より一段と買われる現象が起きている。従来のリスク回避地合いでは、円買いが先行していた。

この現象についてFXプライムbyGMO、常務取締役の上田眞理人氏は「IMM通貨先物では、すべての通貨に対してドルショートが増えている。こうしたショートをベースに、何かがあるとドルが買われやすくなっている」と指摘する。

同様に、リスクオンでは、来円が売られてきたが、このところはドル売りが円売りに勝っている。

上田氏は「様々なリスク要因があるなか、安全志向から、最も流動性の高いドルを手掛ける向きが増えている。このため、市場はドル全面高やドル全面安という状況になりやすい」と分析。

一方で、投機資金が潤沢にある中でも流動性の低い新興国通貨は恩恵を受けにくく、ドル安/新興国通貨高にはなりにくいとみている。

<07:45> ドル106.70─107.70円の見通し、107円前半でもみあいの公算大

ドル/円は107.13円付近、ユーロ/ドルは1.1223ドル付近、ユーロ/円は120.23円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が106.70―107.70円、ユーロ/ドルが1.1170─1.1270ドル、ユーロ/円が119.80―120.80円とみられている。

26日の海外市場では、米テキサス、フロリダ州当局が、新型コロナウイルス感染の急増を踏まえ、バーの営業停止やレストランの入店制限強化を命じたことや、米国が香港の自治制限に関与した疑いがある中国共産党幹部に対するビザ発給を制限すると発表したことなどを背景に、米国株が下落し、米長期金利が低下した。

こうしたリスク回避の環境の中で、ドルが小幅に買われる場面がみられた。

きょうは「海外市場の流れを引き継いで、日本株などが下落する余地がある。為替市場では、ドルが106円台に入れば買いが先行し、107円半ばでは売りというパターンが続きそうだ。結果的に107円前半を中心とするもみあいとなる公算が大きい」(外為アナリスト)という。

米国では、テキサスやフロリダに加え、カリフォルニア、アリゾナ、アラバマ、アイダホ、ミシシッピ、ミズーリ、ネバダ、オクラホマ、サウスカロライナ、ワイオミングの各州で前週、新規感染者が過去最多を記録している。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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