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〔マーケットアイ〕外為:ドル106円前半、「8月の円高説」は時代錯誤との声も

[東京 20日 ロイター] -

<09:23> ドル106円前半、「8月の円高説」は時代錯誤との声も

ドルは106.13円付近で堅調な足取り。ユーロは1.1840ドル付近で軟調気味。 前日のニューヨーク市場では、7月分の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公開され、その中で多くの参加者が現在の環境下でイールドカーブ・コントロール(YCC)が正当化されないと判断したことが分かった。

これを受けて米長期金利が小幅に上昇し、米長期金利と相関性を高めているドル/円は106.15円付近まで買い戻された。

ドルの今後の見通しについて、FXプライムbyGMO、常務取締役の上田眞理人氏は「しばらくは105―107円のレンジ内に収まりそうだ。8月に円高が進みやすいとの説もあるが、今年は円の投機的ポジションに極端な偏りも見られないうえ、投資家の間でポートフォリオを組み換える動きもほとんど皆無だ」とし、「8月の円高説」が前提とするポジションの巻き戻しや組み換えに伴う円高リスクについて、懐疑的な見方を示した。

実際、IMMでは投機筋による円先物のネットロングが11日時点で2万7016枚と、ユーロのネットロング19万9751枚に比べ、かなり小ぶりなものとなっている。

市場では、ユーロのネットロングが長期的な平均水準から大幅に乖離していることから、ユーロロングの巻き戻し(ユーロ売り)リスクが警戒されている。

このため、8月の円高説がワークする経路として、ユーロロングの巻き戻しを受けたユーロ/円の下落が、ドル/円に波及するケースが最も現実的とみられる。

ただし、この場合にも、巻き戻し後にユーロロング再構築される可能性が大きく、ユーロ/円の下落がドル/円を継続的に下押しするリスクはむしろ限定的だ。

<07:55>ドル105.50─106.50円の見通し、106円挟んだもみ合いの公算大

ドル/円は105.99円付近、ユーロ/ドルは1.1853ドル付近、ユーロ/円は125.59円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が105.50―106.50円、ユーロ/ドルが1.1800─1.1900ドル、ユーロ/円が125.10―126.10円とみられている。

前日のニューヨーク市場では、ユーロや英ポンドなど、このところ上昇していた欧州通貨に調整売りが入り、ドルが買い戻される展開となった。

ドル買い戻しの背景として、米連邦準備理事会(FRB)が19日に公表した7月28―29日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、イールドカーブ・コントロール(YCC)について、現時点で否定的な見解が示されたことが分かり、米長期金利が若干上昇したこともあるという。

さらに、前週キャンセルされた米中の第一段階合意の履行状況を検証するオンライン会議が、近い将来開催される計画があるとの報道も、ドル買い戻しに寄与したという。

ただ、こうした要因は後付け的との指摘も上がっている。

「ユーロや英ポンドなど急ピッチで上昇していた欧州通貨に利益確定や持ち高調整が入ったことで、間接的にドルが持ち上げられた。ただ、ユーロなどはいったん調整しても、根強い先高観がある」(外為アナリスト)。このため、ドルがきょう、一方的に上昇する余地はさほど大きくないという。

この日は、米国時間に新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀景況指数の発表が予定され、関心が寄せられている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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