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〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは105円後半で伸び悩み、下押しはせず

[東京 6日 ロイター] -

<12:12> 正午のドルは105円後半で伸び悩み、下押しはせず

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点(105.72/75円)に比べ、若干ドル安/円高の105.66/68円。

ドルは早朝の取引で一時105.78円と前日海外市場の高値105.79円に迫ったが、9月30日につけた105.80円の壁は上抜けできなかった。ただ、上値トライ失敗後も大幅な下押しはせず、ドルは一進一退の値動きとなった。

トランプ米大統領は日本時間の今朝退院し、ホワイトハウスに到着後に配信したビデオ・メッセージで新型コロナに「支配されるな、恐れるな」と述べたが、市場の反応は限定的だった。

前日、ドル/円の上昇をサポートしたユーロ/円は、午前の取引で124円半ばから後半で伸び悩む一方で、英ポンド/円は一時137.41円付近まで上昇し約1カ月ぶり高値をつけた。まちまちではあるものの、クロス円での円安はドル/円相場の下落余地を限定しているという。

<11:02> 英ポンド137円前半で1カ月ぶり高値、投機筋の買い戻しが主導

英ポンド/円は137.17円付近、一時137.41円付近まで上昇し、9月10日以来、約1カ月ぶり高値を付けた。投機筋を中心とする買い戻しが背景とみられる。

英ポンドについては、「相変わらず投機筋主導で、(一日に)1、2円程度の値幅がでやすく、乱高下しやすい通貨」(アナリスト)との認識が幅広い参加者の間で持たれている。

英国の経済指標に関しては、やや明るいデータもでている。

IHSマークイット/CIPSが5日に発表した英国の9月のサービス部門(小売業者は含まず)購買担当者景気指数(PMI)改定値は56.1となり、5年ぶりの高水準となった8月の58.8から低下した。ただ、速報値の55.1からは上方改定された。

IHSマークイットのエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「政府の飲食店支援制度『Eat Out to Help Out』が終了しているにもかかわらず、英サービス部門は9月に底堅さを見せた」と指摘した。

金融政策面では、英中銀がマイナス金利導入を前向きに検討していることもあり、「金利面からの英ポンド買いは難しい」(FX)会社という。

イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のハスケル委員は5日、経済の下振れリスクを指摘し、マイナス金利導入によるメリットはあるとしたが、明確な結論を出すには早過ぎるとも述べた。

<09:31> ドル105円後半、トランプ大統領のビデオメッセージには反応薄

ドルは105.66円付近。午前8時ごろに高値105.78円をつけた後はじり安となっている。前日海外市場でも105.79円で高値に反落しており、目先は105.80円がレジスタンスとなっているもようだ。

トランプ大統領は日本時間の今朝退院し、ホワイトハウスに到着後に配信したビデオ・メッセージで新型コロナに「支配されるな、恐れるな」と述べたが、市場の反応は限定的だった。

市場では「トランプ氏にはステロイドが投与され、治療も道半ばのようだ。不確実性が後退したとは言えない。早期退院が裏目にでなければよいが」(外国銀)との声が聞かれた。

医師団によると、大統領は2日に酸素吸入を受け、「一時的な血中酸素濃度の低下」により3日にステロイド薬デキサメタゾンの使用を開始した。 当面は使用を続ける計画だが、デキサメタゾンの投与で重症患者の死亡率低下が示されて一方、ウイルスに対する免疫を抑制する可能性があり、米感染症学会は軽症患者には使用しないよう呼び掛けている。

ユーロ/円は124.64円付近で堅調。対ドルでは1.1792ドル付近で今朝の高値圏。

前日の海外市場ではユーロ/円を中心に、クロス円の大幅高がドル/円の上昇を支援した。この日もクロス円が底堅く推移すれば、ドル/円の下げ余地は限定的とみられる。

ユーロ圏財務相会合のドナフー議長は5日、新型コロナの世界的感染拡大以降、ユーロが上昇していることについて、パンデミックを受けた景気低迷に対するユーロ圏の力強い対応が一因との認識を示した。

