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〔マーケットアイ〕外為:ドル104円前半、「ブルーウェーブ」予想後退で米長期金利3週ぶり低水準

[東京 5日 ロイター] -

<14:19>ドル104円前半、「ブルーウェーブ」予想後退で米長期金利3週ぶり低水準

ドルは104.34円付近で小動き。仲値付近で一時104.22円まで下落したが、アジアの株式市場が総じて堅調なことなどで、103円台を試す機運は盛り上がっていないという。

米国債市場は、民主党が米大統領選挙と上下両院を制する「ブルーウェーブ」のシナリオが後退したことを織り込み始めている。

「ブルーウェーブが示唆する財政拡張が遠のき、米国債利回りのベアスティープニングの巻き戻しが足元ではまだ続いている」(外国銀)という。

トレードウェブによれば、米10年国債利回りは0.7395%付近と、前日ニューヨーク市場午後5時05分時点の0.7713%から大幅に低下し、10月16日以来3週間ぶりの低水準での取引となっている。

ただ、市場では米長期金利がこのまま低下し続けるとは限らないとの指摘も出ている。

「トランプ氏でもバイデン氏でも、財政拡大の基本路線にたいした違いはない。カーブ(利回り曲線)は徐々にスティープニングしていくだろう」(証券会社)という。

米財務省は2日、第4・四半期の政府借入額が6170億ドルになると発表。ブライアン・スミス副次官補は電子メールで4日、借入額は「1兆ドルの追加支援法案が承認されるという前提を反映している」と述べた。

また、「従来の方針に従い、財務省は引き続き資金調達手段を短期債から長期債にシフトさせていく。また、今後の米債入札におけるボラティリティーを抑制し、満期構成を管理する手段として長期債の発行を活用していく」と語った

一方で、オフショア人民元は、バイデン氏勝利を織り込みつつ、一時1ドル=6.61元後半と2018年7月以来の元高水準まで上昇した。現在は6.65元後半に反落している。

人民元高は「バイデン氏のほうが過度の対中強硬姿勢が和らぐ」(外為アナリスト)との見通しを反映したものだ。

米大統領選は4日開票が進み、民主党のバイデン前副大統領が、激戦のラストベルト(さびた工業地帯)の中西部ウィスコンシン州とミシガン州を制したもようだ。バイデン氏は会見し、勝利に近づいていると自信を示した。一方、トランプ大統領は、票の集計の停止を求めて法廷闘争に入り、票の再集計も求めている。

<12:24> 正午のドルは104円前半、中国人民元が2年3カ月ぶり高値

正午のドルは前日NY市場終盤から小幅安の104円前半。米国の選挙結果が依然明らかにならず「不確定要素が多いので市場のボラティリティーが上昇しやすく、うかつに動けない」(外銀)状況だという。

アジア市場で目立ったのは中国人民元の急速な切り返し。16年にトランプ氏が勝利したウィスコンシン州、ミシガン州をバイデン氏が奪回したもようとの報道を受け、トランプ氏の優位との見方から前日に売られた反動が強まったようだ。

人民元は一時6.63元台へ上昇。18年7月以来2年3カ月ぶり高値を更新した。

<09:37> ドル104円前半、「青い波」の退潮鮮明に

米10年債利回りは現在0.77%台。海外市場でつけた1週間ぶり低水準の0.75%台に再び接近してきた。市場では「民主党が大統領選と議会選を制するシナリオを描いていた参加者が、共和党の善戦で見方を修正せざるを得ない状況に追い込まれた」(証券)という。

開票が進む上院選は、共和党が多数を維持する見通しが強まってきた。事前の市場では、民主党が大統領選と議会選を制する「ブルーウエイブ」体制となれば、財政出動が一段と加速するとの見方から、米イールドカーブのベアスティープ化に賭ける動きが出ていた。

ドルは朝方の取引で104.26円まで下落した。しかし、米株式市場では民主党政権下で厳しい事業環境となる可能性があったハイテク株を中心に買いが殺到、ナスダック総合指数が3%超上昇したこともあり、円高も限定的となっている。

<08:02> ドル104.10─104.80円の見通し、早朝取引で英ポンド急落

きょうの予想レンジはドル/円が104.10―104.80円、ユーロ/ドルが1.1660─1.1760ドル、ユーロ/円が121.80―122.90円付近。

前日日中の乱高下を経て、主要通貨の多くは元の水準へ回帰。大接戦の米選挙に現時点で大きなテーマや方向性を見いだすことはできず、ドルは104円半ば、ユーロは1.17ドル前半で推移している。当面は結果にらみが続きそうだ。

一方、早朝取引で英ポンドが急落。英紙テレグラフは4日夜、イングランド銀行(英中銀)がマイナス金利の導入を検討しているもようだと伝えた。英中銀はきょう金融政策委員会を開く。

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