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〔マーケットアイ〕外為:ドル105円半ば、FRBのB/Sが約2カ月ぶりに7兆ドル台回復

[東京 21日 ロイター] -

<14:20> ドル105円半ば、FRBのB/Sが約2カ月ぶりに7兆ドル台回復

ドルは105.57円付近。週末を控えた調整売り等に押され、じり安の展開となっている。

米連邦準備理事会(FRB)が20日に公表したデータによると、FRBのバランスシート(B/S、総資産残高)は19日時点で7兆0106億ドルと、7月1日以来、久々に7兆ドルを回復した。

3月3日の緊急利下げから始まった今回の米金融緩和局面で、FRBはB/Sを緩和以前の4.1兆ドル台から6月初旬の7.1兆ドル台へと、約3兆ドルの規模で拡大した。7月初旬からは、マネーマーケットの安定回復に合わせてレポオペによる資金供給を圧縮したため、B/Sは6.9兆ドル台に低下していた。

しかし、最近では、米国債保有残高(19日時点で4.34兆ドル)や住宅ローン担保債券(MBS)保有残高(同1.98兆ドル)の伸びが続いているほか、コロナ危機をきっかけに導入または再開された流動性ファシリティの残高増により、B/Sは再び7兆ドルを上回る結果となっている。

市場では「FRBが米国債の保有を増やし続けてくれる限り、国債の供給過多による悪い金利上昇は起こりにくい」(国内銀)との声が聞かれる。

ドル/円と相関を高めている米10年国債利回りは、現在0.6574/58%の気配で、13日につけた直近の高値0.727%からは低下している。

<12:07> 正午のドルは105円後半、週末控えたポジション調整に終始

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点(105.79/82円)に比べ、若干ドル安/円高の105.64/66円。

ドルは早朝に付けた高値105.81円から一時105.63円まで下落した。仲値通過後は週末を控えたポジション調整の売買が中心となり、方向感に乏しい展開となった。

ユーロ/円は高値125.54円から125.36円まで下押ししたが、ユーロ/ドルが1.18ドル後半で底堅いこともあり、ユーロ/円の下値リスクは限定的とみられる。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は来週27日、カンザスシティー地区連銀開催の年次経済シンポジウムで、FRBによる金融政策の枠組み見直しについて講演する。講演は米東部時間27日午前9時10分(日本時間午後10時10分)から始まる予定。

金融政策の枠組みを巡ってFRBは過去に何度も議論しているが、要点は、物価指数がインフレターゲットの2%を上回っても、直ちに金融緩和の停止や引き締めを実施しないというもの。

<10:25> ドル105円後半、来週のジャクソンホール会議はライブ配信

ドルは105.68円付近。

早朝一時106.81円を付けた後、一旦弱含んだが、仲値公示を挟んで105.75円まで上昇した。足元では実需のフローが一巡したもようで、様子見となっている。

来週は、米ワイオミング州のジャクソンホールで、テレビ会議方式で経済シンポジウムが行われる予定で、市場参加者は関心を寄せている。

テレビ会議は8月27─28日に「今後10年の進路:金融政策にとっての意義(Navigating the Decade Ahead: Implications for Monetary Policy)」というテーマで開かれる。 カンザスシティー地区連銀によると、シンポジウムには、各国の中銀首脳や米連邦準備理事会(FRB)当局者、研究者や民間部門の一部エコノミストなどが参加し、一般向けにライブでストリーミング配信されるという。

「ドル/円は米金利動向に敏感になっているので、FRB幹部の発言に注目している」(証券会社)という。

<09:13> ドル105円後半、米長期金利は下げ渋り

ドルは105.73円付近。ドルは早朝の高値105.81円から一時105.63まで下落した。

前日発表された米経済指標がいずれも弱かったことで、米長期金利は0.6%台前半まで低下したが、現在は下げ渋っている。

米10年国債利回りは現在0.6560%付近。前日ニューヨーク17時02分時点には0.6525%だった。

ユーロは1.1870ドル付近で堅調。前日は一旦1.18025ドル付近まで下方調整したが、反発して海外市場の取引を終えたため、この日のユーロのセンチメントは良好だ。

米労働省が20日発表した15日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は110万6000件と、前週の97万1000件(上方改定)から増加し、再び100万件を超えた。増加は3週ぶりで、労働市場の回復の鈍さが浮き彫りになった。

ロイターがまとめたエコノミスト予想では92万5000件への減少が見込まれていた。4週間移動平均では117万5750件だった。前週は米国で新型コロナウイルスの流行が始まってから初めて100万件を下回った。

<08:03> ドル105.30─106.30円の見通し、弱い米指標で上値は限定的

ドル/円は105.74円付近、ユーロ/ドルは1.1866ドル付近、ユーロ/円は125.48円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が105.30―106.30円、ユーロ/ドルが1.1810─1.1910ドル、ユーロ/円が125.00―126.00円。

前日の海外市場では、弱い米経済指標を受けて米長期金利が反落し、ドルは東京市場で付けた高値106.21円から105.74円まで0.5円ほど下落した。

これにより「19日のFOMCの議事要旨でYCCに否定的な見解が示されたことで上昇していたドルは、一気に上昇分を返上することになった。足元ではドル買いが一巡した感が強く、上値追いには慎重にならざるを得ない」(外為アナリスト)と見方が聞かれた。

米フィラデルフィア地区連銀が20日発表した8月の連銀業況指数は17.2と、7月の24.1から低下した。低下は2カ月連続で、ロイターがまとめたエコノミスト予想(21.0)も下回った。

8月15日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)が110万6000件と、前週の97万1000件(上方改定)から増加し、再び100万件を超え、米労働市場の持ち直しには時間を要することが示唆された

海外市場では、米司法省が20日、元米大統領首席戦略官のスティーブ・バノン容疑者を詐欺の疑いで逮捕・起訴したと明らかにしたことが話題を集めた。

バノン氏は2016年大統領選挙でのトランプ氏勝利の立役者。トランプ氏が公約に掲げた、メキシコからの不法移民を防ぐ国境の壁建設のために集めた資金をだまし取ったという。

一方、ユーロはニューヨーク市場で実需筋とみられる大きめの売りが流入したとされ、一時1.1803ドル付近まで急落したが、その後は短期筋のショートカバーにより持ち直し、現在に至っている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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