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〔マーケットアイ〕外為:ドル106円付近、FRB議長の講演待ち

[東京 25日 ロイター] -

<09:10> ドル106円付近、FRB議長の講演待ち

ドルは106円を挟んで上下数銭の小幅な値動きとなっているが、株高もあり底堅さを維持している。ユーロは125円付近で小動き。

外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がカンザスシティー地区連銀主催の経済シンポジウム初日(27日)に行う講演に関心が集まっている。

パウエル議長はFRBが約2年に渡り検討してきた金融政策の枠組みの見直しについて話す予定だ。具体的には、物価目標を平均値方式に移行させることに対するFRBの見解が示される。

平均値方式の物価目標であれば、FRBが物価目標を下回った期間を埋め合わせるための物価上振れを容認することが可能となり、物価が目標値を上回って上昇しても直ちに引き締めを行う必要がなくなる。

「議長の講演はテクニカルなイシューということで、つい最近まで関心が持たれていなかったが、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の前に、今後の金融政策のかじ取りについて何らかのヒントを得たいというムードが高まっている」(FX会社)という。

実際、米国債券市場では、経済回復を促進する追加策が示されるとの思惑さえ浮上している。

<07:45>ドル105.50─106.50円の見通し、リスク選好でも円売りには慎重

ドル/円は105.97円付近、ユーロ/ドルは1.1794ドル付近、ユーロ/円は124.96円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が105.50―106.50円、ユーロ/ドルが1.1740─1.1840ドル、ユーロ/円が124.50―125.50円とみられている。

前日の米国市場では、S&P総合500種指数とナスダック総合指数が前営業日に続き、終値で最高値を更新し、ダウ平均株価も大幅高になった。これを受けて外為市場ではリスク選好ムードが広がり、ドル/円は106円ちょうど付近まで上昇した。

米国株上昇の背景は、米食品医薬品局(FDA)が前日、新型コロナ感染症から回復した人の血漿(けっしょう)を使った治療法の緊急使用を許可したことなどがある。

ただ、週後半に金融政策の枠組み見直しに関するパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演予定もあり、ニューヨーク市場の終盤には様子見ムードが広がり、円売りも失速した。

この日は、「欧米の株高を受けて日本株の上昇が見込まれるため、ドル/円は底堅いだろう。ただ、クロス円ではさほど円安が進んでいないため、リスク選好地合いの割には、それほど円安にならない環境をイメージしている」(外為アナリスト)との声が出ていた。

さらに、米長期金利の低迷もドル/円の浮揚力を抑制しそうだという。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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