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〔マーケットアイ〕外為:IMMで投機筋のユーロロングが増加、各国中銀はユーロ高けん制

[東京 28日 ロイター] -

<08:20> IMMで投機筋のユーロロングが増加、各国銀はユーロ高けん制

ユーロは1.1634ドル付近。25日のニューヨーク市場で一時1.1612ドル付近まで下落し、7月24日以来2カ月ぶり安値をつけた。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組によると、ユーロのネットロングは22日時点で19万0822枚と、前週の17万8576枚から増加した。

ユーロロングは8月25日に過去最大の21万1752枚まで膨らんだあと、減少傾向だったが、今回は約1カ月ぶりの増加となった。

市場では「今回の計測時点は22日なので、その後のユーロ安に鑑みれば、ユーロロングが足元では減少している可能性が高い」(アナリスト)との声が聞かれる。

一方で、「1カ月前に(ユーロロングの)ピークを付けた後のロングの圧縮は、基本的に利益確定売りを反映したものであり、ユーロロングは、中長期的にまだ拡大する余地がある」(FX会社)との見方も出ている。

こうしたなかで、ユーロ圏の各国中銀はユーロ高けん制に忙しい。

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビスコ・イタリア銀行(中銀)総裁は27日、ユーロ上昇は懸念要因であり、ECBのインフレ目標の達成を一段と阻害するようであれば、確実に対応するとの認識を示した。

市場筋によれば、デコス・スペイン中銀総裁も前週末に同様のユーロ高けん制を行ったという。

<07:42> ドル105.10─106.10円の見通し、月末のフローを注視

ドル/円は105.57円付近、ユーロ/ドルは1.1634ドル付近、ユーロ/円は122.81円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が105.10―106.10円、ユーロ/ドルが1.1590─1.1690ドル、ユーロ/円が122.30―123.30円とみられている。

25日のニューヨーク市場では、ドルが全面高となった、ユーロが2カ月ぶり安値まで下落したほか、コモディティー相場も軟調で、対資源国通貨に対してもドル高が目立った。

米商務省が25日発表した8月の耐久財受注統計は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比1.8%増と、市場予想の0.5%増を上回った。ただ、8月全体の耐久財受注は前月比0.4%増と、7月の11.7%増加から大幅に鈍化した。

この日は、月末応当日で、きょう約定された取引の受け渡しは30日となる。

「仲値にかけては輸入企業によるドル買いがどのくらい出るかが焦点。ただ、仲値後は輸出企業のドル売りが活発化するケースもあり、実需の動向からは目が離せない」(外為アナリスト)という。

一方、最近のドル高傾向については、「米国にまつわる好材料ではなく、ユーロや英ポンドなどの欧州通貨を巡る弱材料で上昇している面が強い」(同)とされ、ドル高の持続可能性を不安視する声も聞かれる。

さらに、25日のニューヨーク市場では、米長期金利が低下し、ドル高の勢いが削がれる場面が見られたため、この日も引き続き米長期金利の動向が注目されている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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