ユーロを巡っては欧州中央銀行(ECB)幹部によるユーロ高けん制が引き続き警戒されているが、ドナフー議長の発言は、ユーロ買い警戒感をやや後退させた。

<08:17> ドル105円後半、退院したトランプ氏の容体に半信半疑

ドルは105.74円付近。早朝の高値は105.78円だった。前日海外市場では105.79円まで買い進まれた。

ドル/円上昇の背景にはトランプ米大統領の早期退院や米追加経済対策協議の進展への期待、それらを受けた株高と米長期金利の上昇がある。

トランプ米大統領は5日、新型コロナウイルス感染により入院していたワシントン郊外の米軍医療施設を退院し、ホワイトハウスに戻った。

市場では、早期に退院したトランプ氏の容体について「半信半疑」(証券会社)の参加者が多く、「後遺症や今後の職務執行能力について、心配が残る」(同)との意見が出ていた。

きょうのドルの伸びしろについて、「きのうは9月30日につけた高値105.80円が意識され、その手前で折り返した。目先は106円台までストップ(損失確定の買いオーダー)がないもようで、105.80円を上抜けても、それほど上昇にはずみがつかないだろう」(外為アナリスト)との見方が出ていた。きょうの東京市場でのドル上昇があったとしても、そのペースは慎重なものとなりそうだ。

米10年国債利回りは5日、0.6990%から0.7830%まで上昇し、ドル買い/円売りをサポートした。現在は0.7784%付近。

長期金利上昇の背景は、新型コロナウイルス追加経済対策が11月の大統領選挙前に策定される可能性があるとの期待が広がったことや、米供給管理協会(ISM)の9月の非製造業総合指数(NMI)が改善したことに加え、トランプ大統領の退院に関する報道などがある。

新型ウイルス追加経済対策を巡っては、ペロシ下院議長とムニューシン財務長官が約1時間にわたり電話で協議。協議は6日も継続される。メドウズ米大統領首席補佐官は、合意の可能性はまだ残されていると述べた。

エバーコアISI(ニューヨーク)の債券ストラテジスト、スタン・シップリー氏は「協議に進展が見られているようだ。大統領選前に議会を通過する確率は五分五分だが、間に合わなかったとしても、選挙後に実施される」と述べた。

<07:42> ドル105.20─106.20円の見通し、リスク選好の円売り続くか

ドル/円は105.77円付近、ユーロ/ドルは1.1787ドル付近、ユーロ/円は124.68円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が105.20―106.20円、ユーロ/ドルが1.1730─1.1830ドル、ユーロ/円が124.10―125.10円とみられている。

海外市場では、トランプ米大統領の早期退院や米追加経済対策協議の進展への期待を背景に、リスク回避の円売りが先行し、ドル/円は一時105.79円と9月30日以来の高値を付けた。

米国株や米長期金利が大幅に上昇したことも、ドル買い/円売りの追い風となった。

ただ、ドルは円以外の通貨に対しては軟調だった。

結果的に、ユーロ/円を中心として、クロス円相場が大幅高となった。ユーロは前日123円半ばから124円後半まで1円以上の幅で上昇した。

「リスク選好の円売りがどこまで続くかがきょうの焦点だ。トランプ大統領の退院については、不自然な部分があり、気になる。(早期退院については)大統領選を1カ月後に控えて、本人の焦りもあるのだろう。きょうはリスクオンながらも、警戒を解けないという流れになりそうだ」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

トランプ米大統領は先ほど退院した。

この日は日本時間の午後零時半に豪中銀理事会(金利発表)が予定されるほか、海外時間には、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が「欧州安定メカニズム(ESM)」創設10周年を記念するイベントで討論会に参加する。また、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が全米企業エコノミスト協会(NABE)のオンライン年次会合で講演する。演目は “Global Reset? Economics, Business and Policy in the Pandemic”。

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