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〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは105円前半、約3週ぶり安値に下落

[東京 16日 ロイター] -

<12:03> 正午のドルは105円前半、約3週ぶり安値に下落

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点(105.43/45円)に比べ、ドル安/円高の105.28/30円。

午前の取引でドルは一時105.26円まで下落し、8月28日以来、約3週間ぶりの安値を付けた。

ドル安の直接的な原因は、菅新内閣の発足に向けて株高/円安を見込んでポジションを構築していた一部の投機筋が、「思ったほど株高にも円安にもならないため、ポジションの巻き戻したこと」(FX会社)にあるという。

このほかにも、きょう予定される米連邦公開市場委員会(FOMC)やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見を控えてポジション調整のドル売りが出た可能性もある。

米中対立も改めて懸念されている。中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は16日付の論説記事で、米半導体大手エヌビディアによるソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングスの買収は「憂慮すべき」とし、世界の規制当局に慎重に承認の是非を検討するよう求めた。

<10:59> ドル一時105.26円まで下落、約3週間ぶり安値

ドルは一時105.26円まで下落し、前日ニューヨーク市場の安値を下抜け、8月28日以来、約3週間ぶり安値を付けた。現在も午前の安値圏での取引となっている。

菅新内閣の発足に向けて株高/円安を見込んでいた一部の投機筋によるポジションの巻き戻しが、この日のドル安/円高の直接的な背景だという。

目先の下値めどは105.20円と105.10円だが、それらを下回ると105円を割り込むエネルギーが蓄積され、円高リスクが高まるとみられる。

ユーロ/円の上値の重さも、ドル/円の反発余地を狭めている。

ユーロ/円は124.66円付近で、朝方の高値124.93円から下落した。

ユーロ/ドルは1.1843ドル付近。前日は高値1.19ドルを付けたが、利益確定売りを受けてまもなく反落した。

この日は、米連邦公開市場委員会(FOMC)とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見が予定される。「パウエル議長がフォワードガイダンスの強化について具体的に言及すれば、それなりの反応はあると思うが、大きな波乱は予想していない」(証券会社)との意見が聞かれた。

<09:47>ドル105円前半、ご祝儀なしに失望感 新内閣がアベノミクス継承でも

ドルは105.35円付近。前日からの流れを引き継いで円高地合いとなるなか、ドルは一時105.26円まで下落した。ユーロは124.93円から124.54円まで下落した。

FXプライムbyGMO・常務取締役の上田眞理人氏は昨日からの円高について、「菅新政権がアベノミクスを継承するとの見方から、ご祝儀的な株高/円安を期待した投機筋が、実際にそうした反応ないので、とりあえずポジションを巻き戻している」と指摘した。

ユーロは1.1832ドル付近。昨日1.19ドルちょうどまで上昇したが、利益確定売りに押された。

「ユーロは1.18ドル、ドル/円は105円ちょうどと、両通貨ペアともクリティカルなポイントに近づいている。ユーロが1.18ドルを割り込んだ際には、ユーロロングの巻き戻しがいったん入りそうだ。ロングの圧縮を受けたユーロ安はユーロ/円にも波及し、対ドルでも円高が進行するだろう」と上田氏はみている。

こうしたユーロ安の流れに、英ポンド安が加われば、クロス円での円高進行は大幅になる余地がある。

英ポンド/円は現在135.73円付近。早朝の高値135.89円付近から一時135.57円まで下落した。

<08:47> ドル105円前半、クロス円の動向次第でレンジブレイクも

ドルは105.37円付近でじり安だが、目先は8月19日の安値105.10円がサポートとして意識されている。前日の海外市場で円高の流れが広がったことで、円が全般に強含みとなっている。ユーロは124.78円付近で同じくじり安。

「昨日は調整含みだったユーロ/ドルやユーロ/円がきょうは持ち直すかどうか重要なポイントだ」(外為アナリスト)とみられる。

クロス円が続落すれば「過去2カ月間ほど105―106円台で定着していたドル/円が、レンジを下にブレイクする可能性も浮上する」(同)という。

市場では、米中対立が再び話題にのぼっている。

世界貿易機関(WTO)の第一審にあたる紛争処理小委員会は15日、米国が2018年に中国製品に課した関税措置は国際貿易ルールに違反しているとの判断を示した。

ただパネルは、米国の措置のみを検証し、米国がWTOに訴えなかった中国の報復措置については検証していない。

ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は、WTOが中国の「不正行為」に対する救済策を提供していないとして、WTOの判断に反発。「WTOは中国の有害な慣習をやめさせるに当たり完全に無力だ。今回のパネルの報告書で、トランプ政権がこれまでの4年間に主張してきたことが裏付けられた」とした。

中国商務省は、米国がWTOの判断を尊重し、多国間貿易システムを維持するために現実的な行動を取ることを望むとした。

一方、米司法省は15日に出した声明で、「中国政府と関係があるコンピューター不正侵入に関連した訴追および逮捕」について発表する予定だと明らかにした。 ジェフリー・ローゼン司法副長官、デービッド・ボウディッチ連邦捜査局(FBI)副長官などが米東部時間16日午前11時(日本時間17日午前0時)に記者会見を開き、発表を行うとした。他の詳細は明らかになっていない。

<07:55> ドル105.00─106.00円の見通し、FOMC控え動きづらい

ドル/円は105.41円付近、ユーロ/ドルは1.1848ドル付近、ユーロ/円は124.93円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が105.00―106.00円、ユーロ/ドルが1.1800─1.1900ドル、ユーロ/円が124.50―125.50円とみられている。

前日のニューヨーク市場では、株価がまだ不安定な中でドル安地合いが続き、ドルは一時105.30円付近まで下落した。

米連邦公開市場委員会(FOMC)では、コロナ禍の影響を受けている米経済を支えるためにハト派姿勢が堅持され、米国でゼロ金利政策や無制限の量的緩和が長期化するとの思惑がドルの上値を抑えた。

ただ、ドルは105円を割り込むには至らず、「8月19日の安値105.10円や28日の安値105.20円がサポートとして意識されている」(外為アナリスト)という。

東京市場ではFOMCを控えて値幅が出にくいとみられるが、日本時間17日未明に判明するFOMCの結果で「サプライズがあれば、(ドル/円で)0.7―0.8円程度の急変動もあり得る」(同)とみられ、イベント後の値動きは警戒されている。

FOMCで発表されるメンバーの経済見通しでは、2023年の利上げ予想が示されるかどうかに関心が寄せられている。利上げ予想が示されれば、ドルの下支え要因となるとみられる。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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