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〔マーケットアイ〕外為:ドル104円前半、日銀総裁「金融緩和は家計にもプラス」

[東京 29日 ロイター] -

<16:19> ドル104円前半、日銀総裁「金融緩和は家計にもプラス」

ドルは104.33円付近で軟調。前日の欧州市場でドルは104.12円まで下落し約1カ月ぶり安値を付けており、引き続き下値警戒感が広がっている。

日銀の黒田東彦総裁は29日の金融政策決定会合後の記者会見で、一部の生命保険会社が、企業年金の運用利回りの引き下げを決定したことについて、金融緩和は家計にとってもプラスの影響があるとの認識を示した。

ドルは総裁の発言を挟んで弱含んでいるが、ドル安の背景は、総裁発言ではなく、米大統領選を巡る不透明感や欧米でのコロナ感染拡大とみられる。

第一生命保険は29日、長引く世界的な低金利環境を背景に、企業から預かる年金資金の運用で約束する予定利率を2021年10月に年1.25%から0.25%に下げると正式に発表した。企業年金保険の利率下げは19年ぶりとなる。

<14:25> ドル104円前半、米大統領選後の「政治の空白」を懸念

ドルは104.41円付近で小動き。ユーロは122.69付近で同じく小動き。

市場では米大統領選後の「政治の空白」を懸念する参加者が増えており、ドル買い意欲を削いでいるという。

主要6通貨に対するドルの強さを示すドル指数は現在93.378付近。

同指数は6月30日に高値97.802を付けた後、7月下旬から足元までは91―94台を推移し、水準を切り下げての取引となっている。

みずほ証券のチーフマーケットエコノミスト、上野泰也氏は「開票結果で勝敗が僅差の場合、負けている陣営からの要求で再集計に持ち込まれる州も出てくると予想される。したがって、一般投票が終わってから少なくとも数日間ないし数週間は、両陣営が勝利宣言を行って勝者が確定しない宙ぶらりんの時間帯が続くのではないか」と指摘した。

トランプ大統領は自らの負けは認めない姿勢を示しており、先月23日の記者会見では「連邦最高裁で決着がつくことになる」としている。

トランプ大統領は、大統領選を巡る訴訟でトランプ氏に有利になる判決を下すための決定的な一票を投じてくれると期待し、保守派のエイミー・コニー・バレット氏を米連邦最高裁判事として指名した。

<13:47> ユーロは122円後半、日銀決定会合は無風通過

ユーロは122.71円付近。きょうこれまでのレンジは122.55―122.89円と比較的小幅にとどまっている。

ユーロは前日122.19円付近まで下落し、7月17日以来約3カ月ぶり安値をつけた。「フランスやドイツのロックダウン(都市封鎖)の決定を受け、ユーロ圏の景気が2番底を打つ懸念が高まったことが背景にある」(外為アナリスト)という。

日銀は金融政策決定会合で、現行の金融緩和政策の継続を賛成多数で決定した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて打ち出した政策を継続し、企業などの資金繰り支援と金融市場の安定維持に努めるとした。市場は日銀の発表をほぼ無風で通過した。

「市場の関心はもっぱら欧米でのコロナ感染拡大が続くかや、米大統領選でどちらの候補が勝つかにある」(前出のアナリスト)とされ、日銀の金融政策や展望リポートは材料視されていないという。

きょうは欧州中央銀行(ECB)の理事会の結果発表とラガルド総裁の会見があり注目されている。

金融政策の現状維持との見方が大勢だが、一部の参加者の間では、主要国のロックダウンによる景気後退懸念から、きょうもしくは次回12月の会合での追加緩和策が導入されるとの見方も出ている。「足元の感染状況に鑑みて、(追加緩和が)12月では遅すぎるのではないか」(国内銀)との指摘も聞かれる。

ドルは104.43円付近。仲値にかけては実需の買いが先行しドル高気味となったが、仲値通過後は逆に実需の売りが先行して104.30円付近まで下押しした。

<12:01> 正午のドルは104円半ば、1カ月ぶり安値から反発

正午のドルは前日NY市場終盤から小幅高の104円半ば。海外市場でつけた1カ月ぶり安値から切り返したが、上値は限定的だった。

午前のドルは朝方の安値104.28円から104.50円までじり高。「104円台は国内大手投資家が買いに動くとの観測が根強い」(トレーダー)といい、これまでドルを売り込んだ向きの買い戻しが目立ったという。

ユーロも122円後半と3カ月半ぶり安値から反発。独仏のロックダウン(都市封鎖)で欧州中央銀行(ECB)が一段の追加緩和に踏み切るのではないか、との観測が急浮上してきたことが、下げ渋りにつながったという。

<09:40> 主要通貨の予想変動率急上昇、米選挙後の市場急変に警戒

通貨オプション市場で、主要通貨の1週間物の予想変動率(インプライド・ボラティリティ)が急上昇してきた。情勢が判明するとみられる投票翌日の4日まで1週間を切ったためで、投票日以降に市場が不安定化すると警戒する参加者が多いことを示している。

リフィニティブのデータによると、1週間物の買い気配値は英ポンド/ドルや豪ドル/ドルが11%台で、ユーロ/ドルとドル/円が10%台。ドル/円ではプットオプションとコールオプションの人気に格差が広がっており、円高進行に備える動きが優勢だ。

ドルは104円前半で小動き。アジア時間の米株先物は軟調地合いが続いている。

<07:57> ドル104.00─104.60円の見通し、円一段高に警戒

きょうの予想レンジはドル/円が104.00―104.60円、ユーロ/ドルが1.1700─1.1780ドル、ユーロ/円が121.90―122.80円付近。

リスクオフムードの下、海外市場では円とドルがともに上昇。結果的にクロス円の下げが大きくなり、ユーロは122円前半と3カ月半ぶり、豪ドルは73円前半と4カ月ぶり安値を更新した。

対ドルでも円は底堅く、ドルは一時104.12円まで下落。9月21日以来1カ月ぶり安値をつけたが、ドルも強含みとなったことでその後104円半ばまで反発。現在は104.30円付近で取引されている。

市場では「104円付近に国内投資家のドル買いが待ち構えている」(トレーダー)として、下げ渋りを期待する声もあるが、アジア株の崩れが大きくなれば、対ドルも含めて、円がさらに買われる可能性もある。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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