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〔マーケットアイ〕外為:ドル105円付近で軟調、人民元は2年4カ月ぶり元高水準へ回帰

[東京 11日 ロイター] -

<10:44> ドル105円付近で軟調、人民元は2年4カ月ぶり元高水準へ回帰

ドルは105.02円付近で軟調。

9日以降、約3週間ぶりの円安水準での取引が続く中、国内勢のドル売り需要が先行し、ドルの上値を抑えているもようだ。

オフショア人民元は現在1ドル=6.5929元と、2年4カ月ぶりの元高水準での取引となっている。人民元は9日のドル急騰のあおりで、一時6.77元台まで下落したが、現在は、元高トレンドに回帰している。

バイデン氏が米大統領選を制したとの認識が広がる中、米国の対中政策で強硬姿勢が和らぐとの思惑が、このところの元高の背景にある。

しかし、専門家によると、バイデン氏はトランプ氏よりも中国のハイテク企業の脅威に対してアプローチは慎重になるだろうが、トランプ氏の政策そのものを巻き戻す可能性は低いという。 ピーターソン国際経済研究所の調査研究員、マーティン・チョルゼンパ氏は、中国に対して既に取られてきた行動が少しでも後退すれば「米議会が大きく反発する」と述べた。

<09:12> ドル105円前半、投機筋の円ロング圧縮一段落 若干の円高に

ドルは105.20円付近。若干円高気味に推移している。

9日の外為市場では、米ファイザーなどが開発する新型コロナウイルスのワクチンに90%超の予防効果があると伝わり、世界の投資家のリスクセンチメントが大幅に改善し、欧米の株価が急騰した。これを受けドル/円は1日で約2%上昇した。

久々のドル/円の急騰について、市場では、「ファンド勢など円ロングを抱えていた主体が、一気にロングを手じまった」(外国銀)ことが原因だという。

実際、IMMの通貨先物では、3日時点で円のネット・ロング(買い持ち)が2万8098枚と、前週の1万7893枚から大幅に増加し、9月22日以来の高水準に達していた。

円ロングの積み上がりは、米大統領選の結果を巡る不透明感でリスク回避地合いが広がることを警戒した投機筋が、リスク回避時に買われやすい円の保有を増やしたことが背景だ。

その後、大統領選の結果を巡る混迷が続く中、投機筋の多くは円ロングを手放さずに様子を見ていたが、9日にコロナワクチンに関するポジティブなニュースが伝わったことで、一気に円ロングの巻き戻しが広がったという。

「円ロングは(現時点で)1万枚台の半ばから後半まで圧縮されているはずだ」(前出の外国銀)という。

今週後半のドル/円について、市場では、「火薬庫から火薬がなくなってしまった(高水準にあった円ロングが巻き戻された)ので、基本的に動きようがない」(邦銀)との声も聞かれる。

<07:44>ドル104.80─105.50円の見通し、ワクチン期待背景に高値もみ合いか

ドル/円は105.26円付近、ユーロ/ドルは1.1820ドル付近、ユーロ/円は124.39円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が104.80―105.50円、ユーロ/ドルが1.1780─1.1850ドル、ユーロ/円が124.00―125.00円。

前日のニューヨーク外為市場で、ドルは105円台前半と横ばいで推移。前日の大幅な上げが一服した。また、米国債市場では利回りが小幅に上昇し、根固めの動きが見られた。

米ファイザーなどが開発する新型コロナウイルスのワクチンに90%超の予防効果があると伝わり、コロナワクチンへの期待感が根強い。

ドルは9日のニューヨーク市場正午付近に一時105.64円まで上昇し、10月20日以来の高値を付けている。

市場では「(9日の)急激なドル買いは昨日までに一巡した。きょうはワクチン期待でドルを売りにくい一方で、米大統領選を巡る不透明感が続く中、ここからさらに踏み込んで買い進むことも難しそうだ」(国内銀)と、ドルの高値もみ合いを予想する声が聞かれた。

米国では大統領選を巡って、依然混乱が続いている。

ポンペオ米国務長官は10日、米大統領選の全ての「合法な」票が集計され次第、「トランプ政権2期目」が発足すると述べ、バイデン氏の勝利を認めない立場を示した。

米国の同盟国である英仏を含む外国の首脳は既に、大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン氏に祝意を表明しているが、トランプ氏は敗北を認めておらず、根拠を明確にせず選挙で不正があったと主張している。

全スポットレート(ロイターデータ)

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欧州スポットレート(同)

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