July 7, 2020 / 3:27 AM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは107円前半、人民元は一時4カ月ぶり高値

[東京 7日 ロイター] -

<12:10> 正午のドルは107円前半、人民元は一時4カ月ぶり高値

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点(107.35/38円)とほぼ同水準の107.38/40円。

早朝の取引で107.38円付近で推移していたドルは、仲値公示を経て107.25円まで下落した。しかし、その後は切り返して、午前11時半ごろに107.39円まで小幅に反発した。ただ、方向感は乏しく、「上にも下にも行けない相場が続いている」(トレーダー)という。

午前の取引ではオフショア人民元の堅調さが目立った。

前日大幅に上昇したオフショア人民元はこの日も続伸し、一時1ドル=6.9965元と、3月17日以来約4カ月ぶり高値をつけた。現在は7.0154元付近。

ユーロ/ドルは一時1.1331ドル付近まで上昇し、2週間ぶりの高値圏で取引された。前日にユーロは1.1245ドルから1.1345ドルまで上昇し、6月23日以来の高値をつけている。

9日にはユーロ圏財務相会合で7500億ユーロの新型コロナウィルス復興基金案について話し合い、欧州復興基金での合意に向けたお膳立てをする予定で、期待が広がっている。

<10:35> オフショア人民元は一時6.99元後半、4カ月ぶり高値

オフショア人民元は一時1ドル=6.9965元まで上昇し、3月17日以来約4カ月ぶり高値をつけた。現在は7.0047元付近。

中国人民銀行が先ほど発表した人民元の対ドル基準値は1ドル=7.0310元と、前日の7.0663元から人民元高方向に設定された。

市場では「人民元高の背景には、最近発表された中国の経済指標が回復を示すものだったこともあるが、回復をアピールする官製相場的な要素も否定できない」(アナリスト)との声も出ていた。

前日は、中国証券報が論説で、資本市場改革が進められ国内外から資金が集まる中、中国経済は回復しつつあり、健全な強気相場の準備が整いつつあるとの認識を示したことや、さらなる株価の上昇に向けた政府の支援を指摘したことが材料視され、中国株の上昇を支援した。

一方、中国中央国債登記結算(CCDC)と上海清算所のデータを基にロイターが算出したところによると、中国人民元建て債券の外国人保有高は6月末時点で前月比3.4%増の2兆5100億元(3559億ドル)と、過去最高を更新した。

<09:30> ドル107円前半、ユーロは2週間ぶり高値圏での取引

ドルは107.31円。早朝からの値動きは107.28―107.39円と極めて狭いレンジに収まっている。ドルは株価の小幅な下落を横目で眺めつつ、「上値の重さを確認中」(外国銀)だという。

前日の海外市場では、中国経済の回復期待が高まるなか、ユーロの健闘が目立った。

ユーロは目下1.1327ドル付近で2週間ぶり高値圏。前日は1.1245ドルから1.1345ドルまで上昇し、6月23日以来の高値をつけた。

ユーロについて市場では「6月は1.12ドル台を中心に足踏みが続いたが、レンジを上抜けする期待も出てきている。1.13ドル台に定着できれば、目線がさらに上向きになるだろう」(前出の外国銀)。

9日には、欧州財務相が7500億ユーロの新型コロナウィルス復興基金案について話し合う予定だ。

欧州連合(EU)のミシェル大統領は、欧州委員会が提案した1兆1000億ユーロ規模の2021─27年度予算案について、若干の規模縮小を各国首脳に提案する見通しだと、EU高官が2日、匿名を条件に述べた。

同提案は、オランダなど財政面で保守的な北欧諸国の復興基金案に対する反対姿勢を軟化させる狙いがあるという。

<07:38> ドル106.80─107.80円の見通し、強弱材料の綱引き

ドル/円は107.38円付近、ユーロ/ドルは1.1310ドル付近、ユーロ/円は121.42円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が106.80―107.80円、ユーロ/ドルが1.1250─1.1350ドル、ユーロ/円が121.00―122.00円とみられている。

前日のニューヨーク外為市場では中国人民元が対ドルで上昇し、昨年12月以来の大幅な伸びとなった。中国経済の力強い回復への期待が高まってリスク資産が買われたほか、米経済指標を好感して安全資産需要が低下した。 市場では中国の景気回復観測が強まり、上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数が5年ぶり高値に上昇。オフショア人民元も3月17日以来の高値を付けた。

きょうの外為市場では「米中の経済回復という好材料と米国や世界各地での新型コロナ感染者の拡大という悪材料の綱引きとなりそうだ。ただ、今月に入ってドルの地合いは弱く、上値の重さは続きそうだ」(国内銀)との意見が出ていた。

米供給管理協会(ISM)が6日発表した6月の非製造業総合指数(NMI)は57.1となり、4カ月ぶりの高水準を付けた。前月から大幅に持ち直し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以前の水準に迫った。

他方、米国の新型コロナウイルス感染症による死者は6日、13万人を超えた。経済再開に向けた動きに伴い国内の感染者は急増し、300万人に迫っている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below