for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは105円半ば、人民元は急落後に反発

[東京 12日 ロイター] -

<12:03> 正午のドルは105円半ば、人民元は急落後に反発

正午のドル/円は、9日ニューヨーク市場午後5時時点(105.59/62円)に比べわずかにドル安/円高の105.52/54円。

ドルは早朝105.82円と、上方向に窓を開けてアジア・オセアニア市場の取引を開始したが、上昇に弾みはつかず、その後はじわじわと売られた。

ドル安の背景には、米国の追加経済対策で合意が得られるとの楽観的な見方でリスク選好度が改善し、リスク回避から買われていたドルが売り戻されていることや、対人民元での最近のドル安傾向などがあるという。

オフショア人民元は現在1ドル=6.7195元付近。朝方6.7390元付近まで急落したが、切り返して反発した。オフショア人民元は9日に一時1ドル=6.6788元と昨年4月以来の高値をつけている。

人民元がけさ一時的に売られた理由について、中国人民銀行(中央銀行)が10日、金融機関が外国為替市場でフォワード取引を行う際の法定準備金を12日から撤廃すると発表したことが嫌気された、との指摘があった。 従来は前月のフォワード取引の決済額の20%を外為関連リスクの準備金として計上することが義務付けられていた。

<10:43> ドル105円後半、先物では円とユーロのロングが縮小

ドルは105.61円付近で一時105.55円まで下落した。仲値を経て軟調気味となっている。

米商品先物取引委員会(CFTC)が9日に公表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(10月6日時点)では、円ロング(買い持ち)が前週の2万4789枚から、2万1102枚へ、ユーロロングは前週の18万8116枚から、17万4308枚へとそれぞれ小幅に縮小している。

だだし、円ロングの規模は3月以降2―3万枚台でほぼ横ばいとなっており、投機筋の円に対する興味は依然低迷したままだ。

他方、ユーロロングは8月25日に過去最大の21万1752枚に達した後、9月15日に17万8576枚まで減少し、いったん19万枚台まで切り返して増加したが、10月6日には再び17万台まで落ちている。

ユーロロング縮小の背景は、欧州中央銀行(ECB)高官らがユーロ高けん制を繰り返していることがある。

ただ、「(8月の)過去最大級のユーロロングから、現在に至るまでのロングの縮小は、利益確定売りが先導した面が大きい。ファンド勢などの投機筋も、ユーロロングで負けた(損失を被った)経験がないので、隙あらばユーロ買いに動きたいと思っているはずだ」(FX会社)との意見が聞かれた。

ユーロは現在1.1820ドル付近。9日のニューヨーク終盤に比べ、若干のユーロ安水準での取引となっている。

<08:42> ドル105円後半、人民元高がもたらすドル安を警戒

ドルは105.65円付近。

早朝の市場でドルは105.82円と、9日ニューヨーク終盤から上方向に窓を開けて取引を開始したが、上昇は続かなかった。

市場では、米追加経済対策を巡る協議の行方に加え、9日の東京市場でのドル売りを誘発した人民元高の行方に関心が注がれている。

「人民元高がきょうも続くようであれば、ドルが対ユーロや円で売られるという9日のパターンを踏襲しそうだ」(外国銀)と警戒されている。

オフショア人民元は現在1ドル=6.73元後半。9日に付けた昨年4月以来の高値6.6788元から下落している。

オンショア人民元は9日、1ドル=6.7300元で取引を開始した後、昨年4月以来の高値となる6.6929元まで上昇した。

人民元高の直接の原因は、中国人民銀行(中央銀行)が同日、人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.7796元と人民元高に設定したこと。

9日の東京市場では、対ドル基準値が人民元高に設定された直後に、ユーロ/ドルは上昇、ドル/円は下げ幅を拡大するなど、幅広い通貨でドル安が進行した。

オンショア人民元はきょうはまだ取引されていない。

中国経済の回復継続を示す指標も市場心理を支えた。 財新/マークイットが発表した9月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は54.8で、前月から上昇した。

市場では「米大統領選でバイデン候補が優勢との報道を受けて、米中関係が改善するとの期待感もあり、人民元買いを支援している」(アナリスト)との声も聞かれた。

デーリーFXのストラテジスト、マーガレット・ヤン氏は9日、ロイターに対して「ただ、この上昇が持続するかどうかは分からない。米国の選挙が近づいており、今後は政治的不透明感がかなり強くなる可能性があるからだ」と述べている。

<07:56> ドル105.30─106.10円の見通し、リスク選好下のドル売り

ドル/円は105.63円付近、ユーロ/ドルは1.1816ドル付近、ユーロ/円は124.86円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が105.30―106.10円、ユーロ/ドルが1.1770─1.1850ドル、ユーロ/円が124.50―125.30円とみられている。

12日のアジア・オセアニア市場で、ドルは105.82円付近と、9日のニューヨーク市場終値(105.59/62円)から上方向に窓を開けて取引が始まった。

この背景について「米追加経済対策に対する期待感の継続や、週末にトランプ氏の不規則発言や体調悪化などの悪材料が出なかったことで、安ど感から買い戻した参加者がいるのではないか」(外為アナリスト)との見方が出ていた。

ただ、この日の米国は休日で、外為市場や一部の債券市場が休場となるため、「方向感が出にくく、105円台後半でのもみ合いとなる可能性が高い」(同)という。

9日の海外市場では、ドルが人民元高をきっかけに売られた流れを引き継ぎ、一時105.58円と3日ぶりの安値を付けた。

ホワイトハウスによると、ムニューシン米財務長官は9日、ペロシ米下院議長との電話協議で1兆8000億ドル規模の新たな対策案を提示した。ただ、同議長の報道官によると、新提案は包括性を欠く内容だったという。

ホワイトハウスの新たな対策案は従来の1兆6000億ドル規模を上回り、米下院が可決した2兆2000億ドルの経済対策に近づいている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up