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〔マーケットアイ〕外為:ドル105円半ば、手掛かり材料は人民元から欧州通貨へ

[東京 14日 ロイター] -

<09:15> ドル105円半ば、手掛かり材料は人民元から欧州通貨へ

ドルは105.47円付近で小動き。

前日の海外市場では、ユーロや英ポンドなどの欧州通貨が下落する中で、ドルと円の強さが目立った。ドル/円では、両通貨の「力くらべ」となり、ドルの力が円をやや上回ったため、ドル/円は小幅高となった。

一方、先週末から注目を集め、ドル相場を左右してきた人民元については、「昨日(の海外市場で)は全く話題にならなかった。足元では、人民元の話題性が低下する一方で、欧州通貨の動向に関心が向けられている」(外為アナリスト)との指摘が聞かれた。

ユーロは現在1.1744ドル付近。前日はアジア時間の高値1.1815ドル付近から、1.1730ドルまで大幅に下落し、約1週間ぶり安値を付けた。

ユーロを巡っては、独経済指標が予想外に悪かったことや、欧州地域での新型コロナウイルス感染の再拡大による景気下押し懸念などがあるほか、「このところのユーロ上昇は他力本願で、ドル安の裏で生じたものだったが、今は、他力本願の部分がはげ落ちてきている」(前出のアナリスト)という。

イタリアのコンテ首相は13日、コロナ感染再拡大を受け、集会、レストラン、スポーツ、学校活動に対する新たな制限措置を発表した。

スペインでは13日、初期診療を担う医師ら数百人によるストライキが行われた。同国の累計感染者は90万人に迫り、死者は3万3000人を超えている。

<07:49> ドル105.10─105.90円の見通し、欧州通貨安が再燃するかが焦点

ドル/円は105.47円付近、ユーロ/ドルは1.1745ドル付近、ユーロ/円は123.90円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が105.10―105.90円、ユーロ/ドルが1.1700─1.1800ドル、ユーロ/円が123.40―124.40円とみられている。

前日の海外市場では、株安でリスク回避ムードが広がり、円とドルが買われ、欧州通貨などが売られる流れとなった。

リスク回避地合いが広がった背景として、米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)を中断したことで、ワクチン開発を巡る不安が高まったことや、米追加経済対策を巡る不透明感が再び意識されたことなどがある。

欧州通貨の下落に関しては、「ドイツ欧州経済センター(ZEW)景気期待指数の予想外の低下や、スペインやイタリアでのコロナ感染再拡大、英国と欧州連合(EU)の通商協議に進捗がないことなどがある。きょうは欧州通貨売りが再燃するかが焦点となる」(外為アナリスト)という。

「ドル/円では、105円前半で押し目買い、105円後半では戻り売りが出やすい」(同)という。

また、前日の海外市場では、米長期金利が低下する中で、ドルがほぼ全面高になるという不自然な流れになったため、市場が再び米金利動向に着目すれば、ドル/円の上値は重くなりやすいとみられる。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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