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〔マーケットアイ〕外為:ドル106円前半、7月31日のドル/円出来高が4カ月ぶり高水準

[東京 4日 ロイター] -

<11:27> ドル106円前半、7月31日のドル/円出来高が4カ月ぶり高水準

ドルは106.12円付近でこじっかり。

一時106.19円まで上昇したが、「前日は東京で106.44円、海外で106.47円と2度上値が抑えられ106円半ばを上抜けできなかった経緯もあり、上値追い機運は盛り上がっていない」(金融機関)という。

日銀によると、7月31日のドル/円スポット取引の出来高は90億5900万ドルと、期末と年度末が重なった3月31日(91億7500万ドル)以来の高水準となった。

31日にドルは104.19円から106.05円まで2円弱の幅で急伸したが、その背景には、月末がらみの国内勢のフローが相当程度の規模で流入したと言われていた。日銀のデータで、実際に取引が急拡大した裏付けがとれたことになる。

ただ、東京市場のスポットドル/円の1日平均出来高は7月は38億7300万ドルと、6月の43億9500万ドルに比べ小規模になっている。

<09:45> ドル106円前半、マネタリーベースは4カ月連続で過去最高

ドルは106.11円付近。仲値公示を控えて小じっかり。

ユーロは1.1753ドル付近。前日の海外市場で一時1.1695ドルまで下落したが、その後は切り返して、右肩上がりで上昇し、ユーロ/ドルでのユーロ反発/ドル反落が、ドル/円の上値を抑えた。

日銀がさきほど発表した7月末のマネタリーベース残高は576兆3027億円となり、4カ月連続で過去最高を更新した。新型コロナ対応特別オペの利用増や、国庫短期証券の買い入れ増で日銀当座預金の増勢が続いている。

マネタリーベースは、市中に出回っている現金と金融機関が日銀に預けている当座預金の合計値で、日銀が供給する通貨を表す。

「マネタリーベースが増えても、貨幣乗数が低迷し、民間非金融部門が保有するマネーストック(現金と預金の和)は一向に増えない。実体経済におけるマネーの巡りが滞るのは、超低金利政策の特徴であり、副作用でもある」(アナリスト)との意見が聞かれた。

一方で、超低金利政策下で日米金利差は縮小している。

JPモルガン市場調査本部は3日付のリポートで、「日米名目10年国債金利差は 1977年以来約43年ぶりの水準まで縮小。日米実質金利差もマイナス方向に急拡大しており、どちらもドル/円相場が時間をかけて大きく下落する可能性を示唆する」と指摘した。

<08:19> ユーロ1.17ドル半ば、独シーメンズが米治療機器メーカーを買収へ

ユーロは1.1757ドル付近で小幅安。

前日の海外市場では、独シーメンスに関連する買収報道が話題を呼んだ。

シーメンス・ヘルシニアーズは2日、放射線治療機器大手の米バリアン・メディカル・システムズを164億ドルで買収すると発表した。

親会社のシーメンスはバリアン買収に152億ユーロ(179億ドル)を融資する。ヘルシニアーズは年内に株主割当増資の1つであるライツイシューを実施し、融資の半分に代わり、買収資金を手当てする。シーメンスはヘルシニアーズの過半数株主の地位を維持する見通し。

市場では、「バリアン買収に伴うフローが、外為市場にダイレクトに流入するかどうかは別として、ユーロロングが膨れ上がっている現状では、こうしたニュースが投機筋にポジション調整を促すきっかけとなる可能性がある」(外為アナリスト)との指摘が聞かれた。

IMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組によると、枚数ベース(28日時点)で、円のネットロングは2万8507枚と前週の1万9307枚から増加し、ユーロのネットロングは15万7559枚と、前週の12万5047枚から増加した。

前日の外為市場では、セブン-イレブンが米マラソン・ペトロリアムから「スピードウェイ」を約2兆2176億円で買収することで合意したことが伝わり、「CTA(商品投資顧問)などによる仕掛け的なドル買い/円売りが誘発され、ドル/円が上振れした」(金融機関)。

ドルは現在106.03円付近。この日は海外の主要経済指標の発表予定がなく、ドルは早朝から小幅な値動きに終始している。

<07:53> ドル105.50─106.50円の見通し、106円軸に上下0.5円の値幅予想

ドル/円は106円付近、ユーロ/ドルは1.1761ドル付近、ユーロ/円は124.66円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が105.50―106.50円、ユーロ/ドルが1.1700─1.1800ドル、ユーロ/円が124.10―125.10円とみられている。

前日の海外市場では、米供給管理協会(ISM)の7月製造業景気指数が54.2と市場予想を上回り昨年3月以来の水準に上昇したが、ドル/円は数銭しか上昇しなかった。

「ISMはドルがニューヨーク市場の高値106.47円を付けた後に発表されている。市場は既に106円半ばからのレジスタンス(抵抗線)を意識し始めていたので、ドルの上昇余地が限定されたと考えられる」(外為アナリスト)という。

さらに、ISMで確認された米労働市場の弱さもドル/円の反応を鈍らせた可能性がある。

雇用指数は44.3と前月の42.1から改善したが、引き続き縮小傾向を示した。製造業部門の雇用は米中貿易戦争で新型ウイルス感染拡大前から減少していた。

きょうのドル/円は「前日のパターン、すなわち、106円半ばでは売りが出やすく、105円半ばでは買いが入りやすい環境を踏襲しそうだ」(前出のアナリスト)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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